運営者
Bitlet
姉妹サービス
kokalog - 国会
yonalog - 47都道府県議会
nisalog - 東京23区議会
serelog - 政令指定都市議会
hokkaidolog - 北海道内市区町村議会
aomorilog - 青森県内市区町村議会
iwatelog - 岩手県内市区町村議会
miyagilog - 宮城県内市区町村議会
akitalog - 秋田県内市区町村議会
yamagatalog - 山形県内市区町村議会
fukushimalog - 福島県内市区町村議会
ibarakilog - 茨城県内市区町村議会
tochigilog - 栃木県内市区町村議会
gunmalog - 群馬県内市区町村議会
saitamalog - 埼玉県内市区町村議会
chibalog - 千葉県内市区町村議会
tokyolog - 東京都内市区町村議会
kanagawalog - 神奈川県内市区町村議会
nigatalog - 新潟県内市区町村議会
toyamalog - 富山県内市区町村議会
ishikawalog - 石川県内市区町村議会
fukuilog - 福井県内市区町村議会
yamanashilog - 山梨県内市区町村議会
naganolog - 長野県内市区町村議会
gifulog - 岐阜県内市区町村議会
sizuokalog - 静岡県内市区町村議会
aichilog - 愛知県内市区町村議会
mielog - 三重県内市区町村議会
shigalog - 滋賀県内市区町村議会
kyotolog - 京都府内市区町村議会
osakalog - 大阪府内市区町村議会
hyogolog - 兵庫県内市区町村議会
naralog - 奈良県内市区町村議会
wakayamalog - 和歌山県内市区町村議会
tottorilog - 鳥取県内市区町村議会
shimanelog - 島根県内市区町村議会
okayamalog - 岡山県内市区町村議会
hiroshimalog - 広島県内市区町村議会
yamaguchilog - 山口県内市区町村議会
tokushimalog - 徳島県内市区町村議会
kagawalog - 香川県内市区町村議会
ehimelog - 愛媛県内市区町村議会
kochilog - 高知県内市区町村議会
fukuokalog - 福岡県内市区町村議会
sagalog - 佐賀県内市区町村議会
nagasakilog - 長崎県内市区町村議会
kumamotolog - 熊本県内市区町村議会
oitalog - 大分県内市区町村議会
miyazakilog - 宮崎県内市区町村議会
kagoshimalog - 鹿児島県内市区町村議会
okinawalog - 沖縄県内市区町村議会
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
×
kokalog - 国会議事録検索
2011-03-10 第177回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十三年三月十日(木曜日) 午後零時二十分開会 ─────────────
委員氏名
委員長
二之湯
智君 理 事
神本美恵子
君 理 事
藤谷
光信
君 理 事
橋本
聖子
君 理 事
水落
敏栄君
大島九州男
君
斎藤
嘉隆
君
鈴木
寛君 谷
亮子
君 林
久美子
君
水岡
俊一
君
横峯
良郎
君
石井
浩郎
君
上野
通子
君
熊谷
大君
義家
弘介
君
草川
昭三
君
西田
実
仁君
江口
克彦
君 自見庄三郎君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
二之湯
智君 理 事
神本美恵子
君
藤谷
光信
君
橋本
聖子
君
水落
敏栄君 委 員
大島九州男
君
斎藤
嘉隆
君
鈴木
寛君 谷
亮子
君 林
久美子
君
水岡
俊一
君
横峯
良郎
君
石井
浩郎
君
上野
通子
君
熊谷
大君
義家
弘介
君
草川
昭三
君
西田
実
仁君
江口
克彦
君
国務大臣
文部科学大臣
高木
義明
君 副
大臣
文部科学
副
大臣
鈴木
寛君
文部科学
副
大臣
笹木 竜三君
大臣政務官
文部科学大臣政
務官
笠 浩史君
文部科学大臣政
務官
林
久美子
君
事務局側
常任委員会専門
員 古賀 保之君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
国政調査
に関する件 ○
教育
、
文化
、
スポーツ
、
学術
及び
科学技術
に関 する
調査
(
派遣委員
の
報告
) (
文教科学行政
の
基本施策
に関する件) (
平成
二十三年度
文部科学省関係予算
に関する 件) ─────────────
二之湯智
1
○
委員長
(
二之湯智
君) ただいまから
文教科学委員会
を開会いたします。
国政調査
に関する件についてお諮りいたします。 本
委員会
は、
今期国会
におきましても、
教育
、
文化
、
スポーツ
、
学術
及び
科学技術
に関する
調査
を行いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
二之湯智
2
○
委員長
(
二之湯智
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
二之湯智
3
○
委員長
(
二之湯智
君)
教育
、
文化
、
スポーツ
、
学術
及び
科学技術
に関する
調査
を議題といたします。 先般、本
委員会
が行いました
委員派遣
につきまして、
派遣委員
の
報告
を聴取いたします。
神本美恵子
君。
神本美恵子
4
○
神本美恵子
君 去る一月十七日及び十八日の二日間、
京都
府及び
奈良
県において、
初等中等教育
、
文化
及び
科学技術等
に関する実情を
調査
してまいりましたので、その概要を御
報告
申し上げます。
派遣委員
は、
二之湯委員長
、
藤谷理事
、
橋本理事
、
水落理事
、
大島委員
、
斎藤委員
、
谷委員
、
水岡委員
、
石井委員
、
江口委員
、そして私、
神本
でございます。 一日目は、まず、
京都
市
教育委員会
から、
京都
市の
教育
に対する
取組
について
説明
を聴取いたしました。
京都
市では、明治二年に
日本最初
の
番組小学校
が
創設
されましたが、現在に至るまで、
市民ぐるみ
、
地域ぐるみ
で
教育
を進めることを大切にしておられます。
地域
の
子供
は
地域
で育てるという
理念
の下、
全国最多
となる百七十一の
学校
に
学校運営協議会
が設置されているほか、
地域
の
ボランティア等
の協力を得て小中
学校
において土曜
学習
が実施されるなど、様々な先進的な
取組
が行われています。また、
平成
十九年には、
子供
を育むための
大人
の
行動規範
となる、子どもを共に育む
京都市民憲章
が制定され、
子供
を取り巻く
課題
の
解決
に向けて、町全体、
大人全員
で取り組むという明確な
方針
が打ち出されています。 次に、
京都市立高倉小学校
におきまして、
授業
を参観するとともに
意見交換
を行いました。
京都
市では、市の
独自予算
により
常勤講師
を任用することにより、
小学校
一、二年生の三十五人
学級
、中
学校
三年生の三十人
学級
が実施されています。
高倉小学校
では、一クラスの
児童数
が二十七人の一年生の
授業
と三十九人の四年生の
授業
を参観いたしました。少
人数学級
と国の定める標準の
児童数
の
学級
とを比較することにより、少
人数学級
の
実現
によって
教員
が
児童
一人一人により深くかかわることができ、
教員
と
児童
の双方にとって
大変意義
深いものであることを実感いたしました。また、少
人数学級
は
保護者
からも好評であるとのことでしたが、
京都
市
教育委員会
からは、一律に
学級規模
を細分化することへの懸念が挙げられました。このほか、
高倉小学校
における
読解科
の
取組
、
基礎学力
の
向上方策
、
いじめ
問題への
対応等
について
説明
を伺いました。 続いて、
本願寺
を視察いたしました。
本願寺
は、
平成
六年に
古都京都
の
文化財
の
構成資産
の
一つ
として
世界遺産
に登録されており、数多くの
国宝
や
重要文化財
を有しています。そのうち、
重要文化財
の
御影堂
や
南能舞台
、
国宝
の
書院
や
飛雲閣等
を視察いたしました。
御影堂
については、国、
京都
府及び
京都
市による
補助
の下、約六割の
屋根瓦
を新調するなど、二百年
ぶり
となる大修復が
平成
二十年度に完成されました。また、現在においても、
南能舞台
では毎年五月に能が演じられ、
書院
では賓客のもてなしが行われるなど、
文化財
の
保存
と
活用
について着実な
取組
が行われています。 二日目は、まず、
関西文化学術研究都市
を訪問し、
財団法人関西文化学術研究都市推進機構
から
都市
の概況について
説明
を聴取いたしました。
京都
、大阪及び
奈良
の三府県にまたがる
関西文化学術研究都市
は、昭和六十二年に施行された
関西文化学術研究都市建設促進法
に基づき
整備
が進められ、現在は、百十四の
研究施設等
が十二の
文化学術研究地区
に分散配置されています。また、
研究施設
と住宅の
複合開発
を
一つ
の
特徴
としており、約二十年間で
文化学術研究地区
の人口は五倍に増加したとのことでありました。しかし、現状では、空いている用地も残っており、その原因として、
我が国
の厳しい
経済情勢
のほか、
交通アクセス
の
問題等
が挙げられました。 続いて、
株式会社国際電気通信基礎技術研究所
を訪問いたしました。
同社
は、
関西文化学術研究都市
の中核的な
研究施設
の
一つ
であり、心の通い合う真の
コミュニケーション社会
である「
通心社会
」の
実現
に向けて、
情報通信
に関する独創的かつ
基礎
的な
研究
を
推進
しています。また、
海外
からの
研究者数
が多いことを
特徴
の
一つ
としており、
海外研究者
の
家族
のケアも含め、きめ細かな
受入れ体制
を整えておられます。
同社
においては、
人間
と円滑に対話し、
生活
に役立つ
ロボット
の
実現
を目指す
知能ロボティクス研究所
と、脳と
機械
をつなぐことで
脳活動
による
機械
の制御や
身体機能
の
補完等
を目指す
脳情報研究所
を視察いたしました。
遠隔操作
により
観光案内
や買物の
支援
を行う
ロボット
や、脳波だけで手足の
操作
を行うことができる
ロボット等
を実際に拝見いたしました。現在、
実証実験等
が行われているとのことですが、更に
研究
が進み
実用化
されることにより、
高齢者
や
障害者
の更なる
社会参画
、
医療
や福祉の
分野
における
活用
などが期待されます。 最後に、
奈良文化財研究所
及び
平城宮跡
を視察いたしました。
奈良文化財研究所
では、
平城宮跡等
の
発掘調査
を始め、
建造物
や
古文書等
の
文化財
の
調査研究
や
展示普及
などの
取組
が行われています。同
研究所
の
平城宮跡資料館
において、土器や木簡などの
出土品
や
宮殿内部
の様子を再現した
模型等
の
展示
を拝見するとともに、
平城宮跡
に関する
説明
を伺いました。 続いて、
平城宮跡
に復原された第一次
大極殿
を視察いたしました。 昨年、
平城遷都
千三百年祭が開かれ、
平城宮跡
に三百六十万人の
方々
が来場しましたが、その開催に合わせ、第一次
大極殿
が完成いたしました。第一次
大極殿
の
復原工事
は、
平成
十三年から開始され、
奈良文化財研究所等
による
発掘調査
の
成果
を基に、国産の
木材等
を使用し、可能な限り伝統的な
技術
を用いて建設されたとのことであります。また、
地震対策
として最新の
免震装置
が設置されるなど、新しい
技術
も使われています。第一次
大極殿
は、
奈良時代
に建設された当時、
平城宮最大
の建物であったとの
説明
があり、荘厳かつ精密に復原された姿に感銘を受けました。 以上で
報告
を終わりますが、今回の
調査
に当たり、
関係
の
皆様方
に
大変お世話
になりましたことに対し、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。 以上でございます。
二之湯智
5
○
委員長
(
二之湯智
君) 以上をもちまして
派遣委員
の
報告
は終了いたしました。 ─────────────
二之湯智
6
○
委員長
(
二之湯智
君) 次に、
文教科学行政
の
基本施策
について、
高木文部科学大臣
から
所信
を聴取いたします。
高木文部科学大臣
。
高木義明
7
○
国務大臣
(
高木義明
君)
文部科学大臣
の
高木義明
でございます。
所信
に先立ちまして、先日、ニュージーランドにおいて発生した
地震
について申し上げます。 この度の
地震
により亡くなられた
方々
に心から哀悼の意を表します。いまだに安否不明の方が多くおられるなど、御
家族
、
関係者
の御心痛はいかばかりかとお察しします。改めて、被害に遭われた
方々
、そして御
家族
、
関係者
の
方々
に心からお見舞いを申し上げます。 続きまして、第百七十七回
国会
において各般の
課題
を御
審議
いただくに当たり、私の
所信
を申し上げます。
我が国
は今、様々な
課題
に直面しています。
経済
や
雇用
は依然として厳しい
状況
にあります。
国際競争
が激しさを増す一方、
我が国
の
若者
の内
向き指向
が懸念されています。
少子高齢化
が進む中で、
我が国
は元気を失っていると危ぶむ声もあります。 我々は、自信と活力を取り戻し、これらの
課題
に立ち向かわなければなりません。そのために何が必要か。私は、今こそ、
我が国
の将来を見据え、人と
知恵
を育てる
教育
や
科学技術
を
充実
し、また
文化
や
スポーツ
を
振興
していくことが大事だと考えます。
未来
への
投資
として、
次世代
を育み
イノベーション
をもたらす
政策分野
に力を注ぐことが、今後
我が国
において、持続可能な
社会
を
実現
する土台をつくることになります。 人と
知恵
の力で
日本
を元気にしたい。
国民
が夢を持ち、それを
実現
できる国を目指して、私は先頭に立って
文部科学行政
の
充実
に
全力
を尽くします。
教育
は
社会
の
基盤
です。
幼児教育
に始まる
初等中等教育
から
高等教育
までを通じて、自立し、自らの
意見
を持ち、他人を思いやり、協調できる
人間
を
育成
することが必要です。また、豊かな
創造性
や高い
コミュニケーション能力
を育むことが重要と考えます。 このような考えの下、私は、全ての意志ある人に
教育
の
機会
を保障すること、一人一人の
潜在能力
を
最大限
に伸ばすこと、そして、一人一人が
能力
を存分に発揮し
社会
で活躍できるようにすることに取り組んでまいります。折しも、諸
外国
は、生き残りを懸けて
教育
の
充実
にしのぎを削っています。
社会
全体が
教育
に大きな関心を払い、その
充実
に努力していかなければなりません。 厳しい
経済状況
が続く中、
子供
が家計の
状況
によって
学業
を断念せざるを得なくなることが懸念されます。また、
経済格差
が
教育格差
につながることで、
格差
が固定化していくことも憂慮されます。全ての意志ある人が希望する
教育
を受け、自らの
能力
を高める
機会
を
確保
することは、
社会
全体の責務です。本人や
家庭
だけが
経済的負担
を負うのではなく、
社会
全体として支え合うことが必要です。 このため、高校の
授業料実質無償化
を今後も引き続き着実に実施するとともに、
大学
の
授業料減免
や無
利子奨学金
に重点化した
奨学金
の
拡充
など、
国際人権A規約
における
漸進的無償化条項
の
留保撤回
も
視野
に、
経済的支援
の
充実
に努めます。また、
幼稚園就園奨励費補助
を
拡充
し、
保護者
の
負担軽減
を図ります。
子供
一人一人の
能力
を
最大限
に伸ばす上で、
教員
の質と数の
充実
が最も重要であることは論をまちません。 本年四月から、
小学校
の新
学習指導要領
が
本格実施
となります。また、
いじめ等
の
学校教育
上の
課題
も山積しています。このような中で、
教員
が
子供
一人一人に向き合う時間を
確保
し、
子供たち
の個性に応じたきめ細かで質の高い
教育
を行うことができるよう、少
人数学級
を
推進
することが必要です。このため、三十年
ぶり
に四十人
学級
を見直し、公立の
小学校
一年生で三十五人以下
学級
を
実現
することとし、関連する
予算案
と
法律案
を今
国会
に
提出
をいたしました。来年度から確実に実施できるよう御
審議
をお願いを申し上げます。 また、
教員
の質については、
教職生活
全体を通じた総合的な
向上方策
を打ち出すべく、現在、
中央教育審議会
において
審議
を行っています。
審議
の
状況
を踏まえ、
教員
の質の
向上
に取り組んでまいります。
学校
の
教育力
の
向上
も重要です。一人一人の
子供たち
の
能力
や特性に応じた
学び
、
子供たち同士
が教え
学び
合う
協働的
な
学び
のため、
情報通信技術
を
最大限
に
活用
し、
学び
の
イノベーション
を
推進
します。また、
子供たち
の
社会性
や豊かな
人間性
を育み、国際的にも活躍する
人材
を
育成
するため、
自然体験学習
や
社会体験学習
、
読書活動
、
地域
に根差した
道徳教育
、
コミュニケーション教育
、
外国語教育等
の
充実
に努めます。 昨今、
いじめ
や不登校、
暴力行為
といった
子供たち
の
問題行動
は依然として
相当数
に上っています。また、
子供
への
虐待事件
や
子供
の自殺が後を絶ちません。これらの
未然防止
、
早期発見
、
早期対応
のための
取組
を進め、
スクールカウンセラー
、
スクールソーシャルワーカー等
による
教育相談体制
を
充実
します。
幼児期
の
教育
は、生涯にわたる
人格形成
の
基礎
を培う重要なものです。
幼児教育
の
振興
を図るとともに、全ての
子供
が質を
確保
された
幼児教育
や保育を受けられるよう、
幼保一体化
を含め、
子供
にとって最善の利益を追求することを
基本
に、
子供
や
子育て家庭
の視点に立った
制度改革
を進めます。
障害
のある
子供
の
教育
について、一人一人の
教育的ニーズ
に応じた
特別支援教育
の
充実
に取り組みます。
学校
は、
子供たち
が一日の大半を過ごす
活動
の場であり、
非常災害
時には
地域住民
の
応急避難場所
となることから、
学校施設
の
安全性
の
確保
は極めて重要です。
耐震化
の
ニーズ
が増加していることから、
地方公共団体等
の要望などを踏まえ、
耐震化
や
老朽化対策
、
エコスクール化
に取り組みます。 民と官が
一体
となって進める新しい
公共
は、今や
我が国
の在り方を変える大きなうねりとなりつつあります。
学校
と
地域等
が連携する新しい
公共
の
理念
に基づく
学校モデル
の
構築
やNPO、フリースクールなどを含めたあらゆる
関係者
が協働して
子供
を見守り育てる
取組
の
支援
など、引き続き
教育
・
文化
・
スポーツ分野
における新しい
公共
の発展を目指して取り組んでまいります。
我が国
の
成長
の
最大
のエンジンは人と
知恵
です。強い
人材
を
育成
する
大学
の
教育力
、
研究力
を
強化
することなしに
我が国
の
成長
はありません。
産業界
とも連携しながら、
大学
の
世界展開力
を
強化
し、グローバルに活躍できる
人材
を
育成
する必要があります。 このため、
国立大学法人運営費交付金
や
私学助成
を始め、
大学
の
教育
、
研究
の
基盤
となる
大学関係主要経費
の
充実
を図ります。また、アジアや米国の
大学
を中心とした
学生
の
双方向交流
、
世界
を牽引するリーダーを
養成
する
リーディング大学院
の
構築
、
大学教育
の
質向上
や
社会人
の
学び直し
の
支援
、
大学間連携等
を通じた
地域活性化
への貢献を
推進
します。
医師不足解消
や新
成長戦略実現
のための
医学部入学定員
の増員、
社会
の要請にこたえる優れた
医療人
の
養成
、
地域医療
において中核的な
機能
を担い、
高度医療
を
開発
、提供する
大学病院
の
機能
の
充実
に努めます。さらに、
口蹄疫等
の
家畜伝染病
に対応した
獣医師
の
養成強化
に努めます。
国立大学法人等
の
施設整備
については、
老朽化
、
狭隘化
の
解消
と戦略的な質の
向上
に取り組みつつ、年度内をめどに新たな五か年
計画
を策定します。 厳しい
経済状況
の中で、今年三月に
卒業予定
の
大学
生の
就職内定率
は昨年十二月初めで六八・八%にとどまるなど、
新卒者
の
就職状況
は極めて深刻となっています。また、
就職採用活動
の
早期化
、
長期化
が進み、
学生
が
学業
に十分専念できなくなっています。
雇用
の問題を
解決
するためには、
経済界
、
労働界
、
教育界
が
一体
となって取り組むことが不可欠です。昨今、
経済界
においても、
就職採用活動
の時期を遅らせることや、卒後三年以内の者を
新卒者扱い
とすることなどについて
改善
の動きが見られます。今後の更なる
改善
に向け、引き続き
就職採用活動
の
適正化
に取り組みます。また、
キャリアカウンセラー
の配置など、在校生や卒業生の
相談
にきめ細かく対応する
体制
を整え、
関係
府省と連携しながら、
新卒者等
の
就職支援
に
全力
で取り組みます。 一方、
若者
の
早期離職
や
若年無業者
の
存在等
、
学校
から
社会
、
職業
への移行にも
課題
があります。今後、
幼児期
から
高等教育
に至るまで、体系的な
キャリア教育
、
職業教育
を
推進
し、
社会人
、
職業人
として必要な
能力
と
勤労観
、
職業観
を身に付けた
人材
を
育成
いたします。
産業界等
と連携し、
大学
における
就業力
の
育成
を
推進
するとともに、生涯にわたり
職業
に必要な知識、技能を修得する
機会
を
充実
する新しい枠組みについて検討を進めます。
天然資源
に乏しい
我が国
にとって、
科学技術
と
人材
こそが唯一の
資源
です。 昨年十二月に
ノーベル賞授賞式
に出席し、
日本人研究者
が表彰される姿を見て、
我が国
が
世界
に向けて
成長
し、元気を復活させていくためには、
科学技術力
と
人材力
が鍵であるということを改めて強く認識いたしました。また、
鈴木博士
や
根岸博士
との
意見交換
を通じ、
成果
に結び付くまで時間の掛かる先端的、独創的な
研究
は、長期的な
視野
を持ち、戦略的に
支援
することが必要であることや、
若者
が夢を持ちつつ
世界
で活躍することの
重要性
を痛感しました。 こうしたことから、
未来
をつくる
基礎研究
や
若手研究者
の
支援
の
強化
を図るため、
大学等
の
研究者
の自由な発想に基づく独創的な
研究
を
支援
する
科学研究費補助金
について、
研究費
の大幅な
拡充
や、
複数年度
にわたる使用を可能とするための基金の
創設
を行うこととし、関連する
予算案
と
法律案
を今
国会
に
提出
をいたしました。
研究者
が一日でも早く
研究
に着手できるよう、御
審議
をお願い申し上げます。 また、
若手研究者
の戦略的な
海外派遣
により
世界
を
舞台
に切磋琢磨する
機会
の
拡大
を図るとともに、自立的な
研究環境
の
整備
、
女性研究者
が出産、
子育て等
と
研究
を両立できる
環境整備
など、
若手研究者
のチャレンジを
支援
をする
取組
を重点的に
推進
していきます。さらに、次代を担う
子供たち
の
育成
のため、理数好きの
子供たち
の裾野の
拡大
や、優れた素質を持った
児童生徒
を発掘し、その才能を伸ばすための
取組
を進めます。 先日、HⅡ
Bロケット
による
無人補給機
「こうのとり」の力強く見事な打ち上げを直接目にし、
我が国
の
科学技術力
の高さを実感するとともに、非常に心強く思いました。この
科学技術力
を
活用
して、
我が国
の強い
経済
の
実現
や病気、
災害
など
国民生活
における
課題
の克服のため、
課題解決
型の
国家戦略
を積極的に
推進
してまいります。 具体的には、
ライフイノベーション
について、
再生医療
や
次世代がん医療
など、
我が国
が強みを有する
社会的ニーズ
の強い
分野
の
研究開発
を加速し、
健康社会
を
実現
するとともに、
関係
府省と連携して
世界
の医薬品・
医療機器市場
への
展開
を促進してまいります。 また、気候変動問題を
解決
しつつ持続的な
成長
を
実現
することを目指し、
グリーンイノベーション
を進めます。このため、
大学等
の
ネットワーク
の
構築
や、
温室効果ガス
を削減する
革新的技術
の
研究開発等
を加速いたします。また、「もんじゅ」を始め
高速増殖炉サイクル技術
や
核融合
の
研究開発
を進めるとともに、国際的な
核セキュリティー体制
の
強化等
を
支援
します。
レアアース等
の
希少元素
の
確保
に向け、
代替材料
の
研究開発
や
海洋資源探査
に必要な
技術開発等
を
推進
します。
宇宙開発利用
は、
我が国
の
成長
に貢献するとともに、
国民
に夢や希望を与える
分野
です。「はやぶさ」の
後継機
を始め、
我が国
の得意とする
技術力
を生かした
研究開発等
を更に
強化
していきます。また、
地震等
の
自然災害
に関する観測や予測、防災、
減災
に関する
研究開発等
を
推進
し、
国民
の安全で豊かな暮らしの
実現
に貢献します。
科学技術力
を
活用
し、
世界
における
我が国
の
存在感
を高めるため、
地球規模
の
問題解決
に積極的に貢献するとともに、
宇宙
や
原子力等
の
分野
における
我が国発
の
人材
、
技術
の
海外展開
を
関係
府省と連携して進めるなど、
科学技術外交
を戦略的に
推進
します。
科学技術
による
イノベーション
の
推進
のためには、
研究環境
の
整備
が必要です。 このため、
イノベーション創出
の
基盤
となる
次世代スーパーコンピューター
「京」を中核としたハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラの
整備
を着実に進めるとともに、
基礎研究
の
成果
を効果的かつ迅速に
実用化
に結び付けるため、
産学連携
の
基礎研究段階
への
拡大
や
投資機関
と連携した
実用化支援等
を進めます。また、
地域
の優れた
取組
を
関係
府省で連携して
支援
する新たなシステムを
構築
し、
地域
の
イノベーション創出
を促進します。
我が国
が真の
科学技術立国
となるためには、
我が国
の
研究者
が
世界
で活躍するのみならず、
世界
の優秀な
人材
が
我が国
に来て活躍し、更に
世界
に羽ばたいていくといった
世界
の
頭脳循環
の中で
存在感
を発揮できる
環境
を
構築
することが重要です。このため、最先端の
研究基盤
の
整備
とその
利用支援体制
の
充実
など
世界
の卓越した
人材
を引き付ける
取組
を進めます。また、
知的財産等
の
活用等
を行う
研究マネジメント人材
の
育成確保
や、国の
研究開発
を担う
機関
に関する新たな
制度
の
創設
に向け、
関係
府省と連携し、準備を進めます。
平成
二十三年度は、
我が国
の
科学技術政策
を総合的かつ体系的に
推進
するための
基本方針
として策定を進めている第四期
科学技術基本計画
の初年度となります。
我が国
が
国際競争力
を維持し、活力ある
社会
を
実現
できるよう、同
計画
を踏まえて
科学技術
の
振興
に積極的に取り組んでまいります。
文化芸術
は、過去から
未来
に受け継がれ、人々に喜びや感動、心の豊かさや安らぎをもたらすと同時に、
子供たち
の共感する心を養い、また
成熟社会
における
成長
の源泉ともなるものです。今こそ、
国家戦略
として新たな
文化芸術立国
の
実現
を目指す必要があります。 今般、
文化審議会
の答申を受け、第三次となる新たな「
文化芸術
の
振興
に関する
基本
的な
方針
」を閣議決定しました。今後、この
方針
に基づき、六つの
重点戦略
、すなわち、
文化芸術活動
に対する効果的な
支援
、
人材
の
育成
、
子供
の
文化芸術体験
の
充実
、
文化財等
の
保存
・
活用
、
地域振興
や
観光
・
産業振興等
への
活用
、
文化発信
、
国際文化交流
の
充実
を強力に
推進
します。あわせて、
日本語教育
への
支援
、
社会
の
デジタル化
、
ネットワーク化
の進展に対応した著作権
制度
の見直し等、各
分野
の
文化芸術
施策を着実に
推進
します。 また、前
国会
において衆議院で御可決いただき参議院に送付された展覧会における美術品損害の補償に関する
法律案
についても御
審議
のほどよろしくお願いします。 先日のサッカーの
日本
代表、アジアカップ優勝は多くの
国民
に元気を与えてくれました。選手のひたむきな努力、信頼に裏付けられたチームワーク、そして自らの力を信じて最後まで諦めない粘り強さ、厳しい試合を乗り越えて
成長
していく姿を見て
スポーツ
の意義や
重要性
を改めて認識いたしました。
スポーツ
は、体力の
向上
、健康長寿の礎であるとともに、豊かな
人格形成
になくてはならないものです。全ての人々が
スポーツ
に親しみ、
スポーツ
を楽しみ、
スポーツ
を支え、そして
スポーツ
を育てる
活動
に参画する
機会
が
確保
される
社会
の
実現
を目指し、昨年、新たに
スポーツ
立国戦略を策定いたしました。 本年は
スポーツ
立国戦略元年であり、トップ
スポーツ
と
地域
スポーツ
が互いに支え合う好循環の創出に重点を置きながら、
地域
スポーツ
・
学校
体育の
充実
と二〇一二年ロンドン・オリンピック等に向けたトップアスリートの
育成
強化
を
推進
します。あわせて、
スポーツ
を
振興
していく上で重要な役割を担う
スポーツ
団体のガバナンスを
強化
するなど、公正な
スポーツ
界を
実現
するとともに、財団法人
日本
相撲協会の諸
課題
にも適切に対応してまいります。
スポーツ
基本
法については、その制定に向けて努力をいたします。
文部科学行政
においては、以上申し上げましたもののみならず、様々な
課題
が山積しております。私は、
文部科学行政
の責任を担う者として、多様な当事者との対話と協働を図り、また政策のための科学を
強化
して、客観的根拠に基づく政策を
展開
することにより諸
課題
の
解決
に
全力
で取り組む決意であります。 引き続き、
委員長
を始め各委員の
皆様方
、
関係
各位の御指導と御鞭撻をいただきますように心からお願いを申し上げます。
二之湯智
8
○
委員長
(
二之湯智
君) 次に、
平成
二十三年度
文部科学省関係予算
について、
鈴木
文部科学
副
大臣
から
説明
を聴取いたします。
鈴木
文部科学
副
大臣
。
鈴木寛
9
○副
大臣
(
鈴木
寛君)
平成
二十三年度
文部科学省関係予算
につきまして、その概要を御
説明
申し上げます。
平成
二十三年度予算の編成に当たっては、
教育
、
科学技術
・
学術
、
スポーツ
、
文化
の
振興
についての施策を総合的に
展開
するため、
文部科学
予算の
確保
に努めてきたところであります。
文部科学
省所管の一般会計予算額は五兆五千四百二十八億円、エネルギー対策特別会計は一千三百四十九億円となっております。 以下、
平成
二十三年度予算における主な事項について御
説明
を申し上げます。 第一に、新
学習指導要領
の
本格実施
に対応するとともに、
教員
が
子供
一人一人に向き合う時間を
確保
し、
子供たち
の個性に応じたきめ細かで質の高い
教育
を行う観点から、
初等中等教育
の
充実
を図るための関連施策を総合的に進めることとしております。 具体的には、少
人数学級
を
推進
することとし、三十年
ぶり
に
学級
編制の標準を引き下げ、
小学校
一年生で三十五人以下
学級
を
制度
化するなど、義務
教育
費国庫負担金に一兆五千六百六十六億円を計上しています。 また、
家庭
の
状況
にかかわらず全ての意志ある高校生などが安心して勉学に打ち込める
社会
をつくるため、公立高校の
授業
料無償制及び高等
学校
等就学
支援
金に三千九百二十二億円を計上しております。 このほか、新
学習指導要領
の円滑な実施に向けた理数
教育
、
外国
語
教育
、
道徳教育
などの
推進
、生徒指導・進路指導などの
取組
の
推進
、
幼児教育
や
特別支援教育
の
推進
、
情報通信技術
を
活用
した
学び
の
イノベーション
の
推進
、
学校
保健、
子供
の安全対策、
学校
における食育の
推進
を図ることとしております。 第二に、
地震
により倒壊などの危険性がある
学校施設
の
耐震化
の
推進
などのため、公立
学校施設
整備
費に八百五億円を計上しております。 また、国立
大学等
施設の喫緊の
課題
である施設の
耐震化
、最先端
研究施設
の
整備
、
大学
附属病院の再生等を図るため、四百三十七億円を計上しております。 第三に、
学生
が安心して学べる
環境
を
実現
するため、
奨学金
事業については、無
利子奨学金
の貸与人員を九千人増員するなど、全体で八万八千人増の百二十七万二千人に貸与することとし、事業費で一兆七百八十一億円を計上するとともに、
大学
の
授業料減免
についても、九千人増の七万五千人が減免を受けられるよう二百七十四億円を計上しております。 第四に、
我が国
の
人材
養成
、
学術
研究
の中核である国立
大学等
が安定的、継続的に
教育
研究
活動
を実施できるよう、
国立大学法人運営費交付金
に一兆一千五百二十八億円を計上するとともに、その
基盤
を支える
教育
研究環境
の
整備
のため新設する
大学教育
研究
特別
整備
費に五十八億円を計上し、国立
大学等
の
基盤
的な経費を確実に措置することとしております。 また、
私学助成
については、私学の
振興
を図るため、私立の
大学
や高等
学校
等に係る経常費
補助
等に四千三百六十八億円を計上しております。 このほか、国公私立
大学
を通じた
教育
研究
水準の
向上
に向けて、
成長
分野
等で
世界
を牽引するリーダーを
養成
する
リーディング大学院
の
構築
、
大学
及び
大学病院
における
高度医療
人材
養成
機能
の
充実
等を図ることとしております。 第五に、
我が国
の
大学
の国際化を目標として、キャンパス・アジア構想の牽引役となる交流拠点の形成や米国等の
大学
との協働
教育
に取り組む
大学
の
世界展開力
強化
事業等の実施に五十二億円を計上するとともに、新たに三か月未満の
日本
人
学生
の
海外派遣
、
外国
人留
学生
の受入れを実施するなど、
学生
の
双方向交流
を
推進
することとしております。 第六に、
地域
全体で
教育
に取り組む
体制
づくりを
支援
し、
学校
と
地域
の総合的な活性化を図るため、引き続き、
学校
支援
地域
本部、放課後子ども教室、
スクールカウンセラー
等の配置の
拡充
など、
学校
、
家庭
、
地域
の連携協力に関する事業について九十五億円を計上しております。 このほか、体験
活動
や
読書活動
、青少年を有害
環境
から守るための
取組
など、青少年の健全
育成
の
推進
を図ることとしております。 第七に、
スポーツ
立国戦略元年として、
スポーツ
界の連携、協働による好循環の創出、
国民
のライフステージに応じた
スポーツ
機会
の創造、
世界
で競い合うトップアスリートの
育成
強化
などに二百二十八億円を計上しております。 第八に、新たな
文化芸術立国
の
実現
に向け、豊かな
文化芸術
の創造と
人材
育成
、
文化財
の
保存
・
活用
及び継承、
我が国
の
文化芸術
の国内外への発信や
国際文化交流
の
推進
に一千三十一億円を計上しております。 第九に、iPS細胞等を
活用
した
再生医療
の
実現
を目指した
研究開発等
の
ライフイノベーション
による健康長寿
社会
の
実現
に向けた
研究
の
推進
に六百四十五億円を計上するとともに、
温室効果ガス
を削減する革新
技術開発等
の
グリーンイノベーション
による持続的な
成長
に向けた
研究開発
の
推進
に百三十四億円を計上し、両者を強力に
推進
することとしています。 第十に、
成長
を牽引する
科学技術
人材
の
育成
支援
に四百三十五億円を計上するとともに、
科学研究費補助金
について、
研究費
の効率化や
研究者
の
負担軽減
を目的として、一部基金化に取り組みつつ、総額で二千六百三十三億円を計上しております。これらを通じ、若手
研究
人材
に対して総額一千四十六億円の
支援
を行い、自立的な
研究環境
の
整備
や国際的な活躍の場の提供などを重点的かつ総合的に
推進
することとしております。あわせて、革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラの着実な
整備
など、
成長
の源泉たる
基礎研究
の
充実
強化
と最先端
研究基盤
の
整備
等による
成長
力の
強化
に取り組むこととしております。 第十一に、
イノベーション創出
に資する
研究開発
システムの
強化
及び
科学技術外交
の戦略的
展開
について、それぞれ着実に
推進
することとしております。また、「はやぶさ」
後継機
の
開発
着手を含む
宇宙開発利用
の
推進
一千七百三十五億円を始め、原子力、南極観測、海洋
科学技術
、
地震
防災
分野
等の大型国家プロジェクトの
推進
に四千三百七十七億円を計上し、戦略的に
研究開発
に取り組むこととしております。 以上、
平成
二十三年度
文部科学省関係予算
の概要につきまして御
説明
を申し上げました。 なお、これらの具体の内容につきましては、お手元に資料をお配りいたしておりますので、
説明
を省略させていただきます。 以上でございます。
二之湯智
10
○
委員長
(
二之湯智
君) 以上で
所信
及び予算
説明
の聴取は終わりました。 本件に対する質疑は後日に譲ることにいたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十七分散会