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宇都隆史君 実際のもう質問に入っていくのでここで終わりますけれども、私は、
大臣のこの優先順位、何が大切かというのは、本当に
大臣としての資質を完全に疑います。
今までも三回やりましたね。私、別の外交
防衛委員会でも
指摘をさせていただきました。
十月十日、体育の日です。沖縄では訓練中に死亡したF15のパイロットの部隊葬が行われました。
大臣は行かれませんでしたね。何をやっていたんですかと
お話ししたら、公務はそのとき入っていなかった。
大臣は、自分の議員会館で
資料整理をしていたとおっしゃったじゃないですか。十月七日、
大臣の地元でF15のタンク破裂事故が起こりました。現地では、
防衛省の説明が余りにも遅いということで、いまだに訓練再開できていない
状況です。これまで
大臣は現地に入ることもありました。十月の後半には現地に入って
民主党の県連パーティーをやりながら、現地には一回も足を運んでいないじゃないですか。
そういう優先順位の違いがあなたは
国務大臣としておかしいですよという話を今までも再三申し上げてきたんです。あなたは
大臣として失格だと私は思います。
失格の
大臣に対していろいろ細かい
防衛上の具体的な質問をしても本当にもう
意味がないと思うんですけれども、準備もしましたので、実際に
東日本大震災の
教訓についての質問に入らせていただきたいと思います。
まず、人員全般について質問させていただきますけれども、今回、この二十四万人
体制という中で十万人も現地に
災害派遣で人を割くことになりました。二十四万人
体制、
防衛省の二十四万人
体制というのは、基本的に、一朝有事になったときに、事が起こったときに、
一つの正面の物事に対処する最低限として二十四万の
体制を取っています。しかし、今回は、
災害派遣ということでありながら、
一つは津波
対策の地震の方、それから
原子力の方と二正面対処をしましたけれども、この二正面対処は今後考えなきゃいけないということが浮き彫りになっています。
一川
大臣、二十四万人
体制、今後どのように
整備していくべきだと思われますか。