○山内
徳信君 私が
アメリカの
責任者ならば、私が
日本政府の
責任者ならば、前の政権のやったのを教訓にし、反省点として生かしていきます。十三年、十四年近く必死に
努力されてもできなかった。前政権も
普天間飛行場の危険性の除去とおっしゃっていました。ああ、いよいよ頑張っていかれるんだなと
思いました。
普天間飛行場から飛び立ってきたヘリコプターや固定翼の飛行機が、私が住んでおる、私が村長をしておるその村の真ん中でパラシュートの演習をしていたから、
普天間
基地と読谷
基地は不離一体であったわけです。だからそれをよく知っておるわけです。
私が
責任者ならば、十年以上も掛けてやるようなそういう危険性の除去はやりません。
日本政府の
大臣や国家公務員はみんなサラリーマン化しておるから、自分の立場だけを守ればいいから、向こうに、あの
基地の周辺に危険にさらされておるのが何千名といって人が住んでおるのに、依然として、
辺野古に移らなければ、
辺野古に造るというのは危険性の除去だと、こういうことを言われてもむなしくしか
沖縄の人々には聞こえないんです。
なぜ
アメリカに帰れということを言えぬのか、
外務大臣。なぜグアムとかサイパン、テニアンに。
昨日、テニアンの市長さんが来られました。七名の御一行が来られました。前にも来られましたが、官邸は、どんな理由言われたか知りませんが、これは今ここでは会えませんと言って、何か外務省の副
大臣が会うことになっていたとかいう情報がありますが、昨日も来られたんです。
考えてみてください、
外務大臣。八千名が、一万二千名ぐらいしかいないと言われている
海兵隊が八千名も行くというのは、前の再編のグアム協定で決まっておるでしょう。あと四千名、実際は四千名はいないと言われています。あと二千名ぐらいしか実態はいないのに、テニアンは四千名ぐらい受け入れられますよとおっしゃったんです。演習場として使うならば反対だと、
海兵隊がここに住み着いてくれたら、あるいは家族も住み着いてくれたら歓迎しますとおっしゃったんです。
そういうふうなことでございますから、しっかりとそこら辺は
方向転換をする時期に来ております。そうしませんと政権もたなくなりますよ、申し上げておきますが。
それで、最後の
質問に入ります。
私は、
政府は四月ごろから関係省庁が動いておると見ておりますが、
辺野古に
基地を押し付けるために利権屋や土建屋やそういう関係者とこそこそ会っておるという、そういう
報道がなされております。そして、あめとむちをちらつかせておるわけですが、過去にもそういうことはありましたから。那覇
防衛施設局長とか今の
沖縄局の局長に相当する人々が、やはり利権屋とあるいは土建屋とそういう密会をしながらそういう暗躍をして
基地を押し付けていこうというふうにしましたが、それも失敗に終わったわけです。
そこで
防衛大臣にお伺いいたしますが、よもや私が尊敬しておる
北澤大臣や副
大臣の榛葉さん辺りが、そういう密会とか暗躍をして市民を分断をしていくようなそういう
動きはしていらっしゃらないでしょうねと念を押しておきます。さらに、今後もそういう
動きはしませんということを言っていただきたい。どうぞ。