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佐藤正久君 例えば、与那国島の祖納港は、北の方に向いているために冬はなかなか入れない。今回
調査をするときに、やっぱり一番最悪のケース、想定外ということは許されませんから、いろんな想定の中でいかに民間人を守る、作戦を行うか。そのときに嵐のときに港に入れないんでは話になりませんから、その辺りも
調査費の中で考えないといけない。実際、外間町長からは我々にもその港の話はいろいろいただいていますし、その辺りも併せて
調査をしないと、結局、
自衛隊だけがいても結果的に動けないという形になってしまいますので、広い
意味で
調査を
お願いしたいと思います。
また、離島の場合の、次の後方
支援という中に、やっぱり事前に集積しないといけない、物資を集積しないといけない、後方
連絡線が遮断されたらもう孤立しますから。弾や燃料や、あるいは食料、あるいは建築資材等なければ作戦ができないんですよ。
一般に、離島
防衛というのは、大きな人と物資が必要だと言われています。この辺りも含めて
調査をやっていただかないと、単に人がいただけでは全然
意味がありませんから、まさに事前の住民と陸海空の共同と、まさに後方
支援の強化、私もそこは正しいと思っていますので、そういう
意味で、今後とも
調査というものをしっかりやりながら
体制をつくっていただきたい。もう想定外ということは許されませんので、しっかりと、
自衛隊だけではなく、本当に実際どういうふうに民間の方も考えながら守っていくんだということをやっていただきたいというふうに要望をしておきます。
次に、
原子力発電所の安全化について
質問をさせていただきます。
今、
自衛隊の方々も、除染任務やあるいはモニタリング、あるいはスクリーニングの
支援とか、あるいは場合によっては避難民の
支援という形で今も
原子力災害派遣やっていただいております。
私も、四日前の十三日にいわき市のJヴィレッジというところにうちの幹事長とともに行かせていただき、
現場を確認し、意見を交換をさせていただきました。元自衛官という
立場から見ても、やっぱり改善点は多々あるなとつくづく思いました。いろいろ時間がなくて全部は言えなかったんですけれ
ども、そうしたら次の日、十四日朝、六十代の作業員の方が第一サイトの方でお亡くなりになりました。
中山政務官にお
伺いします。その十四日の日、心臓が停止されたとき、第一
原発にお医者さんはおられましたか。