○松あきら君 引き続きまして、公明党の松あきらでございます。よろしくお願い申し上げます。
冒頭、ニュージーランドの地震で亡くなられた全ての皆様に心からの哀悼の意を表しますとともに、被災された多くの皆様、関係者の皆様に心からのお見舞いを申し上げさせていただきます。
さて、
中東あるいは北アフリカを見ますと、反体制運動が広がって、
リビアでは内戦
状態にあるということが大変懸念をされるわけでございます。そうしますと、当然、原油の問題であるとかあるいは輸送の問題であるとか、世界
経済に果たす影響というものはもう計り知れないと本当に心配をするわけでございます。
翻って、我が国
日本は、我が
日本政府はと見ますと、まさに迷走
状態であると言わざるを得ないのでございます。こうした難題が山積をする中でまさに迷走
状態。
今日は
予算委員会の二日目。一日目の金曜日には前原、前と申しましょうか、
外務大臣が座っていらした。今日はいらっしゃらない。どうしてか。政治と金の問題でいらっしゃらなくなった。あれだけ政治と金の問題にクリーンな政党だとおっしゃっていたじゃありませんか。鳩山さんや小沢さんやその方たちだけじゃない。残念ながら、野田
財務大臣、蓮舫
大臣の名前まで挙がっている、残念ながらこういう
状態であります。あの藤井前
財務大臣の十五億円、自分のサインじゃなかった、初めは、そうじゃないと思いますとか、違いますとか、お金は知らなかったとか、こんなことはもう
国民はあきれ返ってびっくりしていますよ。今回の前原さんの
辞任も、
慰留した、いろいろおっしゃっていますけれども、前原さんを出したくなかったんじゃないですか、この
委員会に。いろいろ追及される、あるいはもっとほかのことが出てくるかもしれない、それが嫌だから出さない、辞めさせる。
こういう報道があるんですよ。この問題をリークしたのは実は党内だと。党内の内部抗争でこの問題がリークをされて、そして降りざるを得ないような
状況をつくって降ろしたと、これは報道あるんですよ、事実で。冗談じゃないですよと皆様方は思うと思う。私たちにとったって冗談じゃない。政治と金という問題、これだけクリーンだクリーンだとおっしゃるならば、きちんとけじめを付けていただきたい。小沢さんや鳩山さんだけではない、前原さんだって政倫審にきちんと出ていただいて説明をしていただかないと
国民は許さないと思いますよ。
予算と関連法案が別々に出てまいりました。
一般の方、よく分からないんですよ。私みたいにおばさんになりますと、どういうことなの、関連法とか何とかいうけれども、よく分からないというのが本当のところです。だから、私は言うんです、分かりやすく。このごろは銀行振り込みだけれども、給料袋、ここもらったとする。中を開けてみると明細書が入っている。ああ、これ手当付くのね。見るとお金が入っていない。こういう
状況になっちゃう。こういうことに
予算使うけれども、実際執行されないわけですから。
で、私は言いたいんです。
国民に支障が出る、執行できなければ。野党は必ず
国民から非難されるに違いない。(発言する者あり)あなた方、テレビで映っているんですよ。分からないなんてとんでもないですよ。執行できなかったらどうするんですか。まさに
国民を、
国民生活を人質に取って、誰が、どの党が降りてくるのか待っているんですか。
総理、いかがですか。