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安住国務大臣 実は、
社会保障の党の会合というのは、プロジェクトチームをつくりまして、今、細川律夫前厚労
大臣を中心に連日やっております。ニュースになっていないのは残念なんでございますが。それに、実は、六月の税と
社会保障一体改革のときも、党内では五十回に及ぶ議論を行いました。そういう中で大枠のフレームをつくって、そこで税と
社会保障の
一体改革について閣議報告という形をとったわけであります。それに基づいて、実は、野田総理は、今ある
法律に従って今年度中に
国会に
法律を出させていただくと。
先生が御
指摘のように、年金、医療、介護、これについて具体的にどういうふうな
制度設計をするのかという御
指摘は十分私どもも認識をしております。わかりやすく議会または国民の皆さんにそれをお示ししながら、必要な税率についてしっかりとお訴えをさせていただくということからいえば、
制度設計がまず先であろうということは十分承知をしておりますので、今後、
社会保障のフレームをしっかりつくることをまず最初にやって、その上で必要な財源ということになると思います。
その中で、年金だけ少し
お話をさせていただきますと、この
制度設計はやはり少し時間をいただかないといけないというふうに思っております。
この一元化を我々は総選挙で訴えてまいりました。しかし、この一元化を仮に実現するにしても、この先二十五年以上かかるわけでありますので、その中で本当に整合性のある一元化の
制度というものを、来年中にはしっかりと
制度設計をしていきたいというふうには思っておりますので、年金、医療、介護の中で、年金の
部分だけはどうしても少し工程表から見ると後ろの方に回ってきてしまうというふうな感じで私は今スケジュールは持っております。