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小泉(進)
委員 大臣がお答えいただけないので御紹介をしますが、おととい発表された政党支持率、産経新聞、
国民新党の政党支持率〇・〇%、
共同通信〇・七%。つまり、支持率がない政党がこの国の制度の大きな変更を強行し、そして
民主党もおかしいのは、支持率ゼロ%の政党に振り回されているんですよ。去年の衆議院
選挙で
国民が三百議席を与えたのは
民主党ですよ。
国民新党に三百議席を与えた人はいませんよ。これはおかしいと思っているから、何で連立与党がこんな
状態になっているのか、この
国民の不安と、そしてどうにもできないもどかしさがあるんじゃないですか。
そして、亀井
大臣が、郵政というのは国家
国民のため、そして世界のためとも言いますが、その世界からも今回の見直しに懸念が出ているんですよ。欧米から、今回の見直しで民間の公平な競争のグラウンドではできなくなっちゃうんじゃないか、WTOの協定にも違反するんじゃないか、こういう懸念も出ているんです。
つまり、
大臣が支持率の上がる下がるは気にしない。それは自民党にも言えることかもしれません。やるべきことはやらなきゃいけない。一喜一憂しない。しかし、
大臣、謙虚に声を受けとめるというなら、今回の支持率の
調査でも出ているとおり、政党のゼロ%だけじゃない、この郵貯の限度額の見直しについても、そして
大臣が今行っている郵政の見直しについても、五〇%以上の方々が反対だとおっしゃっているんですよ。その声を謙虚に受けとめるというなら、その声を聞かずにやりたいようにやる、
国民新党の一丁目一番地の
政策だからやるというのは、
国民新党の支持率から、そして議席から見ても、今の姿勢というのは
国民からは決して
信頼を得ることはできないんじゃないでしょうか。いかがですか。