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稲津委員 おはようございます。公明党の
稲津久でございます。
通告に従いまして、順次
質問させていただきます。
最初は、今回の豪雪
対策と特別
交付税等についてお
伺いしたいと思います。
連日の報道でもう十分御承知おきと思いますけれ
ども、今回、北日本それから日本海側は、例年にない豪雪が連日続いているわけです。積雪も、各県多いところで、青森県が例えば四メートルとか、山形それから新潟が三メートル、それから北海道、鳥取、長野県等が二メートルということで、特に、私の地元のことで恐縮なんですけれ
ども、北海道の岩見沢市、それから新篠津村という村があるんですけれ
ども、ここはもう既に二メートルということで、例年の二倍ぐらい降っております。岩見沢市は降雪量がもう既に七メートルに達しているということで、これは一月の中旬ですけれ
ども、まだこれからどうなるかという
状況です。
既に、大変残念なことですけれ
ども、お亡くなりになられた方が
全国で五十六名ですか、昨日の午後一時
時点の報告ですけれ
ども、それから重軽傷者も七百五十二名という、大変甚大な
被害が出ております。
こういう
状況の中で、私も先般、一月の十六日に北海道の岩見沢市、たまたま地元にいたんですけれ
ども、そうしましたところ、JRはこの区間は運休、それから高速道路もとまりまして、さらに幹線道路も大渋滞、市内の循環バスももうだめという
状況でした。
そこで、すぐ地元の国交省の現地道路
事務所にも行きまして、除排雪に対して早急な
対応をしてくれということを要請しました。その二日後、一月十八日に、この岩見沢市とお隣の三笠市で自衛隊の除雪の
支援出動があったというところでございます。
これも北海道のことを申し上げて恐縮ですけれ
ども、北海道の特別豪雪地帯、これは留萌、空知、それから後志管内等で、全部で八十六
市町村あるんですけれ
ども、いろいろと調べてみましたら、いずれの
地域も例年にない積雪ということで、既に除雪費がかさんで大変な
状況になっている。これは
全国的にも同じことが言えると思います。
そこで、まず
総務大臣に、豪雪
対策に係る
費用が
地方自治体の
財政に与える影響ということで、具体的には、先ほど橘議員からも
質問がありましたけれ
ども、特別
交付税等のお話になるんです。
例えば先ほどの北海道の岩見沢市、今般、除排雪の
費用で六億円
補正予算を組むということが決まったそうでございまして、こういった
補正予算については、専決処分、あるいは議会を開いて
補正予算を臨時議会で組むということをこれから順次進めていくと思うんです。
そこで
伺いますけれ
ども、特別
交付税の豪雪
対策に対する増額配分、それから予備費の活用、これは先般の予算
委員会で総理からも、このことについては検討するという表明をされたことは承知しておりますが、所管の
総務大臣として、具体的にどう
対応なされるのか。特に、実施の時期ですとか支給日ですとか、この点について明確にすべきと思いますけれ
ども、この点についてお答えいただきたいと思います。