○江藤
委員 早急にという言葉を広辞苑で引いてくださいよ。早急にという言葉を小里
委員の
質問に対して答えたんですよ。早急にというのはすぐということじゃないですか。今の
お話を聞いていると、いつになるやらわからぬというふうにしか聞こえませんよ。
いいですか。八月二十三日、
対策本部長である菅総理
大臣、
民主党の
対策チームの
要望に対して官邸で、早ければ八月中、遅くとも来月初めには結論を出したいと。総理
大臣ですよ、一国の。政治主導なんでしょう。総理
大臣、
対策本部長がそう明言されているんですよ。党内で、
民主党の先生方、あなた方にそう約束したんですよ。それをやらないのは
民主党議員に対する裏切りでもないんですか。
だから、私は、早急にできるものだとこのとき思いましたよ。もう九月の第二週じゃないですか、きょうは。しかも、代表選挙か何か知りませんけれ
ども、もう政治そっちのけで、わあわあわあわあやっていらっしゃいますよね。
それから、言いたいことはもう山ほどありますけれ
ども。
いろいろ
お話がありました、二百億の公共
事業がどうのこうの。先ほどちらっと言われましたね、新しい提案を宮崎県から受けたと。八月二十八日、小川補佐官が東国原知事から新しい提案を受けていますよ。
最初は三百二十二億三千万円、取り崩し型でお願いしたいということだけれ
ども、補助金適正化法の問題とか、いろいろクリアしなきゃ、問題があるからこれは難しいと。それから、国土交通省から、具体的な箇所づけがないのでいいとも悪いとも判断しようがない、そういう返事をもらいました。県に聞いてみたら、どこの工事をどれぐらいの規模でやるか出せというならすぐ出せると言っていますよ。そういう指導が国交省からまずない。
それで、折れたというのは言い過ぎかもしれませんが、新しい提案の内容は、百二十億円規模の取り崩し型の
基金を頼みたい、農畜産業の再生のために緊急的な
対応が必要な
事業を三年間でやらせてくれと。だから、公共
事業を削ったわけですよ。そして、国で三千億程度の
基金を設置して、
基金は補助金適正化法の対象になりませんから、これは宮崎だけじゃなくて、
鹿児島も熊本も、もしかしたら長崎も、
市場閉鎖されたわけですから、使える。そういう国の大きな
基金を使って、その運用益、十年間で、国に、やらせてほしいという提案をしたわけであります。
このことについて、早く結果を出してください。宮崎県にとっては、三百二十二億の取り崩し型ですよ、でも、東国原知事も県も、余りにも国のガードがかたいので、折れて、第二の提案をしているんですから。しっかりこれを受けとめてください。
適正化法とか何とかかんとか言いますよ、一括
交付金がだめだとか言いますよ。だけれ
ども、例えば、
平成二十年八月、リーマン・ショックのとき、麻生内閣で、
平成二十一年五月、
地域活性化・経済危機
対策臨時
交付金というものを補正
予算で計上しました。そのときには宮崎県には九十一億円来たんですよ、宮崎県に九十一億円。大変助かりました。そのうちの二十七億円を宮崎県は
基金にして、それで公共
事業をやったという実績があるんだから。過去実績がないと言うような役人もいるみたいだけれ
ども、このことも党内で、閣内で、きちっともう一回、今すぐにでも、この
委員会が終わったら
議論をして、早く結論を出してください。このことは
要望にとどめておきます。もう
答弁は要りません。
次に、手当金についてお願いをします。
手当金、きょう返事をください。課税するのか非課税なのか。一千万もらおうが二千万もらおうが三千万もらおうが、後で五〇%課税されて持っていかれるんだったら、使えませんよ、この金は。(発言する者あり)
今筆頭からも言われましたけれ
ども、特措法の二十七条、読みましょうか。「国及び地方公共団体は、
平成二十二年四月以降において
発生が確認された
口蹄疫のまん延が牛、豚等の家畜の所有者に与える
影響に配慮し、必要な税制上の
措置を講ずるものとする。」。全会一致ですよ、
皆さん。
委員長提出法案ですよ、特措法は。
皆さん方も賛成したんですよ。やらなかったら法律違反ですよ。やることがありがたいとかなんとかいう話じゃなくて、立法府は責任を果たしたんですよ、行
政府がちゃんと法律にのっとって、ちゃんとやってくださいよ。
早く
農家は
経営再建計画を立てたい。競りが再開になった、牛を買いに行っていますよ。(
山田国務大臣「
委員長」と呼ぶ)まだ終わっていないから、待ちなさいよ。(
山田国務大臣「そんなに興奮しないで、ちゃんと冷静に話しましょう」と呼ぶ)興奮させるようなことを言うからですよ。
では、もうちょっと冷静にやりましょう。
今、いわゆる
概算金をもらいましたけれ
ども、肥育
農家は大分使っちゃいましたよ、今回の競りが再開されたことによって。
価格が高いから。予想された、自分で買いたい頭数も買えない、そういう
状況の中にあるんですよ。物すごい不安ですよ。もしかしたら、五〇パー、これは
所得とみなされて持っていかれるかもしれない。会う人、会う人が、江藤君、手当金はどうなるの、いつ結論が出るのと。
きょう返事してくださいよ、非課税にすると。御
答弁を求めます。