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井上哲士君 国がきちっと後追いをするので、後追いといいますか、後ろから支えるので、ちゅうちょなくやりなさいと、こういうメッセージだったと思います。是非、本当に今
地方自治体も大変厳しいわけですから、一方で、この
災害で必要なことがちゅうちょあってできないということになりますと、命にかかわる問題ですから、これは是非きちっと
支援をお願いをしたいと思います。
幾つか避難所も回ってきました。食料とか飲料水などは回り始めておりました。夜は避難所で泊まって、昼間は家に行って泥かきなどをされているという
状況でありました。
これは
東日本大震災でもそうだったんですが、避難所に行かれていない、自宅にいらっしゃる方のところになかなか救援
物資が行かないということがあります。特に、お年寄りの方など取りに行くこともできない、
電気も水も通っていないという
状況があるわけですから、私はこれはやっぱり本当にきめ細かくそういうところまで物が届くという
対応を求めたいと思います。
それから、先ほどもありました紀宝町の場合に、町の
水道の取水口が壊れたり、それからポンプの
電気系統が水につかるなどで町内全域が断水をしておりまして、家を、泥を洗うにも水がない。それから、何とか清水を確保してやっても、その後お風呂にも入れない、もちろん洗濯もできないということになっています。車で一時間ぐらい掛けて那智勝浦までお風呂に行くという方もいらっしゃるようでありますが、そこも芋の子を洗うような
状況だということもお伺いをいたしました。
そういう点で、この
水道の再建は本当に急がれるわけでありますけれども、先ほどの
答弁では、なかなかこれは、紀宝町の場合、大きな
規模で、まだいつとめどを申し上げる
状況じゃないというようなことがあったわけですが、今朝の地元紙などを見ておりますと、昨日の午後に熊野川に仮設の取水ポンプを設置をして、数日掛けて水質検査を行って、
水道管に破損がなければ給水を始めると、こういう報道もありますし、知事は、これを踏まえてだと思いますが、二、三日後には
復旧できるんじゃないかということも言われております。
本格的な全面的
復旧というのは一定のめどが掛かるかと思いますが、こういう応急的な
復旧で取りあえずやっぱり水を供給するということについては、どれぐらいのめどを持っておられるのか。そして、こういうことに対しての国としての
支援はどのように取り組まれているんでしょうか。