○柴田巧君 みんなの党の柴田巧です。
急遽ちょっと
質問時間が短くなったこともあって、後で一般
質疑のところでも一部六次
産業化についてはお聞きをするかとは
思いますが、まず基本的な
部分について
幾つかお尋ねをしたいと
思います。
先ほどからも
お話があるとおり、
農林漁業者の
皆さんの創意工夫によって六次化を進めていく中で、所得の向上やあるいはそれによって若い
人たちがふるさとに戻ってくるということも出てくるでしょうし、雇用の創出や
地域の
活性化、あるいは農業農村の再生というところにこれが結び付いていくということを期待をしたいわけですが、先ほどから何人もの方が御
質問されておりますように、懸念を示されていますように、
成功例も確かにあるとはいうものの、なかなかこれまで作ることに専念をされてきた方が
加工していく、流通していく、売っていくということになると、やっぱりいろんな壁にぶつかるのも事実であります。言わば作る農業から売る農業への
転換をしていかなきゃならぬわけですから、慣れないことをこれからやっていかなきゃならぬということになろうかと思うわけですね。
したがって、先ほどから
お話がありますように、消費者ニーズをとらえてどう売れる農産物、そういったものを作っていくかと。マーケティング力な
ども必要になってくるでしょうし、実際に売っていく上での
ノウハウとか経営
資源とか、そういったものも問われてくるということになるわけであって、
中小企業並みの相談体制、きめ細やかな
支援、相談体制のやっぱり確立というのは大変重要なことだと思うわけであります。
そういう中で、
農政局もやっている、それから
普及員もやるんだという
お話もありました。一番核に期待をされているのはそのいわゆる六次化
プランナーという
方々なんだろうと思うわけですけれ
ども、
都道府県に四人、五人配置をするということでありますが、今日は
北海道の
先生方質問多いんですが、
北海道みたいに広いところでも四人、五人、私みたいな比較的コンパクトな県なんかでも四人、五人ということで、本当に基本的に事足りるのかなということを大変懸念をするんですが、まずそこら辺からひとつお聞きをしたいと
思います。