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石田(祝)
委員 大臣、それはちょっと無理なんですよ。だって、お米がちゃんとできるかどうかというのは十月ぐらいまでかかるわけでしょう。出来秋というのは、早いところはありますよ、八月、私の高知県なんかはもう早場米で出しますけれ
ども、七月で出すところもあります。しかし、全国的に見ると九月、十月でしょう。そして、変動部分の千三百九十一億、ここのところが最終に決まるのが、相対取引は一月まで
状況を見て変動部分を決めるわけじゃないですか。
そうすると、このモデル
事業の実施
状況がわかるのは、やはり年度いっぱいかかるんですよ。それを六月までの申し込み
状況を見てとか、これは、
戸別所得補償制度、今回の制度の趣旨に賛成をしてやられる方の数はわかりますよ。しかし、最終的に、このモデル対策の変動部分を使っているということが全体としてどうだったかというのは、やはりこれは八月じゃ無理なんですよ。十二月でも無理でしょう。
ですから、
政府原案の決定のときに間に合わないんじゃないか、そういうことを私は申し上げているんですよ。二十二年度の実施
状況を見て検討するとなったら、これは事実上、二十三年度の本格実施は難しいのではないか、こういうことを老婆心ながら申し上げております。余り時間がありませんので、またの機会にこれはいたしたいと思いますけれ
ども。
引き続いて、備蓄のあり方についてお伺いをしたいんです。
私も
予算委員会で
大臣に御
質問をさせていただいて、当初、マニフェストで三百万トン、それを棚上げにする、そうおっしゃっておりました。それで、三党連立合意はどうなっているかということで見ましたら、社会民主党は三百万トンの棚上げだ、国民新党は特に触れていない、こういうことでしたから、これは
大臣、三百万トンでやっても与党の中はもめないんじゃないですか、そういう
お話をしたら、いや百万トンだ、そして七十七万のMA米もある、民間備蓄は二百万トンある、こういうお答えだったと思います。
それで、その後総理も、棚上げ備蓄だ、こういうことをおっしゃっておりますが、これは
大臣、一体いつからやるのか。今もう百万トン、
政府備蓄はあると思うんですよ、若干
数字が減っているかもしれませんが。棚上げ備蓄というのは何年産のお米からやるのか。例えば、現在も持っている、回転備蓄という前提で備蓄しているものについても、これはそのままそっくり棚上げにするのか。いつから始めるかということを、ちょっと御
答弁をお願いします。