○藤井孝男君 今日は
踏切道の
改良促進法の一部を
改正する
法律案ですが、既にこの件に関しましてはそれぞれの委員の
方々から御
質問ありましたので、私は
震災関連のことについてお伺いをいたしたいと思います。
私も連日、
政府・与党それから各党との合同会議に
出席いたしております。原発が大変深刻な問題になっていますが、それはそれとしまして、
震災関係の復興につきましてもテーマごとに今分けて、昨日は
避難所の
状況、今日の午後は多分、住宅関連ということで今日も会議を開きますけれ
ども、いろんな問題がもう次から次へと出てまいりますが、先般の
質問をさせていただいた際に、私は
大畠大臣に、とにかくあなたがリーダーシップを発揮して頑張ってほしいというふうに激励をいたしました。と申しますのは、
国土交通省は、陸海空はもとよりですけれ
ども、気象庁あるいは海上保安庁、観光庁、そしてまた分野でいけば、もう今申し上げたように、
鉄道、港湾、道路、あるいは河川、それから防災、砂防も含めて、もうありとあらゆることを今度の災害について本当に
大臣のリーダーシップが期待されているということですから、改めてもう一度、激励、また頑張っていただきたいと思います。
そうして、港湾も
鉄道も、それから空港も含めて、どんどんどんどん
復旧復興に
関係者の
皆さん方が
努力されていることに敬意を表しますけれ
ども、しかしよく考えますと、そのことを結ぶ、人を運ぶ、
復旧する、キーは何かといったらやっぱり道路なんですね。道路のネットワークをやはり早急に
整備していきませんと、瓦れきをどかすのにも、これは無価価値であるとか有価価値であるとか財産権だとか、いろんな問題がありますけれ
ども、しかしどかさないと、道路を通さないとガソリンも物資も運べない。やっぱり今度の災害の
復旧には道路のネットワークをどう
整備していくかということが大事だと思うんです。
そこで、
震災が
発生した直後は、特に四十五号線と六号線が大変な被災を受けたということで、それに対して少しでも早くということで
現場の
皆さん方が
努力されて、四号線を
中心に、くしの歯作戦ですか、もう新聞にも出ていましたけれ
ども、十五本のルートを数日間で開通させたということ、大変これは迅速な
対応だと思っております。
しかし、今後のもっともっと大きな
意味での災害
復旧ということになりますと、やっぱり基本的に先取りして、もう既に
皆さん方この
現状は把握しておりますし、すぐやらなきゃいけない、今
対応しなきゃいけない問題もたくさんありますけれ
ども、やっぱり中長期的に、基本的にどういうふうに
整備をしていくか、特にその
中心となる道路というものをどういうふうに
復旧していくかということの基本的な考え方をお聞きしたいと思っています。