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石田(真)
委員 自由民主党の
石田真敏でございます。
議題となっております改正案につきまして質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
まず、この問題、この提案をされているそもそもは、鳩山前総理の資金管理団体、友愛政経懇話会の虚偽記載、これが発端になっているということは明らかであります。
それで、この問題について、我が党からも、本当に機会あるごとに
関係者の
参考人招致をお願いしておるわけですけれども、全くそれが実現していないということでございまして、そういうことから、真相が全く解明されていないというのが現状であるというふうに思います。
そういうことからいきますと、まず、その真相解明をするということが
国会として一番最初に取り組むべき問題ではないかなというふうに私は思います。
総理は、予算
委員会でしたか、答弁で、関係資料は公開しますと言われて、その資料すら出ていないわけですよ。これはちょっと
考えられないわけであります。
ですから、こういうことをきちっとやっていかなければいけないということが私の前提で、私は
法律の専門家じゃありませんけれども、普通に
考えて、疑問というのはありますよ。
例えば、鳩山総理のお母さんが、
政治資金ということで、
政治資金ということか個人献金だったか、それはわかりませんけれども、千五百万円を出す。しかし、そのお母さんは、私はわからなかったと言っておられる。そして、鳩山総理も知らなかった。
そのままで、両方知らないから、何とはなしにこの問題は流れているように思いますけれども、知っている人は一人いるんですよ、確実に知っている人は。
それはだれか。秘書ですよ。資金が千五百万来た。そうすると、これは
政治資金として来たんだったら、量的違反だとわかりますよね。もし、これが贈与で来たんだったら、鳩山総理は贈与税を払わないといけないということは、その人はわかっているはずなんですよ。これは
法律の専門家でなくてもわかるんですよ。
そうすると、その人は、少なくともお母さんに、これは
政治資金としてはいただけませんよと言わないといけない。あるいは、鳩山総理に対して、これは贈与であれば、贈与税を払わなければ脱税になりますよと言わないといけないんですよ。
この秘書さんは何をしていたんですかね。そういうことをやはり解明をしないといけないんですよ、実際がどうだったか。
そういう
意味で、きょうはそれが主題ではございませんので、
委員長に、もう
国会日程もわずかですから、決断していただいて、次の方を
参考人でここの会に呼んでいただきたい。
まず、友愛政経懇話会の会計責任者であり
政策秘書でもある芳賀大輔氏、虚偽記載を行った秘書の勝場啓二氏、それから、鳩山前総理のお母さんの側近と言われております
日本友愛青年協会常務
理事の川手正一郎氏、そして、鳩山前首相から本件の調査を委託され、鳩山前首相とともに記者会見を行った弁護士の五百蔵洋一氏、この四名の方の
国会招致をぜひお願いしたいと思います。