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2011-04-27 第177回国会 参議院 本会議 第12号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十三年四月二十七日(水曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第十二号
平成
二十三年四月二十七日 午前十時
開議
第一
資本市場
及び
金融業
の
基盤強化
のための
金融商品取引法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
) 第二
東日本大震災
の
被災者等
に係る
国税関係
法律
の
臨時特例
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第三
高齢者
の
居住
の
安定確保
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院
送付
) 第四
犯罪
による
収益
の
移転防止
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院
送付
) 第五 非
訟事件手続法案
(
内閣提出
) 第六
家事事件手続法案
(
内閣提出
) 第七 非
訟事件手続法
及び
家事事件手続法
の施 行に伴う
関係法律
の
整備等
に関する
法律案
(
内閣提出
) 第八
地方税法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣
提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
元本院
副
議長小山一平
君逝去につき
哀悼
の 件 以下
議事日程
のとおり ─────・─────
西岡武夫
1
○
議長
(
西岡武夫
君) これより
会議
を開きます。
元本院
副
議長小山一平
君は、去る二日逝去されました。誠に痛惜の極みであり、
哀悼
の念に堪えません。 つきましては、この際、院議をもって同君に対し
弔詞
をささげることにいたしたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
西岡武夫
2
○
議長
(
西岡武夫
君) 御
異議
ないと認めます。
弔詞
を朗読いたします。 〔
総員起立
〕
参議院
は わが国
民主政治発展
のため力を尽くされ さきに
参議院
副
議長
として憲政の発揚につとめられました 元
議員従三位勲一等小山一平
君の長逝に対し つつしんで
哀悼
の意を表し うやうやしく
弔詞
をささげます ─────・─────
西岡武夫
3
○
議長
(
西岡武夫
君)
日程
第一
資本市場
及び
金融業
の
基盤強化
のための
金融商品取引法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
日程
第二
東日本大震災
の
被災者等
に係る
国税関係法律
の
臨時特例
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
財政金融委員長藤田幸久
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
藤田幸久
君
登壇
、
拍手
〕
藤田幸久
4
○
藤田幸久
君 ただいま
議題
となりました両
法律案
につきまして、
委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 まず、
資本市場
及び
金融業
の
基盤強化
のための
金融商品取引法等
の一部を
改正
する
法律案
は、
資本市場
及び
金融業
の
基盤強化
を図るため、
英文開示
の
対象
、
銀行等
の
業務範囲
及び
特定融資枠契約
の借主の
範囲
をそれぞれ拡大するとともに、
投資運用業
の
規制
を緩和するほか、
公認会計士
に関する
制度
を見直す等の
措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
公認会計士制度
の見直しを行う
目的
と
改正内容
の
問題点
、無
登録業者
による未
公開株等取引
に対する
規制
の
実効性等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終了しましたところ、本
法律案
に対し、
自由民主党
、みんなの党、たちあがれ日本・
新党改革
を代表して
佐藤ゆかり理事
より、
公認会計士法
の
改正
に関する
規定
の
部分
を削ること等を
内容
とする
修正案
が
提出
されました。 次いで、
採決
の結果、
修正案
は
全会一致
をもって、
修正部分
を除く原案は多数をもってそれぞれ可決され、本
法律案
は修正議決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し
附帯決議
が付されております。 次に、
東日本大震災
の
被災者等
に係る
国税関係法律
の
臨時特例
に関する
法律案
は、
東日本大震災
の
被災者等
の
負担
の
軽減
を図る等のため、
所得税法
その他の
国税関係法律
の
特例
を定めようとするものであります。
委員会
におきましては、今般の
緊急対応策
の
内容
と今後の
復興支援
に向けた税制上の取組、
揮発油税等
の
トリガー条項
の
適用
を停止する
趣旨等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終了しましたところ、本
法律案
に対し、
自由民主党
を代表して
佐藤ゆかり理事
より、
衆議院
で審議中の
所得税法等
の一部を
改正
する
法律案
に関する附則の
改正規定
の
部分
を削ることを
内容
とする
修正案
が
提出
されました。 次いで、
採決
の結果、
修正案
は否決され、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
西岡武夫
5
○
議長
(
西岡武夫
君) これより
採決
をいたします。 まず、
資本市場
及び
金融業
の
基盤強化
のための
金融商品取引法等
の一部を
改正
する
法律案
の
採決
をいたします。
本案
の
委員長報告
は
修正議決報告
でございます。
本案
を
委員長報告
のとおり修正議決することの
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
西岡武夫
6
○
議長
(
西岡武夫
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
西岡武夫
7
○
議長
(
西岡武夫
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百三十四
賛成
二百二十八
反対
六 よって、
本案
は多数をもって
委員長報告
のとおり修正議決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
西岡武夫
8
○
議長
(
西岡武夫
君) 次に、
東日本大震災
の
被災者等
に係る
国税関係法律
の
臨時特例
に関する
法律案
の
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
西岡武夫
9
○
議長
(
西岡武夫
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
西岡武夫
10
○
議長
(
西岡武夫
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百三十二
賛成
二百三十二
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。 ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
西岡武夫
11
○
議長
(
西岡武夫
君)
日程
第三
高齢者
の
居住
の
安定確保
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
国土交通委員長小泉昭男
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
小泉昭男
君
登壇
、
拍手
〕
小泉昭男
12
○
小泉昭男
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
国土交通委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
高齢者
の
居住
の安定を確保するため、
加齢
に伴う
高齢者
の
身体機能
の低下の
状況
に対応した
構造等
を有する
賃貸住宅等
において、心身の
状況
の
確認
、
生活相談等
の
サービス
を提供する
サービス付き高齢者向け住宅事業
の
登録制度
の
創設等
を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、
サービス付き高齢者向け住宅
の概要及び
供給促進策
、
サービス付き高齢者向け住宅
において介護や医療との連携を図る
必要性
、低
所得
の
高齢者
に対する
居住
の
安定確保策等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対して
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
西岡武夫
13
○
議長
(
西岡武夫
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
西岡武夫
14
○
議長
(
西岡武夫
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
西岡武夫
15
○
議長
(
西岡武夫
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百三十五
賛成
二百三十五
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。 ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
西岡武夫
16
○
議長
(
西岡武夫
君)
日程
第四
犯罪
による
収益
の
移転防止
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
内閣委員長松井孝治
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
松井孝治
君
登壇
、
拍手
〕
松井孝治
17
○
松井孝治
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
内閣委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、最近における
犯罪
による
収益
の
移転
に係る
状況等
に鑑み、
電話転送サービス事業者
を
規制対象
の
事業者
に加えるとともに、
規制対象
の
事業者
が一定の
取引
に際し
顧客等
について
確認
しなければならない
事項
の追加、
預貯金通帳
の
不正譲渡等
に係る罰則の
強化等
を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、
資金洗浄
に関する
金融活動作業部会
対
日相互審査
結果への
対応状況
、
取引
の
目的等
についての具体的な
確認方法
、本
法律案
による振り込め
詐欺対策
への
効果等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終了し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
西岡武夫
18
○
議長
(
西岡武夫
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
西岡武夫
19
○
議長
(
西岡武夫
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
西岡武夫
20
○
議長
(
西岡武夫
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百三十六
賛成
二百二十七
反対
九 よって、
本案
は多数をもって可決されました。 ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
西岡武夫
21
○
議長
(
西岡武夫
君)
日程
第五 非
訟事件手続法案
日程
第六
家事事件手続法案
日程
第七 非
訟事件手続法
及び
家事事件手続法
の
施行
に伴う
関係法律
の
整備等
に関する
法律案
(いずれも
内閣提出
) 以上三案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
法務委員長浜田昌良
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
浜田昌良
君
登壇
、
拍手
〕
浜田昌良
22
○
浜田昌良
君 ただいま
議題
となりました三
法律案
につきまして、
法務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 まず、非
訟事件手続法案
は、非
訟事件
の
手続
を
国民
にとって利用しやすく、
現代社会
に適合した
内容
のものにするため、非
訟事件
の
手続
に関する
法制
について、
管轄
、
当事者
及び
代理人
、審理及び裁判の
手続
、
不服申立て等
の
手続
の
基本的事項
に関する
規定
を
整備
し、
参加
、
記録
の
閲覧謄写
、
電話会議システム等
による
手続
、
和解等
の
当事者等
の
手続保障
の拡充とその
利便性
の
向上
を図るための諸
制度
を創設するとともに、
国民
に理解しやすい
法制
とするためこれを
現代用語
の表記にしようとするものでございます。 次に、
家事事件手続法案
は、
家事事件
の
手続
を
国民
にとって利用しやすく、
現代社会
に適合した
内容
のものにするため、
家事事件
の
手続
に関する
法制
について、
管轄
、
当事者
及び
代理人
、
家事審判
及び
家事調停
の
手続
、
不服申立て等
の
手続
の
基本的事項
に関する
規定
を
整備
し、
参加
、
記録
の
閲覧謄写
、陳述の
聴取等
の
手続保障
に資する
規定
をより充実したものに改めるとともに、
電話会議システム等
による
手続
及び
高等裁判所
における
調停等
、その
利便性
の
向上
を図るための諸
制度
の
新設等
を行おうとするものであります。 次に、非
訟事件手続法
及び
家事事件手続法
の
施行
に伴う
関係法律
の
整備等
に関する
法律案
は、非
訟事件手続法
及び
家事事件手続法
の
施行
に伴い、
家事審判法
を廃止し、旧非
訟事件手続法
外百二十九の
関係法律
に
所要
の
整備
を加えるとともに、
所要
の
経過措置
を定めようとするものであります。
委員会
におきましては、以上三
法律案
を一括して
審査
を行い、非
訟事件
の定義と
法改正
の理由、条文の分かりやすさへの配慮、
電話会議システム
及び
テレビ会議システム
の利用と
当事者
の
権利保障
、
行政手続法
との異同、憲法第三十二条との
関係等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
により御承知願います。
質疑
を終局し、順次
採決
の結果、三
法律案
はいずれも
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
西岡武夫
23
○
議長
(
西岡武夫
君) これより三案を一括して
採決
いたします。 三案の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
西岡武夫
24
○
議長
(
西岡武夫
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
西岡武夫
25
○
議長
(
西岡武夫
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百三十五
賛成
二百三十五
反対
〇 よって、三案は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
西岡武夫
26
○
議長
(
西岡武夫
君)
日程
第八
地方税法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
総務委員長那谷屋正義
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
那谷屋正義
君
登壇
、
拍手
〕
那谷屋正義
27
○
那谷屋正義
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
総務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
東日本大震災
の
被災者等
の
負担
の
軽減
を図る等のため、
固定資産税
及び
都市計画税
の
課税免除等
の
措置
並びに
個人住民税
、
不動産取得税
、
自動車取得税
、
自動車税等
に係る
特例措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、本
法律案
の
適用対象
、
被災者
に対する
金融支援措置
、いわゆる
トリガー条項
に対する認識、
地方税減免
に対する
財政措置
の
在り方等
について
質疑
が行われました。
質疑
を終局した後、みんなの党を代表して
寺田典城委員
より、
東日本大震災
により著しい被害を受けた県として
総務大臣
が指定する県においては、引き続き、いわゆる
トリガー条項
を
適用
することを
内容
とする
修正案
が
提出
されました。
採決
の結果、
修正案
は
賛成少数
によって否決され、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
西岡武夫
28
○
議長
(
西岡武夫
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
西岡武夫
29
○
議長
(
西岡武夫
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
西岡武夫
30
○
議長
(
西岡武夫
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百三十三
賛成
二百三十三
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。 ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
西岡武夫
31
○
議長
(
西岡武夫
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十二分散会