○福岡
資麿君 今
大臣から大変強い決意のお言葉をいただきました。しっかり中身が伴っていただくようなものにしていただくために、そして
組織発足後も、当初、そういったアンケート調査されたことも含めて、常にもう一回、
職員の方々も含めていろんな方に問いかけをしながら、方向性が正しいかどうか、その検証というのを行っていただきたいというふうに思います。
当時の
平成二十年時点のアンケートでも、国民
視点が最優先になっていると思いますかということに対して、思わないという方々が六割を超えていたわけでありますが、その中で、どういうところが要因としてありますかという中で一番多かった答えが、例えば、幹部等の上司の意識が低く国民
視点に立った提案が生かされそうにないからというようなことも
職員の方々が問題意識として挙げていらっしゃる、そういうところもあるわけでありますから、常にそういった点検ということをやっていただく、そのことをお願いをさせていただきたいというふうに思っております。
ちょっと、もう残り十分ぐらいになりましたので、話題を変えさせていただいて、風評被害等についての
質問をさせていただきたいと思います。
先週、不信任案が出ましたけれ
ども、その大きな要因の
一つには、やはり
被災地の方々の要求に対して
対応のスピードが十分追い付いていないんじゃないかということもその要因の
一つになったわけであります。その
観点でいうと、例えば今義援金が行き渡るのも遅いというようなことも
指摘されていますが、一方で賠償、原子力に関する損害賠償についての話も、
現場の方々の意識からすると自分
たちの思うようには進んでいないというような意識というのも当然大きな要因にあるわけであります。
先日も私は自民党の部会でこの第二次指針のことについて話を伺う中で思ったんですが、あくまでも民民の争いだというのは分かるんですが、どうも民民の争いだ、民民の争いだということが前面に出過ぎて、何かこう指針にも強制力がないんだと、最終的には民民なんだという部分での、政府が、逃げ腰とまでは言いませんけれ
ども、どこかちょっと一歩引いていらっしゃるようなところを印象として受けたわけでありまして、今お茶やたばこについても範囲に入れるかどうか、そういった部分もいろいろ
指摘されていますが、もっとやっぱり国がどうするべきかということについてリーダーシップを取っていかなければならないというふうに思っています。
そこでお伺いをしたいわけですが、今回、出荷制限とか自粛があった
地域についての風評被害については今回の指針に盛り込まれたわけであります。それ以外については宿題として示されたわけでありますが、次の七月に示される中間取りまとめにおいて風評被害については全てその中で示されるというふうに認識しておいてよろしいんでしょうか。