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2012-06-21 第180回国会 衆議院 議院運営委員会 第27号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十四年六月二十一日(木曜日) 午後零時二分
開議
出席委員
委員長
小平
忠正君
理事
松野
頼久
君
理事
山井 和則君
理事
笠 浩史君
理事
糸川 正晃君
理事
鷲尾英一郎
君
理事
橋本 清仁君
理事
佐藤
勉君
理事
高木 毅君
理事
遠藤 乙彦君 相原
史乃君
太田 和美君 川内 博史君 坂口
岳洋
君 浜本 宏君 水野 智彦君 森山 浩行君 伊東 良孝君
小泉進次郎
君 齋藤 健君 塩崎 恭久君
佐々木憲昭
君
渡辺浩一郎
君 服部 良一君 中島 正純君 …………………………………
議長
横路 孝弘君 副
議長
衛藤征士郎
君
事務総長
鬼塚
誠君
—————————————
本日の
会議
に付した案件
会期延長
の件
国家公務員等任命
につき
同意
を求めるの件 本日の本
会議
の
議事
に関する件 ————◇—————
小平忠正
1
○
小平委員長
これより
会議
を開きます。 まず、
会期延長
の件についてでありますが、本日、
民主党
の
輿石幹事長
、
国民新党
の
下地幹事長
から、
会期
を六月二十二日より九月八日まで七十九日間延長せられるよう
議長
においてお取り計らい願いたい旨の申し入れがありました。
本件
につきましては、先般来の
理事会
において種々御協議願ったのでありますが、いまだ各党の
意見
が一致するに至っておりません。 また、
本件
につきましては、
先ほど常任委員長会議
が開かれ、
議長
から各
常任委員長
の
意見
を徴されたのでありますが、
常任委員長会議
におきましても、
意見
は一致いたしておりません。 この際、
発言
を求められておりますので、これを許します。
佐々木憲昭
君。
佐々木憲昭
2
○
佐々木
(憲)
委員
今回の七十九日間の
会期延長
は、
国会史上
かつてないものであるにもかかわらず、本
会議
における討論も認めないことに厳重に抗議するものであります。 重大なことは、
会期延長
の
理由
であります。 最大の
理由
は、
消費税
大
増税
を押し通すための
会期延長
だということであります。
各種世論調査
でも、
国民
の五、六割は
消費税増税
に
反対
であります。今
国会
であえて成立させる必要はないとの声は七割前後に上っております。この
国民
の声をじゅうりんすることは許されません。 しかも、
消費税増税
は、総選挙での
民主党マニフェスト
、公約に違反するものであります。
国会論戦
を通じても、暮らしも、
経済
も、財政も壊す
消費税
大
増税
の害悪が明瞭となりました。しかも、
社会保障改悪
をごり押しするための
会期延長
だということであります。 我が党は、
社会保障
と税の
一体改革
は、その実、
一体改悪
であることを指摘してまいりました。それが、三
党合意
の結果、一層あからさまな姿となって浮上してまいりました。 もともと
民主党政権
が言ってきた
最低保障年金
は、はるか将来にしか恩恵が出てこないものであり、
後期高齢者医療制度
の廃止なるものも、看板倒れの中身ですが、それさえも棚上げしました。 最も象徴的なのは、
社会保障制度改悪推進法案
なる新法の
共同提出
であります。
社会保障
の
基本理念
を改変し、憲法二十五条を真っ向から否定するものではないでしょうか。こんな悪法を通すための
会期延長
は、到底認められません。 今厳しく指摘しなければならないことは、
自公民
三党による
議会制民主主義
の常軌を逸したじゅうりんが行われている大問題であります。 昨日、
自公民
三党などによって、
原子力規制委員会法
、
障害者総合支援法
の成立が強行されました。極めて重大な
法案
が、二十一日が
会期
末だとして、まともな
審議抜き
で、三
党会談
、三
党合意
のままに、一瀉千里に強行
採決
されてまいりました。それが終わった途端、
民主党政権
は、
大幅会期延長
を突きつけてきたのであります。
社会保障制度改革推進法案
が提出されたのは、昨夜二十一時であり、議員のもとに配付されたのは、けさであります。
政府提出
、
一体改悪諸法修正案
は、まだ姿もあらわしておりません。にもかかわらず、三党の
密室談合
で合意したとして、まともな
法案
の検討、
審議
の余地さえないまま、あす
採決
など、
国会
の役割を否定する暴挙であります。
会期
を本日で閉じ、
消費税増税法案
、
社会保障改革推進法案
など
一体改悪法案
は廃案にすべきであることを強く主張し、
会期延長
に
反対
の
発言
といたします。
小平忠正
3
○
小平委員長
それでは、
採決
いたします。
会期
を六月二十二日から九月八日まで七十九日間延長すべきものと
議長
に答申するに
賛成
の
諸君
の
挙手
を求めます。 〔
賛成者挙手
〕
小平忠正
4
○
小平委員長
挙手
多数。よって、そのように決定いたしました。
本件
は、本日の本
会議
において
議長
からお諮りいたします。 なお、
本件
の
採決
は、
起立採決
をもって行います。
—————————————
小平忠正
5
○
小平委員長
次に、
国家公務員等任命
につき
同意
を求めるの件についてでありますが、
国家公務員倫理審査会委員
、
食品安全委員会委員
、
公正取引委員会委員
、
公害等調整委員会委員長
及び同
委員
、
日本銀行政策委員会審議委員
、
労働保険審査会委員
、
運輸審議会委員
に、お手元の
印刷物
にあります
諸君
を任命するについて、
内閣
から本院の
同意
を求めてまいっております。
—————————————
一、
国家公務員等任命
につき
同意
を求めるの件
国家公務員倫理審査会委員
中村
正武
君
草野忠義
君23・12・2
任期満了
につきその後任
食品安全委員会委員
佐藤
洋君
小泉直子
君6・30
任期満了
につきその後任
山添
康君
長尾拓
君6・30
任期満了
につきその後任
三森
国敏
君
廣瀬雅雄
君6・30
任期満了
につきその後任
上安平洌子
君
野村一正
君6・30
任期満了
につきその後任
石井
克枝
君
畑江敬子
君6・30
任期満了
につきその後任
村田
容常
君 6・30
任期満了
につき
再任
公正取引委員会委員
幕田
英雄
君
神垣清水
君6・30
任期満了
につきその後任
公害等調整委員会委員長
及び同
委員
委員長
富越
和厚
君
大内捷司
君6・30
任期満了
につきその後任 委 員
吉村
英子
君
堺宣道
君6・30
任期満了
につきその後任
玉生
茂子
君
小玉喜三郎
君6・30
任期満了
につきその後任
日本銀行政策委員会審議委員
木内
登英
君
亀崎英敏
君4・4
任期満了
につきその後任
佐藤
健裕
君
中村清次
君4・4
任期満了
につきその後任
労働保険審査会委員
伊藤
博元君 6・30
任期満了
につき
再任
運輸審議会委員
鷹箸有宇壽君
大屋則之
君7・5
辞職予定
につきその後任
松田
英三
君 7・5
任期満了
につき
再任
—————————————
小平忠正
6
○
小平委員長
本件
は、本日の本
会議
において議題とするに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小平忠正
7
○
小平委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
—————————————
小平忠正
8
○
小平委員長
次に、本日の本
会議
の
議事
の
順序
について、
事務総長
の説明を求めます。
鬼塚誠
9
○
鬼塚事務総長
まず最初に、
議長
から、
会期延長
の件をお諮りいたします。自民党、公明党、
共産
党、
新党
き
づな
、
社民
党及びたちあがれ日本が
反対
でございます。 次に、
国家公務員等任命
につき
同意
を求めるの件についてお諮りいたします。
採決
は六回になりますが、
順序
は
印刷物
のとおりでございます。 次に、
日程
第一につき、
古賀東日本大震災復興特別委員長
の
報告
がございまして、
全会一致
でございます。 次に、
日程
第二につき、
吉田農林水産委員長
の
報告
がございまして、
全会一致
でございます。 次に、
日程
第三につき、
石毛文部科学委員長
の
報告
がございまして、
全会一致
でございます。 次に、
日程
第四につき、
中山経済産業委員長
の
報告
がございまして、
全会一致
でございます。 本日の
議事
は、以上でございます。
—————————————
採決順序
1(
全会一致
)
国家公務員倫理審査会委員
中村
正武
君
食品安全委員会委員
佐藤
洋君
三森
国敏
君
上安平洌子
君
石井
克枝
君
村田
容常
君
公害等調整委員会委員
吉村
英子
君
玉生
茂子
君
労働保険審査会委員
伊藤
博元君 2(
反対
共産
、
社民
)
食品安全委員会委員
山添
康君 3(
反対
社民
)
公正取引委員会委員
幕田
英雄
君 4(
反対
き
づな
)
公害等調整委員会委員長
富越
和厚
君 5(
反対
共産
、みんな)
日本銀行政策委員会審議委員
木内
登英
君 6(
反対
共産
)
日本銀行政策委員会審議委員
佐藤
健裕
君
運輸審議会委員
鷹箸有宇壽君
松田
英三
君
—————————————
議事日程
第十五号
平成
二十四年六月二十一日 午後一時
開議
第一
東京電力原子力事故
により被災した子どもをはじめとする
住民等
の
生活
を守り支えるための
被災者
の
生活支援等
に関する施策の
推進
に関する
法律案
(
参議院提出
) 第二
国有林野
の有する
公益的機能
の
維持増進
を図るための
国有林野
の
管理経営
に関する
法律等
の一部を改正する等の
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 第三 劇場、
音楽堂等
の
活性化
に関する
法律案
(
参議院提出
) 第四
中小企業
の海外における商品の需要の開拓の
促進等
のための
中小企業
の新たな
事業活動
の
促進
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
—————————————
小平忠正
10
○
小平委員長
それでは、本日の本
会議
は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後零時七分散会