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森本(和)
分科員 そんなに遠くないというお言葉をいただきましたけれ
ども、今、シーズンで、あちらこちらで発生している中でございますので、できれば、そういう冬のシーズンに鳥インフルエンザがたくさん発生するんだという過去の経験に基づいて言えば、この冬に向けて準備をしておいていただけたらよかったのではないかなというふうな
思いもあるんですけれ
ども、ぜひとも、一日も早く万全な体制になるように御
努力をいただきたいというふうに
思います。よろしくお願いいたします。
また、今回、野鳥が
原因というふうなことも言われておりまして、野鳥
対策、ネット等々の
対策というものが重要なんですが、ただ、今回、私の地元では、ウインドーレスという窓がない建物でどうやら発生したところは、その真ん中から発生しているみたいなものですから、ひょっとして小動物か昆虫かというようなことも言われておりまして、この辺の
原因究明と
対策をしっかりと行っていただきたいなというふうに思っております。
完全に密閉した空間で養鶏、養鶉等ができるとは
思いませんけれ
ども、これだけ先駆的なというか先進的なまさに一番進んだ形での、鳥インフルエンザにかかりにくいのではないかというふうに思っていたその農場から発生したということの衝撃は、結構大きなものがございます。そういう
意味で、早く
原因究明、
対策をしっかりしていただきたいと
思いますが、これは
環境省と絡むと
思います。
ただ、問題は、このようにいろいろな
対策、
先ほどからお伺いをしておりました補償についてのことやら、あるいは、起きた場合の初動を含めたいろいろな
対策、これももちろんしっかりやっていただいているかと
思いますし、今後もより改善されていくというふうに思っておりますが、ただ、このようにいつどこで発生するかわからないような
状況では、養鶏、養鶉農家さん、家禽農家さんは安心して営むことができないんじゃないかな。いつも、うちで起きたらどうしようという心配があって、また、移動制限が解除をされてよかったねと思った次の日にまた発生するみたいなことも実質宮崎県でも起きておりますから、このような
状況というのは、対症療法を改善に改善を重ねていくということだけではやはりなかなか難しいのかなと。根本的な
対策もやはり検討をしていただけないものだろうかというふうに今
考えております。
その中で、
先ほどもありましたが、ワクチン接種の話があります。現
段階でのワクチン接種に対しての
政府の
見解と
対応状況をお聞きしたいと
思いますのが一点。それからまた、今後、技術的なあるいは制度的な課題を解決していくことができるのか、あるいはそういう意思があるのか。
例えばワクチンも、そのワクチンについてなかなか使用が進まないという
原因として、ワクチンそのものを打ってしまうと、本当にかかったところと見分けがつかないというような話もありますが、逆に、予防的なワクチン、人間でもそうなんですけれ
ども、予防的にかからないようにするワクチンというか、そういうものの
開発など、ちょっと科学的、技術的なことは私は詳しくありませんが、そういう
開発をしていくとかいうようなことは御検討をされているのか。また、ワクチンだけではなくて、それ以外に抜本的な予防
対策というものが今検討をされているのか、今後検討をしていくのか。
ワクチンに対しての
現状の
見解と、それから、今申し上げたような、そういう技術的な、制度的なものを改善してそういうワクチンの
開発も含めてやっていこうという御意思があるのか、それから、それ以外の抜本的な予防
対策というものが今
考えられているのかということを教えてください。