○加納時男君 「しつつ」、「も」というのがいよいよ効いてきたということは大変よく分かりました。是非ともその方向で
経済産業省と
環境省でよく相談をして、この制度設計等も
考えてもらいたいと思っています。
次に、フィードインタリフ、全量固定価格買取り制度と俗に言われているものについて伺いたいと思います。今日はちょっと角度を変えまして、ヒートポンプのことを聞きたいと思います。
再生可能エネルギーというものが定義をされています。法案の第二条の第五項の第七号だったですか、これ、ずっと規定されていますけれ
ども、そこのところにヒートポンプは入っていないんですね。いろいろ太陽熱とか太陽光とかずっと書いてあって、最後にその他政令で、むにゃむにゃむにゃむにゃと書いてあって、最後に政令で定めるものということになっています。当然、政令では定めるつもりなんでしょうけれ
ども、ヒートポンプをここに入れていないのは何なんだろうかと。少なくとも、表現としては大気熱とか大気熱
利用とかいう表現でもいいと思うんですが。
といいますのは、去年八月に施行になったと私記憶していますけれ
ども、エネルギー供給構造高度化法というのがありますよね。この中で、たしか私の記憶では大気熱を再生エネルギーにしたんじゃなかったかなと思っています。この辺、ちょっと通告していなくて悪いですけれ
ども、
経済産業省の方で分かれば答えてほしいし。
もう一つ、これに関連して申し上げますと、今日の午前中配られた資料、
経済産業省見ていないというので、見ていないから、相談なかったそうですからいいですけれ
ども。これは
環境省の方に聞きますけれ
ども、今日の午前中の資料にケース三の場合、つまり真水でやった場合の電気式ヒートポンプの
普及台数の目標があるのをちらっと私見ました。二〇〇五年に五十万台であるのを二〇二〇年には
幾らにするのか。何と千六百万台にする、本当かなと思うんですけれ
ども、千六百万台にする。あなた方がするわけじゃなくて、これ、実際はお客さんなり電力会社の努力とかそういうのでなるんでしょうけれ
ども、千六百万台にするなんていうのがあるので、いよいよ何かその他というものじゃなくて、非常に大事な役割を果たすものではないか。大事な役割を果たすものがなぜこの法案に入っていないんですか、その他のところで読むんですかというのが
環境省に対する質問です。
経産省に対しては、先ほど申し上げた私の理解が間違っていないかどうか、確認したいと思います。