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石田(祝)
委員 官房長官、しつこいようですけれども、やはり、国がこういう
体制をつくった、
一つの
組織体をつくったということと、
総理が適時いろいろなことを
お話しすること、これは違うんですよ。ですから、そこのところは、要するに、引き受けたいな、引き受けるべきじゃないかなと思っている
自治体の
住民の方がどう受けとめるかということなんですよ。
確かに、
細野大臣も一生懸命やっていますよ。そして
総理も、もっと
受け入れ自治体に
応援をしようじゃないか、こういうことをおっしゃっていますよ。しかし、
政府が
組織体としてこれに取り組んでいるという姿じゃないんですよ、残念ながら。だから、
組織体としてやっているのは
環境省がやっている。それを
応援しよう、いろいろなことを
総理もおっしゃる、
官房長官もおっしゃるんだけれども、やはりそういう姿を見せないといけないというのが私の
意見なんです。
なぜかといいますと、やはり、
放射線の問題もありますけれども、
政府がどこまで
責任を持ってやるのか。はっきり言ったら、いろいろな
数字が信用できないという人も多いんですよ。
政府に対する不信感もあるんです。これは、信用しろ、信用しない方が悪いという話じゃなくて、信用してやってもらうためにどうするかということを目に見える形でやるべきだと私は思うんです。そういう
提案を私はしているわけです。
ですから、実際の仕事は
環境省がやるかもしれませんけれども、
一つの
組織体としてしっかりして、
総理ないし
官房長官が頭になって、ほかの省庁も入れてやっているんだということを見せるということが大事だ。
そういうことで、きょうは
官房長官、お忙しいところを来ていただきましたが、そういう方向でということをおっしゃっていただきましたので、これは進めるということで、私
たちも
協力はいたしますので、ぜひ進む方向を
考えていただきたい。このままいったら、絶対に三年で終わりませんよ、もう
あと二年しかないわけですから。そこのところをぜひお
考えいただきたいというふうに
思います。
それで、
総理が
受け入れ自治体について
支援をということで、今
官房長官も
お話をいただきましたけれども、実はお金の話というのは、大事な話なんだけれども、私はこれはやはり二番目だと思うんです。一番目は、
協力をしよう、そのために
住民が
政府を信用して、
理解をして、やってあげよう、手伝ってあげよう、お互いに助け合おうじゃないか、こういう
気持ちになることが大事なんですね。ですから、そのために目に見える形で
政府の対応をつくった方がいいのではないか、こういうことで私は申し上げました。
受け入れ自治体への
支援についてお聞きしようと
思いましたが、
官房長官、お答えを先ほど若干していただきましたので、これはもう結構でございます。そういう点、国を挙げて、
政府も私
たち野党もしっかりとこれはやるべきである、こう思っておりますから、ぜひ頑張っていただきたいというふうに
思います。
官房長官、もう
質問いたしませんので、どうぞ、結構でございます。
続きまして、私もたびたび
厚生労働大臣にお
伺いをいたしておりますが、また、
厚生労働大臣もいろいろな方から似たような、同じようなことを言われて大変御苦労ではありますけれども、きょうは何点か具体的なところ、特に仮設
住宅のニーズについてお
伺いをいたしたいと
思います。
アンケートを
公明党宮城県本部で、去年もとりましたけれども、また改めてとったときに、仮設
住宅に必要なもの、こういうアンケートでは、一番が物置の設置、二番目が追いだき機能のお風呂、三番目が結露防止、この三つが、
皆さんの要求が非常に多いんですね。
順次お聞きをしてまいりたいと
思いますが、三つ一緒に答えていただいても結構でありますが、この追いだき、結露、物置の設置、これについて今後どうお
考えなのか、
厚生労働大臣に御答弁を
お願いします。