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赤松国務大臣 五つ、六つの
質問が出たので、全部ちゃんと覚えて答えられるかどうかあれですが、
一つ、これだけ申し上げておきます。
先ほど、水田の賃借料について、
全国平均で十アール当たり一万四千八百三十九円、高い
地域は新潟、安い
地域は山口県ということだけ申し上げておきます。ですから……(山本(拓)
委員「それが今後上がるということですね」と呼ぶ)ですけれ
ども、それと比べてかなり違いますのでということを先ほど申し上げたということです。
それから、かんがい排水
事業、みんな
事業仕分けにかかわることでございますが、これについては二〇%縮減。それから鳥獣は、これは困るんですけれ
ども、実は鳥獣も、きのう、
事業仕分けの先生
たちは、全部それは必要だ、やってくれ、それはやらなきゃなと言っていて、評決はといったら、地方に任せるなんですよね。
ですから、これは必要だと
委員の人が認めているんですけれ
ども、結果はなぜか地方に任せる。地方に財源をつけてお渡しできるんならいいんですけれ
ども、今そういう仕組みになっていません。ということは、結局、地方が勝手にやりなさい、国は面倒を見ませんよということですから、これはやはりきちっとそういうことを
お話しして、ぜひ理解をしていただけるように。これも、初めてできた
法律に従って、地方がやるのを国が
支援しなさいというのが
法律に書いてあるわけですから、きちっとお伝えをしてやらせていただきたいと思っております。
それから、中
山間地は次のワーキングの
事業対象に入っていますので、これはきちっと私
ども御説明するつもりですが、どういう評決が出るか、これはまだ、あした、あさっての話ですので、わかりません。ただ、どういう答えが出るにしろ、中
山間地に対する、これは私は記者会見でも言いましたけれ
ども、これがなくなったら
日本の
農業を中
山間地ではやるなということになるわけですから、そういう意味で、それはちゃんと
委員の先生方は御理解をいただけるであろうというふうに確信をして、当たっていきたいと思っております。
それから、農道のカットですか。農道は全部だめなんですね。では、農道は何年もかけてやりますから、農道をここまでつくってきた、もう
予算が認められませんから、この農道はここでもうやめですねというわけには現実にいきません。
予算全体が必要かどうか、これはわかりません、使い切れないという例も過去なかったわけじゃありませんので。ただしかし、少なくとも、つくりかけて、あとそこまでだというところはやはりお認めいただかないと。今ゼロですから、これではもう
お話になりませんので、これはきちっと具体的な場所等も明示しながら、御理解をいただけるように財政当局と話していきたい、このように思っております。
それから、水産。漁網だとか発泡スチロールだとか、これを省エネの中でやったらいいじゃないかという
お話で、実はこれも、私
どもの水産庁を中心にして研究をさせております。山本
委員御指摘のように、確かにこれは重油になるんです、重油ができるんです。ただ、一番問題点は、今コストがかかり過ぎるということですから、これは今後研究をする中で、単価を下げていけば、言われるように
環境対策にもなり、またエネルギー対策にもなるということで、引き続いて検討させていただきたいというふうに思っております。
いいでしょうか、それで。(山本(拓)
委員「はい、わかりました。いいですか、最後に」と呼ぶ)