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政府参考人(
溝畑宏君) 今回の震災におきまして直接的な被害、風評被害で国内観光、そしてまた訪日外客、大変大きなダメージを受けました。国内観光につきましては、官民一体となってメディアの
皆さんと
連携を取り、やはり旅をすることで日本を元気にしようということでキャンペーンなどを展開させていただきました。
訪日外客については、メディア、旅行会社の招聘、また
皆さんと
連携を取り、ほかの省庁も
連携を取り
情報発信を行ったり、あるいは先ほどお話がありましたレディー・ガガでありますとかジャスティン・ビーバー、有名人からもメッセージをいただいたり、そしてまた留学生からそういう声を上げていただいたり、様々な手を打たせていただいております。
ただ、結果といたしましては、国内観光、一部の
地域で回復が見られるものの、まだまだ厳しい現状であると
認識しております。訪日外客もマイナス幅は減少しておりますが、まだまだ本格回復に至っていないということでございます。議員御
指摘のとおり、まだまだ厳しい現況にあるというふうに考えております。
私も、実は四月から十回、
福島に足を運ばせていただきました。イベントへの協力、キャンペーンの実施、メディアの
皆さんから発信していただく努力はしております。ただ、まだまだ努力が足りないと思っております。そういう
意味から、今後更に本格的に需要を回復すべく、三次補正におきましては、まず国内観光につきましては引き続き官民一体となったキャンペーン、それからやはり現場の
ニーズに合ったモニターツアーの造成、こういうことを積極的に実施していきたいと思っております。
特に東北につきましては、東北六県、魅力ある観光商品を
連携を取りながら集客ある仕掛けをしていきたいというふうに考えております。それから、特に観光業では東北被災三県、そしてまた、そこに群馬、茨城、栃木、この北関東も大きな打撃を被っております。こういったところの観光業の
支援も行っていきたいというふうに考えております。
訪日外客も引き続きキャンペーンを実施したいというふうに考えておりまして、これから秋、冬を迎えまして、先ほど
委員がおっしゃいましたとおり、イベントへの協力、そしてキャンペーンの実施、今まで以上にてこ入れいたしまして、特にこれから冬は大変観光需要、厳しい時期を迎えます。精いっぱい
関係省庁連携をし、
自治体、
民間一体となって、私ども、
福島、会津、起き上がりこぼしのこのバッジをいつも付けてアピールに努めさせていただいております。今日も、先生、これ持って
皆さんに配っております。
できる限り頑張っていきたいと思います。
皆さんの多くの力を借りて頑張っていきたいと思いますので、何とぞまた御指導、御鞭撻、よろしくお願いいたしたいと思います。