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野田(聖)
委員 正解でございます。ありがとうございました。四十七
都道府県中八県のみでございまして、真っ先にお答えい
ただいた
岐阜県が私の
選挙区です。
何が申し上げたいかというと、私は、ですから、
国会議員になってかなりたつわけですけれども、実は、
政治家として
余り海洋とか
海事とかに直接かかわったことがありません。今回は縁がありまして、この
法律案にかかわらせてい
ただくことになったんですけれども、なぜ手を挙げたかというと、理由が二つあって、
一つは、この
岐阜県、海がないんですけれども、今度の六月に
海づくり大会というのを開くことになりました。
天皇皇后両陛下においでい
ただいてやるわけですけれども、いろいろな人が、海がないのに何で
岐阜県で
海づくりをやるんだと。結局、
岐阜県は川がありますよね。やはり川が最後に海に
流れ着くわけです。
そういうことで、海がないから海のことに
関心を持たないとか、川がないからそんなことどうでもいいじゃなくて、やはり
地球環境というのは、本当にみんなが連綿と連なっている中で、一部分だけを取り上げてそれをよくしたところでだめなんだな、やはりそういう意識を、むしろ海のない県に住む私
たちが海と接している
国会議員以上に
海洋、
海事に
関心を持つことが大事なんじゃないかなということを考えたわけで、さまざまな
陳情等で直接の応援ができないにしても、やはり
国会議員として政策上、
日本の
海事、
海運についてしっかり支援する立場に立って
日本を支えなきゃいけないな、こういう二つの思いできょうは
質問に立たせてい
ただいたわけです。
実は、この
法律、一生懸命勉強したんですが、なかなか突っ込みどころがない。
国土交通省の
専門家の方に来てい
ただいても、どこが、何が問題なんだと聞いても、どこも何も問題じゃないと。これは全
党一致で
賛成する
法律だから、実はなかなか
質問のしようがないんですと言われて、私もある
意味唖然としたわけですね。当然でありまして、これは
国際条約があって、ちゃんと
地球環境を守っていこうという名で、その加盟している
人たちが
環境の
強化をするわけですから、反対のしようがないわけで、個別具体的な
質問ができないわけです。
本当に重箱の隅をつつくような感じでいろいろ考えた結果、でも規制に伴うさまざまな措置をとらなきゃいけないから、それに伴う、例えば事務とか
人件費等々の煩雑さとか、そういうことが業界や
企業に
負担になるんじゃないかと折り返し
質問したところ、いや、実はこれに該当する船というのは二十か
そこらしかなくて、全然どうってことないんだと。だから、これはもう本当に、なぜわざわざ
委員会を立てて各党が
審議をしなきゃいけないかというのがわからないような、そんな状況にあるわけです。
申し上げるならば、今申し上げたように、何ら問題のない、極めて技術的な
法律改正というか、そういうところに関してわざわざ
委員会を立てるのはいかがなものかな、今
政治主導で、
国会改革も叫ばれている中、こういう問題に対しても真摯に取り組む
一つのいい機会なのかなと思って、
質問に立たせてい
ただいたところでございますが、これについてはどうでしょうか。