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岩屋委員 おはようございます。
岩屋です。
きょうは、さわやかな
小原さんの後でもなく、さわやかでない
下地さんの後でもなく、いつも時間を食い込まれる新藤さんの後でもなく、よかったなと思っております。
法案ですから、
法案のことを二、三、まず聞きたいと思いますが、その前に、
北澤大臣、きのうは済みませんでした、予算
委員会に来ていただいておりましたのに、最近、何か身内のような気がしてきまして、よくないですね。厳しくいきたいと思います。お許しください。
きのう、海保のビデオの流出のことを私、聞かせていただいたんですが、ちょっと不思議だなと思っているのは、私は十一時からの
質問だったんですよね。さっき木村先生からも
お話があったように、一緒に石垣に行って保安部の
皆さんに話を聞いてきたばかりだったものですから、海保からの流出であってほしくないなという思いがずっとあったものですから、この
段階でそう決まったわけじゃないですよねと。神戸の漫画喫茶からと聞いたときに、これは
政府外の人のしわざではないかなという感じがしたものですから、海保
長官に聞いたところ、そうです、捜査をやっている最中ですから海保の者だとはまだ
認識しておりませんというお答えでした。
でも、どうもその前に報告が、海保の
職員が自白したというのが
長官にも
政府にも上がっていたように後で聞かされて、だとすれば、虚偽の
答弁というか、やはり
国会の
審議で本当のことをきちんと言ってほしかったなというふうに思っているんです。
それはまた別のところでただしていくとして、官房
長官、官房
長官は名前は何といったっけ、仙谷、余り印象よくないですよね、前の官房
長官の方がよっぽど人柄がよかったと思いますけれども。発言を聞いて、私、心配しているんですよ。事実かどうか知りませんが、クーデターだとか倒閣だとかいうような発言もあったやに聞いておりますし、今回の責任のとり方も、行政と
政治家は違うんだみたいなことを言っておりますが。
この海保の
職員に関しては、もちろん擁護するつもりはありませんが、気持ちはわかるというか、そういう静かな共感というのは
国民の中に広がっているので、この対処の仕方というのは
政府としてもすごく難しいと思いますよ。
政治主導というならば、やはり
政治家が最終的に責任をとっていくという姿勢でなくてはならない。そこの対応を誤ると、ますます
国民の不信が広がっていってしまう、大きくなっていってしまうと思うんですが、この対処の
あり方について、政治主導というのであれば、政治の側できちんと責任をとっていくんだ、こうあるべきだと思いますが、
大臣、いかがでございましょうか。