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2009-04-17 第171回国会 参議院 本会議 第18号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十一年四月十七日(金曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第十八号
平成
二十一年四月十七日 午前十時
開議
第一
外国等
に対する
我が国
の
民事裁判権
に関 する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第二
米穀
の新
用途
への
利用
の
促進
に関する法
律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第三
米穀等
の
取引等
に係る
情報
の
記録
及び産
地情報
の
伝達
に関する
法律案
(
内閣提出
、衆
議院送付
) 第四
主要食糧
の
需給
及び
価格
の安定に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、衆
議院送付
) 第五
電波法
及び
放送法
の一部を改正する
法律
案(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第六
土壌汚染対策法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件
議事日程
のとおり ─────・─────
江田五月
1
○
議長
(
江田五月
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一
外国等
に対する
我が国
の
民事裁判権
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
法務委員会理事木庭健太郎
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
木庭健太郎
君
登壇
、
拍手
〕
木庭健太郎
2
○
木庭健太郎
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
法務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、国及びその
財産
の
裁判権
からの
免除
に関する
国際連合条約
を踏まえて、
外国等
を当事者とする
民事裁判手続
並びに
外国等
の
財産
に対する
保全処分
及び
民事執行
に関する
我が国
の
裁判権
の
範囲
について
規定
するとともに、
外国等
に係る
民事
の
裁判手続
についての
特例
を定めようとするものであります。
委員会
におきましては、未
承認国
との
商業的取引等
についての
民事裁判権
、
国連国家免除条約
のほかに本
法律
を制定する
必要性
、本
法律
の
基本的考え方
と主権についての
制限免除主義
、
日本国内
における
外国
の
軍事的活動
による人の死傷、物の
滅失等
に対する
民事裁判権
の
有無等
について
質疑
を行いましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
江田五月
3
○
議長
(
江田五月
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
江田五月
4
○
議長
(
江田五月
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
江田五月
5
○
議長
(
江田五月
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十六
賛成
二百二十六
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
江田五月
6
○
議長
(
江田五月
君)
日程
第二
米穀
の新
用途
への
利用
の
促進
に関する
法律案
日程
第三
米穀等
の
取引等
に係る
情報
の
記録
及び
産地情報
の
伝達
に関する
法律案
日程
第四
主要食糧
の
需給
及び
価格
の安定に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上三案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
農林水産委員長平野達男
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
平野達男
君
登壇
、
拍手
〕
平野達男
7
○
平野達男
君 ただいま
議題
となりました三
法律案
につきまして、
委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
いたします。 まず、
米穀
の新
用途
への
利用
の
促進
に関する
法律案
は、水田の主要な
生産物
である
米穀
の新
用途
への
利用
を
促進
するため、
基本方針
の策定並びに
生産製造連携事業計画
及び
加工等
に適した稲の新
品種育成計画
の
認定
について定めるとともに、これらの
計画
の
認定
を受けた者に対する
農業改良資金助成法等
の
特例
を創設しようとするものであります。 次に、
米穀等
の
取引等
に係る
情報
の
記録
及び
産地情報
の
伝達
に関する
法律案
は、
米穀等
に関し、
食品
としての
安全性
を欠くものの
流通
を防止し、
表示
の
適正化
を図り、適正かつ円滑な
流通
を
確保
するための
措置
を講ずるとともに、
米穀等
の
産地情報
の提供を
促進
するため、
取扱事業者
に対し、
米穀等
の
取引等
に係る
情報
の
記録
及び
保存
並びに
産地情報
の
伝達
を
義務付け
ようとするものであります。 なお、
衆議院
におきまして、政府が検討すべき
事項
を追加し、
飲食料品
の
取引等
に係る基礎的な
情報
の
記録
の作成、
保存等
及び
加工食品
の主要な原材料の
原産地表示
の
義務付け
について検討を加える旨の
修正
が行われております。 次に、
主要食糧
の
需給
及び
価格
の安定に関する
法律
の一部を改正する
法律案
は、
米穀
の適正かつ円滑な
流通
の
確保
を図るため、
米穀
の出荷又は販売の
事業
を行う者が遵守すべき
事項
に関する
規定
を整備するとともに、立入検査の
忌避等
に対する罰則を強化しようとするものであります。
委員会
におきましては、以上の三案を一括して
議題
とし、まず千葉県で
現地視察
を行うとともに、
事故米穀
の不正規
流通
問題の
再発防止策
、新
用途米穀
の
需要喚起
に必要な
効果的施策
、
米穀等
の
産地情報伝達
と
JAS法
の
原料原産地表示
との
関係
、米の
トレーサビリティー導入
に係る
関係事業者
の
負担軽減策
、すべての
飲食料品
に
トレーサビリティー
を導入する
必要性
、米の適正な
流通
を
確保
するための
監視体制
の
在り方
、米の
用途別管理等
におけるふるい
下米
の
取扱い等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、順次
採決
の結果、三
法律案
はいずれも
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、三
法律案
に対して
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
江田五月
8
○
議長
(
江田五月
君) これより三案を一括して
採決
いたします。 三案の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
江田五月
9
○
議長
(
江田五月
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
江田五月
10
○
議長
(
江田五月
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十六
賛成
二百二十六
反対
〇 よって、三案は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
江田五月
11
○
議長
(
江田五月
君)
日程
第五
電波法
及び
放送法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
総務委員長内藤正光
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
内藤正光
君
登壇
、
拍手
〕
内藤正光
12
○
内藤正光
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
総務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
電波
の
有効利用
を推進する観点から、
地上デジタルテレビジョン放送
への円滑な
移行
を推進するため
電波利用料
の使途の
範囲
を当分の間拡大するとともに、
当該移行
によって空くこととなる
周波数帯
を
利用
した
移動受信用地
上
放送
の
早期実現
を図るため所要の
措置
を講ずるものであります。
委員会
におきましては、
地上デジタル放送
への
完全移行
に向けた
取組強化
、
デジタル化
に伴う
空き周波数帯
の
有効活用
、
受信機器購入等
の
支援対象世帯
に対する
施策
の
周知徹底
と
支援拡大
の
必要性
、
移動受信用地
上
放送
が
人間形成
に与える影響と良質な番組の
確保等
について
質疑
が行われました。
質疑
を終局し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
山下芳生委員
より
反対
する旨の
意見
が述べられました。
討論
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し六項目から成る
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
江田五月
13
○
議長
(
江田五月
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
江田五月
14
○
議長
(
江田五月
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
江田五月
15
○
議長
(
江田五月
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十七
賛成
二百十九
反対
八 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
江田五月
16
○
議長
(
江田五月
君)
日程
第六
土壌汚染対策法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
環境委員長有村治子
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
有村治子
君
登壇
、
拍手
〕
有村治子
17
○
有村治子
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
環境委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
土地取引等
の際の自主的な
土壌汚染調査
の増加、搬出された
汚染土壌
の不
適正処理
などの現状にかんがみ、
汚染
の
状況把握
のための制度の拡充、講ずべき
汚染
の
除去等
の
措置
を明確化するための
規制対象区域
の分類、
汚染土壌
の
適正処理
の
確保
に関する
規制
の新設などの
措置
を講じようとするものであります。 なお、
衆議院
におきまして、
規制対象区域
の略称を改め、また、
都道府県知事
は、
公共施設等
の
設置者
に対し、
土地
の形質の変更に際しての
土壌汚染
の
調査
が必要な
土地
か否かを把握させるよう努める旨の
規定
を追加するとともに、
施行期日
を改める
修正
が行われております。
委員会
におきましては、
衆議院
における
修正
の趣旨と環境省の認識、
土壌汚染
の
資産除去債務
に関する
会計基準
、豊洲の
土壌汚染
問題と本
法律案
の
適用関係
、
住宅地
における
土壌汚染対策
の
在り方等
について
質疑
が行われたほか、
参考人
からの
意見聴取
を行いましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終了いたしましたところ、本
法律案
に対し、
日本共産党
の
市田委員
より、要
措置区域
内における
汚染
の
除去等
の
措置
の指示に関する
修正
、
一定規模
以上の
土地
に関する附則第三条の
特例
の
追加等
を内容とする
修正案
が提出されました。 順次
採決
の結果、
修正案
は否決され、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し
附帯決議
が付されております。 以上、謹んで御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
江田五月
18
○
議長
(
江田五月
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
江田五月
19
○
議長
(
江田五月
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
江田五月
20
○
議長
(
江田五月
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十七
賛成
二百二十七
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
江田五月
21
○
議長
(
江田五月
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十五分散会