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大島九州男君 大変有り難いお言葉をいただいて。まさにこの資産の売却が郵便局のあの郵政会社のようにならないように、
是非しっかりとしていただければ。まあNHKは問題ないと思っておりますので、そこら辺はしっかりと見ていきたいと思います。
最後に、定時制の高校の志願者が急増したということで、非常に今の時代背景を本当に如実に表しているようなこういう
記事が先日、朝日新聞に出たわけですね。これは子供たちが今、教育、本当に学ばなくてはならない。高校生といえば、ほとんど今は高校までは行っている。本来なら義務教育ぐらいの認識を持たれるような時代になったわけでありますけれ
ども、なかなかそういった子供たちが今非常に親の収入によって学力格差が出ているというようなこともあるわけでありますね。
私
どもとしても、やはり子供たち、国民という一つの視点から見たときに、NHKが当然、公共放送であるという観点から言うならば、正直言いまして、スポンサーがいるとそのスポンサーの意向に沿った
報道だとかそういう番組編成をするわけでしょうけれ
ども、やはり国民が私はスポンサーだと思っているわけです。そうすると、こういうような
状況になったとき、一人でもやっぱり多くの国民、子供たちが勉強をする、そういう中では、教育番組の充実をし、そして全日制に行く子供たちと定時制に行く子供たちの教育間格差が広がらないようにやはり教育内容を充実するとか、そういったことも
是非していただきたいというふうに思いますし、公共性の観点という
部分でいうならば、
先ほど長谷川
先生から話がありましたけれ
ども、小沢さんのあの秘書の問題にしても、スポンサーがいて、そのスポンサーがある程度こういう方向で
報道してくれなんというふうな意図があってそういう
報道をされたんだったら私は分かるんです。しかし、国民のスポンサーという私の観点からいえば、本当に平等でなければならないと。そうすると、取材をして、本当にその取材に沿って
報道したとおっしゃいますけれ
ども、じゃ、その取材はどうだったのかというのは今後しっかり我々は検証しなければならないというのを今日の御答弁を聞かせていただいて感じさせていただきました。
まさに国民の本当の公共放送というNHK、そういったことをしっかり努力をしていただきたいというふうに思いますし、やはり私
どもは、かんぽの問題にしても郵政の
事業の問題にしても、あの竹中さんは、与党も野党も
参考人で招致をさせていただいておいでくださいと言っているのに、忙しいから忙しいからって国会には一切出てこられない。こんなことでいいのかと。やはり
大臣まで務めた方、郵政の
事業を積極的に小泉さんと進めた人が、我々国会がおいでくださいと、与党も野党も一緒においでくださいと
お願いしているのに、そういうのに出てこられないようなことがある。こういった、国民に疑念を抱かすような、こういう行動を元
大臣はやるべきではない。
まさにNHKは、その
報道の観点は国民の視点であり、そして国民がスポンサーであるというそういう強い信念を持って、そして
報道を今後続けていただきたいし、また、もしちょっとした方向がずれて、今回の小沢さんの秘書
報道のように、少し間違いがあったなというふうなことを素直に認めるときには素直に謝罪をする放送等をしていただきたい。まさに国民の視点に立ったNHKであることを心から
お願いをして、私の質問は終わらせていただきます。
以上です。