○副
大臣(
郡司彰君) マル緊そして補完マル緊を継続をしてくれという話、そしてその
考え方の上に立ってだということに理解をすればいいんでしょうか、新しい
制度の
検討をする場合にはと、こういうような御
指摘をいただいたというふうに思っております。
御存じのように、今年が
事業の終期でございますから、それなりの見直し、
検討というものをいたしていくということについては、これまでにもそれぞれ
意見の交換、それぞれをしていただいたところだというふうに思っております。
その上で、民主党の方の
考え方でやっている今年の米の
モデル事業のことも含めて、
生産者の負担をというような
お話がございました。ここのところは、今現在、確かにマル緊、補完マル緊というのもセーフティーネットあるいは
所得補償的な意味合いが濃いものというふうに私
どもも理解をしています。しかし、これ保険かあるいは基金かあるいは
制度かというようなことになりますれば、この部分は一定程度基金という形の中での今運用をしている形でありまして、そこのところの
制度の見直しということを前提に私
どもとしては
検討をさせていただいていかなければいけないんだろうというふうに思っております。
その中で、負担金といいますか、払うものについてどういうふうなということの
お話もございまして、つまるところどのようなことを目指しているのかということがちょっと分かりづらかったこともあるんでありますけれ
ども、何倍の返しがあることなんだと、こういうようなところが一番
生産者の方々にとっては関心が出てくるんだろうというふうに思っております。
今現在の、昨年度等のものを見ますと、十一万何がしというような金額がございました。それに対して自己の比率がどういうふうになればということの逆算ということも出てまいりましょうし、
事情の中では、高いときのものがこれから出てくるとか、これから一年間にとっては相当程度
事情の変化が来すんだろうというふうに思っておりまして、
制度全体の見直しとその辺の負担割合の金額的な問題と、いろいろな
条件をかみ合わせながら慎重に
検討をしてまいりたい、そのように思っているところでございます。