○長島(忠)
委員 このことは、どこかできちんと
議論をしなければいけないことだろうと私は思っていますので、きょうはそれほど深く
議論をするつもりはないんです。ただ、少なくとも、あの地域の除染の方法はどうなのか、今実際に汚染をされている
状況はどうなのかということだけは隠すことなく開示をした上で、やはり
住民の皆さんにも、我々
国会に対しても、
国民に対しても開示をしていかないと、いつか、希望を持たせておいてどんとだめになったという失望感を広げさせたときには、そのことこそ取り返しのつかないことになるんだろうと私は思うんです。
その人
たちがその間どうやって
生活をしていくかを含めて、やはりきちんと早目早目の
情報開示、そしてそのことに対する理解を求めていく努力を怠ることのないようにということだけきょうは申し上げて、いずれまたそういったことを
議論させていただく機会があるんだろうと思います。
新潟・福島豪雨
災害、私は地元でもありますので、ちょうど二十九日が金曜日でございました。二十九日の日から三十日の早朝にかけての豪雨が大変な
被害をもたらしたものでありまして、七年前、三条地域を
中心にした水害のとき、私は地元の村長でありましたから、その
災害にも遭遇をしました。あのとき、多分百年規模、二百年規模の水害だといった
災害が、七年にまた一度、しかもそれ以上の雨量を持ってふるさとに襲いかかってきたということで、私も一週間ほど
被災地をずっと細かなところを回らせていただいて、あのときとは違った
被害の形状があることも見てまいりました。
激甚
災害、先ほど民主党の
委員さんからもそのことの周知徹底というお話がありました。実は、
災害救助法等激甚
災害を指定されながら、そのことがどういった形で
市町村にとって使えるのかというところの、やはり
市町村職員がなかなか把握をできていないところがあるんだと思うんですね。
例えば、応急
復旧です。そのままに放置をしたら河川がますます危険を増すことになるので、やむを得ず
市町村が重機を借り上げてやらなければいけないところに対する費用負担はどうするのか。
田んぼがちょうど穂を出す時期でありましたので、水がどうしても必要だと。ほとんどの用水がやられてしまったので、やはりその用水を、査定を待っていられないので、用水だけは確保をして水をかけなければ、せっかく助かった稲も作物も救えないということで、やったことに対する費用はどうやって負担をしていただけるのかということについて、なかなか周知徹底が図られていないような気がするんです。
その辺はどういうふうに考えておられるか。
大臣でなかったら、これは総務省なのかな。どちらでも結構ですから、
市町村に対する。