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2009-11-11 第173回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
二十一年十月二十六日)(月曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
田中眞紀子
君
石井登志郎
君
石田
勝之
君
石田
芳弘
君
江端
貴子
君
奥村
展三君
川口
浩君
城井
崇君
熊谷
貞俊
君
後藤
斎君
佐藤ゆうこ
君
首藤
信彦
君
瑞慶覧長敏
君
高井
美穂
君
高野
守君
中川
正春君
平山
泰朗
君 牧
義夫
君
松崎
哲久
君
松本
龍君
本村賢太郎
君
湯原
俊二
君
横光
克彦
君
横山
北斗
君
吉田
統彦君
笠
浩史
君
遠藤
利明
君
北村
茂男
君
坂本
哲志
君
塩谷
立君
下村
博文
君
菅原
一秀
君
永岡
桂子
君 馳 浩君
古屋
圭司
君
松野
博一
君
池坊
保子
君
富田
茂之
君
宮本
岳志
君 城内 実君
平成
二十一年十一月十一日(水曜日) 午後一時四十六分
開議
出席委員
委員長
田中眞紀子
君
理事
奥村
展三君
理事
首藤
信彦
君
理事
松崎
哲久
君
理事
本村賢太郎
君
理事
笠
浩史
君
理事
坂本
哲志
君
理事
馳 浩君
理事
富田
茂之
君
石井登志郎
君
石田
勝之
君
石田
芳弘
君
江端
貴子
君
川口
浩君
城井
崇君
熊谷
貞俊
君
後藤
斎君
佐藤ゆうこ
君
瑞慶覧長敏
君
高井
美穂
君
高野
守君
中川
正春君
平山
泰朗
君 牧
義夫
君
松本
龍君
湯原
俊二
君
横光
克彦
君
横山
北斗
君
吉田
統彦君
遠藤
利明
君
北村
茂男
君
塩谷
立君
下村
博文
君
菅原
一秀
君
永岡
桂子
君
古屋
圭司
君
松野
博一
君
竹内
譲君
宮本
岳志
君 …………………………………
文部科学大臣
川端
達夫
君
文部科学
副
大臣
中川
正春君
文部科学
副
大臣
鈴木
寛君
文部科学大臣政務官
後藤
斎君
文部科学大臣政務官
高井
美穂
君
文部科学委員会専門員
芝 新一君
—————————————
委員
の異動 十一月十一日
辞任
補欠選任
池坊
保子
君
竹内
譲君 同日
辞任
補欠選任
竹内
譲君
池坊
保子
君
—————————————
十一月十一日
奥村
展三君
首藤
信彦
君
松崎
哲久
君
本村賢太郎
君 笠
浩史
君
坂本
哲志
君 馳 浩君
富田
茂之
君 が
理事
に当選した。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
互選
国政調査承認要求
に関する件 ————◇—————
田中眞紀子
1
○
田中委員長
これより
会議
を開きます。
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。 このたび、
鳩山内閣
で
文部科学委員長
に任命されました
田中眞紀子
でございます。 今日、
我が国
の
文部科学行政
の
重要性
については改めて申し上げるまでもございません。 戦後、
人材確保法案
や
教員
の
免許法特例法
など、種々の
教育行政
に関する立法がなされました。また、
科学技術
の
振興
、さらに、
人類
にとって
共通
の精神的豊かさの源泉ともいうべき
文化
の
振興
、そして、多岐にわたる
スポーツ面
での
振興
と、その
充実
を図ることは極めて重要な
国家課題
であります。 御
案内
のとおり
世界
の
経済
は厳しい
状況
にあり、
我が国
の
財政状況
が逼迫していることは御
案内
のとおりです。 そうした
環境
の中にありましても、私
ども文部科学委員会
に課せられた諸
課題
は
国家
の存立上不可欠な
重要命題
であることは申し上げるまでもありません。 殊に、若者が将来に
希望
を持ち、生きがいを感じつつ人生を送れるようにすることが極めて重要であると思います。 当
委員会
の
委員
お一人一人が、公平かつ公正な視点に立ち活発な
議論
を重ねることによって
国家国民
の負託にこたえるよう望みます。 闊達で円満な
委員会運営
に努めてまいりますので、
委員各位
の御
協力
を
お願い
いたします。(
拍手
) ————◇—————
田中眞紀子
2
○
田中委員長
これより
理事
の
互選
を行います。
理事
の員数は、
議院運営委員会
の
決定
の基準に従いその数を八名とし、先例により、
委員長
において指名いたしたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田中眞紀子
3
○
田中委員長
御
異議
なしと認めます。 それでは、
理事
に
奥村
展三君
首藤
信彦
君
松崎
哲久
君
本村賢太郎
君 笠
浩史
君
坂本
哲志
君 馳 浩君
富田
茂之
君 をそれぞれ指名いたします。 ————◇—————
田中眞紀子
4
○
田中委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
文部科学行政
の
基本施策
に関する
事項
生涯学習に関する
事項
学校教育
に関する
事項
科学技術
及び学術の
振興
に関する
事項
科学技術
の
研究開発
に関する
事項
文化
、
スポーツ振興
及び青少年に関する
事項
以上の各
事項
につきまして、
本会期
中
調査
をいたしたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、議長に対し、
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田中眞紀子
5
○
田中委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
田中眞紀子
6
○
田中委員長
この際、
川端文部科学大臣
、
中川文部科学
副
大臣
、
鈴木文部科学
副
大臣
、
後藤文部科学大臣政務官
及び
高井文部科学大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
川端文部科学大臣
。
川端達夫
7
○
川端国務大臣
文部科学大臣
を拝命いたしました
川端達夫
でございます。どうぞよろしく
お願い
いたします。 第百七十三回
国会
において各般の
課題
を御審議いただくに当たり、
一言
ご
あいさつ
申し上げます。 私は、このたび、
鳩山内閣
において
文部科学大臣
を拝命いたしました。
政権
が交代し、
鳩山総理
の掲げる
国民主権
、
地域主権
、
自立
と共生などの
考え方
の
もと
、新しい
政治
が始まっています。私の担当する
文部科学行政
においても、
現場
の
状況
や
施策
の
効果
をつぶさにとらえつつ、見直すべきところは
見直し
、また、必要なものは継続、
充実
していくという
考え方
の
もと
取り組んでいきたいと考えております。
資源小国
である
我が国
のこれまでの
発展
を支え、また今後の
発展
の礎となるものは、人と
知恵
であります。人と
知恵
を生み育てる
教育
や
科学技術
は、
国政
の
中心
に据えられるべきものです。私としては、このような
文部科学行政
の
重要性
を心に刻み、その
充実発展
に
全力
を尽くしてまいります。
鳩山内閣
が発足してから二カ月がたとうとしております。私も、この間、
政治主導
による
意思決定
の
実現
を図るとともに、
就任
時の
総理
からの
指示等
に基づき、目前の
課題
に懸命に取り組んでまいりました。
就任
後まず取り組んだのは、本
年度補正予算
の
見直し
です。
見直し
に当たっては、
施設整備等
いわゆる
ハード
に関する
予算
は極力
見直し
、
知的財産形成
や
人材
の
育成
、
確保
といったいわゆる
ソフト
と
ヒューマン
に関する
予算
は、
必要性
を十分確認した上で
事業
を行うなどの原則を示し、
不要不急
の
事業
を停止することにいたしました。 また、来年度
予算編成
に向けた
概算要求
についても、
補正予算見直し
と並行して作業を進めました。
要求
に当たっては、
ソフト
、
ヒューマン
への
投資
を重視し、
既存予算
をしがらみを排して厳しく見直すといった方針の
もと
、
高校実質無償化
の
実現
、
医師不足対策
、
大学奨学金等
の
充実
、
教職員定数
の改善や
学校施設
の
耐震化
、
グリーンイノベーション
を目指した
研究開発
、
基礎科学力
の
強化
、
スポーツ
、
文化
の
振興
など、新
政権
の
重要課題
に対応するための
予算
を重点的に
要求
しました。
我が国
の
教育
に対する
公財政支出
や
研究開発投資
の
政府負担
は
先進諸国
に比べて低い現状にあり、今後、
先進諸国
の
水準
を
目標
として
充実
していく必要があります。
鳩山内閣
は、税金の無駄遣いを徹底して排除するとともに、「コンクリートから人へ」の理念に沿って
財政構造
を転換することとしておりますが、今回の
補正予算見直し
と
概算要求
は、その一歩となるものと考えています。 さて、私には
大変気
になっていることがあります。それは、一年間で十万件を超えるいじめが認知されていること、約十八万人の
小中高校生
が不登校となっていること、六万人を超える
高校生
が中途退学していること、そして、みずから命を絶つ
小中高校生
が三百人にも上ることです。 これらの原因や
背景
は多様で複雑です。ただ、
子供たち
が一人で
悩み
を抱え込み、だれにも相談できないことが
背景
の一つとなっていると考えています。
子供たち
は、一人で苦しまず、あらゆる
機会
、
チャンネル
を使って、困っていること、悩んでいることを周りに打ち明けてほしい。親、
教師
、
地域
の
皆さん
には、
子供たち
の声を聞ける耳を持ち、
子供たち
が信頼して相談することができるさまざまな
チャンネル
をつくっていただきたい。
子供
と親、
教師
、
地域住民
が
コミュニケーション
をとり合い、互いに信頼する
関係
をつくることが必要です。それが、
子供たち
が
学校
に行くのは楽しいと当たり前に感じられることにつながると考えます。私も、
学校
や
関係機関
、
地域社会
が連携して、
悩み
を抱える
子供たち
が安心して相談できるような
体制
の
整備
を進めていきたいと考えています。 ただいま申し上げたことも含め、
子供
の
教育
には
地域
の力が欠かせません。
鳩山総理
は、市民の自主的な
活動
を通じたネットワークによる新しい
共同体
、
地域
の
きずなづくり
を提唱していますが、
スポーツ
や
芸術文化
の
活動
のみならず、
学校
も
地域
の
きずな
の
中心
となるものと考えます。今後、
地域
が
学校教育
を
支援
する
学校支援地域本部等
の
取り組み
を全国に広め、
学校
を
中心
とした
地域
の
きずなづくり
に努めてまいります。また、
学校運営
の
責任
は基本的に自治体が負い、国は
教育水準
の維持や
環境整備
、
財源確保
に
責任
を負うとの
考え方
の
もと
、
教育
における
地域主権
の確立を目指します。 昨今の
経済不況
の
もと
で、
子供
が
経済的理由
で十分な
教育
を受けられなくなることが懸念されています。本来、
教育
は、個人の豊かな
社会生活
ばかりでなく、
社会
全体の
活性化
を
実現
するものです。いかなる
環境
にある
子供たち
に対しても、生まれてから
社会
に出るまで切れ目なく
学びや育ち
を
支援
していくことが必要です。これは、
社会
が
次世代
を担う
子供
の成長を
支援
し、成長した
子供
が
社会
を支えるという好循環をつくることになります。 特に、
高等学校等
については、
教育費
の
社会
全体による
負担
及び
保護者
の
経済的負担
の
軽減
の
観点
から、家庭の
経済状況
にかかわらず、すべての意志ある人が安心して質の高い
教育
を受けられるよう、
実質無償化
を進めるとともに、低
所得世帯
の
高校生
に対する
奨学金事業
の
充実
にも努めてまいります。また、
大学段階
についても、
奨学金
や
授業料減免
を拡充します。 近年の
子供たち
は、基礎的な
知識
は身についているが
応用力
がない、人への思いやりや
規範意識
など
社会性
が低くなっているといった問題が指摘されます。これらの問題に対しては、
子供
の
好奇心
をかき立てるような工夫や、さまざまな体験を通じて
子供
が
コミュニケーション力
を高める
教育
を行っていくことが必要ですが、そのためには、
教員
の質と数の
充実
が不可欠です。 現在の
制度
は、
教員
が
実践的指導力
を十分に備えないまま教壇に立つといった問題や、より高度で複雑になった
教育現場
の
課題
に対応できないといった問題が指摘されています。このため、
教員免許更新制
の検証とあわせ、
教員養成
の
充実
や、
現職教員
の
資質向上
のための
専門免許状制度
の導入など、
制度
の抜本的な
見直し
に着手します。 また、数の面では、
教職員
の
定数
を着実に改善してまいります。あわせて、経験豊かな
社会人
や
退職教員
など、
地域
の
教育力
を
学校現場
に生かしてまいります。
我が国
の
発展
のためには、
大学
が、豊かな教養と
専門的知識
を備えた
人材
の
養成
、そして、すぐれた
研究
による知の
創造
、
発展
という、みずからの責務を果たしていくことが不可欠です。このため、
大学
の
基盤的経費
の
充実
や、老朽・狭隘化した
施設設備
の
整備
に
取り組み
ます。また、喫緊の
課題
である
医師不足解消
のための医学部の
入学定員
の増員や、
地域医療
において中核的な機能を担う
大学病院
の
充実
に努めます。 また、
アジア
における
国際交流
を進める上で、
大学
が大きな
役割
を果たすことが期待されています。
大学
間の
単位互換
など
大学
の
国際化
を
推進
するとともに、留学生の受け入れと派遣を大幅に拡充し、今後の東
アジア
や
アジア太平洋協力
を支える
人材
の
育成
に
長期的視野
で貢献してまいります。 昨今、
学生生徒
の
就職環境
は非常に厳しい
状況
にあります。まず、
高校
や
大学
を通じて
社会人
、
職業人
として必要な能力の
育成
を図るとともに、確かな
職業観
をはぐくむことが重要です。
文部科学省
としても、先般
政府
全体で取りまとめた
緊急雇用対策
を踏まえ、
新卒者
の
就職支援
を
強化
するなど、
関係省庁
と
協力
して
支援
に努めてまいります。 昨今の
経済不況
に加え、
少子高齢化
が急速に進み、
我が国
の
活力減退
が懸念される中、
先端科学技術
による
イノベーション創出
は、
我が国
が持続的に
発展
するとともに、
地球規模
の諸
課題
の
解決
に向けて主導的な
役割
を果たす上で必要不可欠なものであり、いわば
我が国
の
生命線
と言えます。米国の
オバマ政権
は
基礎研究
の
政府投資倍増
を目指しており、中国を初め
新興国
も積極的な
研究開発投資
を進めるなど、諸外国においても、
科学技術
及び
イノベーション
の
重要性
が強く認識されております。 こうした
状況
の中、
我が国
は、
大学
や
研究機関
の
教育力
、
研究力
を
強化
することによって、
科学技術
の力で
世界
をリードし続けることができるものと確信しております。 そのためには、何よりもまず、
科学技術
の担い手となるすぐれた
人材
を育てることが重要です。
好奇心
旺盛な
子供たち
が、自然に対する驚き、
感動
を持つことができる
機会
をもっとふやし、
自然科学
のすばらしさをわかってもらう
取り組み
を
充実
してまいります。豊かな
創造性
と挑戦への意欲に満ちた
研究者
を
養成
するため、
若手研究者
の
自立
と
活躍
の場を広げてまいります。 また、
人類
の英知の
創出
、蓄積や
イノベーション創出
の
基盤
となる
基礎科学
については、例えば
山中教授
の
iPS細胞研究
が、初めは余り知られていなかったにもかかわらず、確かな
目きき
によって
支援
が行われ目覚ましい
発展
を遂げたように、すぐれた芽をしっかりと伸ばす
研究体制
を構築してまいります。 さらに、
研究成果
を
効果
的に
実用化
に結びつけるため、適切な
リスク負担
により、
民間資金
を
研究開発
に呼び込む新しい
投資スキーム
を検討してまいります。
国家
的な
課題
に目を転じれば、地球温暖化問題については、
鳩山総理
が掲げる
温室効果ガス
二五%削減の
目標達成
のために、飛躍的な
技術革新
が必要と考えます。その
有力候補
として、
次世代太陽電池
や超
伝導送電
など低
炭素社会実現
に向けた
先端技術
、さらには
高速増殖炉
や
核融合炉
の
開発
を着実に進めるとともに、核兵器のない
世界
の
実現
に向けて国際的な核不
拡散体制
の
強化
に貢献してまいります。
宇宙
の
開発利用
については、ロケット打ち上げの
連続成功
や
日本人宇宙飛行士
の
活躍
とともに、
国際宇宙ステーション
への本格的な
物資輸送
をなし遂げました。このように、
国民
の
宇宙
への夢を大きく膨らませる
取り組み
を我が省が引き続き
責任
を持って進めてまいります。
国家的課題
に組織的に取り組む
研究開発法人
に関しては、いわゆる
研究開発力強化法
に基づき、
研究開発
の
特殊性
、すぐれた
人材確保等
の
観点
から、最も適切な
研究開発法人制度
の構築に向けて積極的に
議論
をリードしてまいります。 二十
世紀
には
科学技術
の進歩によって
社会
が大きく
変化
しましたが、二十一
世紀
に入り、その
変化
はさらに加速しつつあります。
湯川秀樹先生
は、
未来
の
世界
に
変化
を引き起こす一番大きな原動力を
人々
が
創造性
を発現することと述べておられますが、私は、
我が国
の
未来
の姿に思いをいたし、
活力
ある
国づくり
に向けて、
科学技術
を担う
人々
が
創造性
を遺憾なく発揮することができるよう力を尽くしてまいります。
スポーツ
や
文化芸術
は、
国民
に夢や
感動
をもたらすのみならず、
社会
や
経済
に
活力
を与え、また、国際的な理解や共感、
信頼関係
を醸成します。
スポーツ
については、だれもが身近な
地域
で
スポーツ
に取り組むことができるようにするとともに、
学校体育
や
運動部活動
を通じ、
子供
の
体力向上
を図ります。また、平和の祭典である
オリンピック
を初めとした
国際競技大会
の招致、開催を
支援
するとともに、二〇一〇年の
バンクーバー冬季オリンピック
などに向け
国際競技力
の
向上
に努めます。
文化芸術
については、
ハード
の
整備
よりも
ソフト
と
ヒューマン
への
支援
に重点を置いた
メディア芸術
の
振興
、
子供たち
がすぐれた
舞台芸術
を体験する
機会
の
充実
、
文化
財の保存、活用の
推進
、
国際文化交流
の
強化
、
日本語教育
への
支援
、
時代
の進展に対応した
著作権施策
の
推進等
に努め、
文化芸術立国
の
実現
を目指します。
文部科学行政
において、以上申し上げました
課題
のみならず、さまざまな
課題
が山積しております。私は、
文部科学行政
の
責任
を担う者として、
国民
の
皆様
の強い期待を真摯に受けとめ、
全力
で諸
課題
の
解決
に邁進してまいりたいと考えております。 引き続き、
関係各位
の御
指導
と御
鞭撻
をいただきますことを心より
お願い
申し上げます。 ありがとうございました。(
拍手
)
田中眞紀子
8
○
田中委員長
次に、
中川文部科学
副
大臣
。
中川正春
9
○
中川
副
大臣
副
大臣
を拝命いたしました
中川正春
でございます。
大臣
を補佐してしっかり頑張っていきますので、よろしく
お願い
を申し上げます。 私は、
科学技術
、それから
文化
、あるいはまた
国際関係
の
分野
を主に担当していくということになってきますので、よろしく
お願い
を申し上げます。
科学技術創造立国
へ向けて、今回は第四期の
科学技術基本計画
、これを策定していく、そういう
機会
に当たってきております。さらに、
ライフサイエンス
や、あるいはまた、これからの
物づくり
の
基盤
になっていくような
素材関係
等々につきまして、この国が
科学技術
を
振興
していくことによって次の
時代
をつくっていくということ、これを肝に銘じて頑張っていきたいと思います。 さらに、国際的な
文化交流
、特に
アジア
に目を向けて、そこから
共通
になる
文化
、文明というのを訴えていく、そういう
方向性
であるとか、あるいはまた
日本語教育
、これを普遍化していく、
日本語
を
国際化
していく、そういう
観点
などに立っても頑張っていきたいというふうに思います。 今後とも、
委員長
を初め
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますようよろしく
お願い
を申し上げまして、ご
あいさつ
にかえます。 ありがとうございました。(
拍手
)
田中眞紀子
10
○
田中委員長
次に、
鈴木文部科学
副
大臣
。
鈴木寛
11
○
鈴木
副
大臣
このたび、
文部科学
副
大臣
を拝命いたしました
鈴木寛
でございます。 副
大臣
といたしまして
大臣
をよく補佐し、二十一
世紀
を日本が生き抜いていくための必要な
ソフトパワー
の増進のために、
教育費
の
負担
の
軽減
、
教員
の
資質向上
など
教育政策
の
充実
や、
地域
で
スポーツ
に取り組むことができる
環境
の
整備
、
国際競技力
の
向上
などの
スポーツ
の
振興
に
全力
を尽くしてまいる所存でございます。 今後とも、
委員長
を初め
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますようよろしく
お願い
を申し上げます。 ありがとうございました。(
拍手
)
田中眞紀子
12
○
田中委員長
次に、
後藤文部科学大臣政務官
。
後藤斎
13
○
後藤大臣政務官
文部科学大臣政務官
を拝命しました
後藤斎
と申します。
中川
副
大臣
と同様、
科学技術
並びに
文化
、
国際交流
の
分野
を担当するようにという
大臣
の御
指導
の中、
川端大臣
、また
中川
、
鈴木
両副
大臣
を十分補佐しながら、
皆様方
と一緒に、この国の
科学技術
の力、そして
教育力
の
充実
に向けて最大限努力してまいります。
委員長
を初め
皆様方
のこれからの御
指導
、御
協力
を心から
お願い
申し上げます。(
拍手
)
田中眞紀子
14
○
田中委員長
次に、
高井文部科学大臣政務官
。
高井美穂
15
○
高井大臣政務官
このたび、
文部科学大臣政務官
を拝命いたしました
高井美穂
と申します。 私は、
大臣
、
鈴木
副
大臣
の
もと
、
教育
、
スポーツ
の
分野
を主に担当して頑張ってまいりたいと思っております。
大変若輩
でございますが、この歴史的な節目のときにこのような大役を拝命いたしまして緊張をしておりますけれども、今、
子供
が貧困の中で過ごす、
希望
が持てない
子供
がふえているという中で、一人でも不幸な
状況
にある
子供
を救うために、助けるために
全力
を尽くしたいと思っておりますので、どうぞ、
委員長
を初め
理事
の
皆さん
、
委員
の
皆様
、御
指導
、御
鞭撻
をいただけますようによろしく
お願い
を申し上げたいと思います。 ありがとうございました。(
拍手
)
田中眞紀子
16
○
田中委員長
次回は、来る十八日水曜日
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後二時七分散会