○
大江康弘君 どうもありがとうございます。
加治屋理事を始め会派の
皆さん、また
委員長を始め関係の
皆さん、今日は
質問の機会を与えていただいたことをお礼を申し上げたいと思います。
同時に、一年前はこういうやり取りの姿を
大臣、
想像しなかったんですけれ
ども、もう達ちゃんなんて呼び方もできないし、随分偉くなられて、だけ
どもう十年の
大臣とは友情をいただいて、本当にうれしいですね。やっぱり仲間がこうして偉くなって、本来なら
質問をせずに休ませてあげたいんですけれ
ども、もう大まかなことだけ聞かせていただきます。
加治屋理事、そして青木
先生からも私が聞きたいことを九割ぐらい聞いていただいたんで、やっぱり価値観を共有するなということを思いながら聞いておりました。
私がうれしかったのは、先週の産経新聞に、
大臣、あなたの発言のことを載っていたんですね。この赤坂さんという方が、
先ほど加治屋先生そして青木
先生が本当に心温まる
質問の仕方をしていただいて、私は本当に有り難いな、本来なら野党の立場であって、言葉は悪いが、失言だ、やれ暴言だってなるんですけれ
ども、やっぱりそこはあなたの人徳もあると思います。私は十年間あなたと付き合って、民主党当時も含めて、数少ない、切れば赤い血の出る、情のある男だなということを実は感じてきました。
余計なことかもしれませんけれ
ども、やはりあなたの新聞に載った日に、どういう雰囲気で言ったんかなということを私なりに分かった気がいたします。だから、もし私が何かして命がなくなるようなことがあったら、ばかなやつと言ってくださいね、あなたの愛情表現として。
だから、ここはお互い日本人として、言葉の使い方、言葉じりをどうするかということはもうそろそろこの政治の場でも私はやっぱり考えなきゃいかぬのかなというふうなことを、与党だ野党だというような、お互いが押し問答をするようなことではなくて、そういう
意味では今回本当に大方の
皆さんが理解をされて、あなたの同級生をおもんばかる気持ちというところから発したということがやっぱり理解をしてくれたということで、事なきを得たと言ったらおかしいですが、本当に理解してくれたということを私も実はうれしく思っております。
そこで、今日私は何でここに
質問に立たしていただいたかといいますと、
大臣もお越しをいただきました
台風十二号、あのときに
大臣からもお電話をいただいて、大丈夫かと。私なりに時間があれば現場に来てやってくれということも
お願いをいたしました。早速来ていただいて、勝浦、残念ながら、今回私も自分の親戚が二軒家が
全壊しまして、そして三人行方不明になって、いみじくも谷垣総裁が九月の十日にお越しをいただいたときに現場に一緒をさせていただいて、その後、総裁が勝浦に移動中に実は三人見付かったという、そういう
意味では非常に感慨なものが感じたわけでありますけれ
ども、今回多くの
皆さんが来ていただきました。もちろん
松下委員長も率先して、
災害対策特別
委員の
皆さんも現場に来ていただきましたし、私もお誘いいただいたんですが、なかなか日程の都合で行けなかったということをおわびをしたいと思いますけれ
ども。
その中でも、森本農水省の政
務官が田辺の伏菟野へ入っていただいたんですね。
政府関係で田辺の伏菟野へ入っていただいたのは森本さん、政
務官ただ一人であったという。確かに那智勝浦というのも大きな
被害もありました。現場、日程の都合もあったと思いますけれ
ども、そういう
意味では、唯一
政府関係者で現場に入っていただいたのが森本政
務官だということですから、有り難いと同時に、一番やはりお互い政治家にとって大事なことは現場をよく知るということですから、そういう
意味では一番現場の中で身近に感じていただいたんかなと思っております。
そういうこともつらつら考える中で、もうあの震災以来、
大臣就任されてからいろんなところを回られ、またいろんな機会の中で意見の開陳をされてということだった毎日だと思いますけれ
ども、改めて東日本のあの
大震災、そして
台風十二号、十五号を通して、今
大臣が思っておられるちょっと感想を聞かせてください。