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遠山委員 政務官、次の質問は
文科省の
政府参考人に答えていただきますが、ここはちょっとわかりにくいんですよ。
つまり、次の質問は、宇宙航空研究開発
機構、
JAXAの主務
大臣は、現行では
文部科学大臣と総務
大臣で、今回の
改正で
総理と
経済産業大臣が追加されるんですね。そうすると、
JAXAの主務
大臣が、今まで二だったのが四にふえるわけです。当然、専門家の中で意見があるのは、
JAXAの
業務を一体的かつ戦略的にやろうとするならば、二を四にするんじゃなくて、二を一にして、一人の
大臣のもとにやらせた方がよかったんじゃないかという御意見もあると思っております。
もう
一つつけ加えて言えば、この後
文科省から
答弁いただきますが、もし補足の
答弁があれば政務官でいいですから言っていただきたいんですが、要するに、
文部科学省が今まで、はっきり言って、すごいざっくり言うと、
JAXAの所管
大臣として一番重要な役割を果たしてきたわけです。それを、今回、
古川宇宙開発担当
大臣のもとに、
内閣府に
部局を新設して、そっちが主導しますよという印象を受ける改革をする。
それは、私は悪いと言っているんじゃないんです。だけれども、
文科省も厳然と
JAXAの主務
大臣で残りますから、すると、今までの経過からすると、やはり
文科省もいろいろ言いたいこともあるだろうし、人脈もあるだろうし、関係もあるだろうしということで、
政府は
内閣府を
中心に、先ほど横割りと
大臣がおっしゃっていましたけれども、そうやってリーダーシップを
総理のもとにやるんだという形を整えているんですが、実態上はまだ何か体半分
文科省のところに置いてきているというか、そういう印象なんです。
もちろん、
古川大臣も別に
文科省を排除しようと思っているわけではないと思いますけれども、ここがちょっとわかりにくいんですね、
JAXAとの関係で。
ちょっと
文科省から先に御
答弁いただいて、その後、補足があれば政務官にもいただきたいと思います。