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参考人(
森田祐司君) 御
質問ありがとうございます。三点御
質問、御
指示をいただいたと思います。
一点目、
検査院のこれまでの
活動の
評価ということでございますが、先ほど
所信で述べさせていただきましたとおり、非常に今
検査院の
役割というのは重要になってきたというふうに思います。その中で、
検査院の
活動も、ここ数年といいますか、その都度いろいろな方面で
改革のようなものも進んできたというふうに
考えております。
所信の中で述べさせていただきましたように、いわゆる
ストック面での
資産でありますとか
剰余金の
有効活用、こういった点というのはこれまでの
公会計のいろいろな
活動の中でも非常に私
自身も重要だというふうに
考えてまいりました。そのようなところ、現在進められております
改革を更に進めていけるように努力してまいりたいというふうに
考えております。
二点目、無駄の撲滅ということの御
指示、御
質問をいただきました。
これにつきましては、
検査院がしっかり
チェックするということは非常に重要なことでございますんですけれども、理想的には、
検査院が
幾らチェックをしてももう無駄は出てこないというような形に、まずは
執行の
部分で、これは
内部統制という
言い方もできるかと思うんですけれども、無駄が起こらないような、起こったときに適切に修正できるようなそういう
仕組みづくり、その
辺りを進めていくということが非常に重要で、この点につきましては、
会計検査の結果、そういう
仕組みの点で少し問題があるようなことがございましたらその
改善を促していく、そのようなことが非常に重要な
ポイントになるのではないかなと
考えております。
そのような点も含めまして、三点目、
覚悟のほどということでございます。
何分にももちろん初めてのことでございますんですけれども、
監査という
観点では三十年やってまいりました。その
経験と
官民での
経験を生かして、
皆様の御
期待に沿えるように頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。