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大島九州男君 ありがとうございます。
私も、
法務大臣のそのお話を聞いて安心をしました。過去の
冤罪事件やいろいろなことに反省をして、その上に立ってしっかりとした制度を
議論していただくことを心から祈念をいたしまして、要望をしておきます。
最後になりますけれ
ども、私
ども行政監視委員会の仕事は、やはりいろんな立場、いろんな人の
意見をしっかりとこの場で披露しながら、そして勉強をし、
行政の
在り方をしっかりと正しい道に導いていくことが必要だと。
しかし、この原子力問題については、今まで我々は国会の中で本当に真摯な
議論をしてこなかったということに対して大きく反省をしなければならないという見地から、私
ども行政監視委員会は、
委員長そして野党の
皆さんも一緒になって、五月の二十三日に原子力の参考人の招致をして参考人の
意見を聞かせていただきました。そのときに多くの
国民からいろんな
意見を寄せられた。多分これは初めてじゃないかということがありますので、ちょっと御紹介をさせていただきます。
去る五月二十三日の
行政監視委員会の模様をインターネット中継で拝見しました。四名の参考人の方々のお話には心を打たれました。この方々を
委員会に呼ぶことを決められた
理事そして
委員長の御見識と御英断に心より
敬意を表します。政治に期待を持つことがむなしいと思う昨今、希望を感じさせていただきました。ありがとうございました。
こういう
意見や、NHKなどで放送されなかったのが残念ですが、五月二十三日の
行政監視委員会の放送をインターネットで拝聴させていただきました。国会の中にもこのような正面から事実を見詰めることができる方がいらっしゃるのだと本当に感激いたしました。ありがとうございます。
そのほかに、五月二十三日に小出先生、元東芝の後藤さん、
石橋克彦先生、孫正義さんを招いて行われた参議院
行政監視委員会をインターネット中継で録画で拝見しました。今まで数々の国会中継を拝見してきましたが、これほど有意義な
委員会はなかったと思います。これらの参考人の方々を招致することは大変だったと思います。
末松先生を始め
理事の方々、実現に努力された方々に感謝いたします。さすが参議院だと思いました。私心なく真摯に
国民のことを訴えられる参考人の方々の
発言は胸に迫るものがありました。経産省政
務官の
発言のみが自らの利権を守るためと感じられました。どうか議員の先生方もこの参考人の方々の
意見を無駄にすることなく、国会、
行政の場に届けていただきたくお願いいたします。
こういうような多数の
意見をいただいておりまして、これは決してやらせではございませんので。
まさに我々国会が本当に
国民の視点に立ってしっかりと
議論をしていかなくてはならない、また、それを
国民の方々は非常に望んでいらっしゃるんだなというのを、これは参議院の広報の方に届いたお手紙やインターネットのメールで来た抜粋を御紹介をさせていただいたわけであります。
全てにおいて何が正しいのか、その真実は
一つであるかもしれません。しかし、我々は、
国民の
皆さんに本当にこの
委員会や国会の
議論を通じて正しくお伝えをする場が大変少ないんですね。といいますのは、テレビ、
マスコミ、新聞報道等でこれが非常にねじ曲げられた形で報道をされてしまったり、そういったことがあるからこそ、我々国
会議員は一人一人の
国民にしっかりと発信をしていくということを努力をしていかなければならないということを常日ごろ私は感じているわけでありますけれ
ども、このインターネットの中継や国会中継等に対しても、やはり我々国
会議員が一人一人真摯になって
国民のために
発言をし活動をしていくことの大切さということを、またこういったお手紙によって我々は肝に銘じなければならないなということを新たに感じさせていただいたわけであります。
昨今、いろんな意味で、
予算委員会やいろんな復興
会議の中でも、
政策よりもいろんな政局で物を話される場合が多いわけでありますけれ
ども、この
行政監視委員会はそういうことなくしっかり運営をされたということを、私
ども本当に、手前みそと言われてはあれですけれ
ども、各
委員の先生、特に
委員長や
理事の
皆さんに感謝を申し上げまして、私はここで質問を終わらせたいと思います。
どうもありがとうございました。