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田端分科員 公明党の
田端正広でございます。
大臣には、連日、大変に御苦労さまでございます。
私は、きょうはまず、私の
地元に
大和川という
一級河川、
国土交通省の
所管でございますけれ
ども、残念ながら
ワーストワンに汚いということで、長年私も苦労しておりますし、
関係の
皆さんには大変御
努力いただいているんですけれ
ども、
平成十七年、十八年、十九年と三年連続して
ワーストワンということになりまして、東の綾瀬川、鶴見川、あるいは西の
大和川、この三つが
ワーストワンを争っているということでございます。何としても克服していきたいな、こう思っておりまして、また、三月一日には、
大和川クリーン作戦というのが、
国土交通省初め
大阪府知事等も先頭に立って、私も何回か過去にも参加しておりますが、そういう
クリーン作戦に
市民が参加して
意識啓発も行っているわけでございます。
そういう
意味でも御
努力があって、今、BODは四・七ミリグラム・リットルまで回復してきました。そして、アユが戻ってまいりまして、産卵するというところまで来たわけでありますけれ
ども、しかし、やはり
市民の間では、
大和川に行って水辺で遊ぼう、あるいは親しもうという気分にはまだ至っていない。そこをもう一工夫していただいて、せっかくの自然との共生ということで、
大和川に親しめるような、そういう
大和川にしなければならない、こう願っているわけであります。
ぜひ、
合併浄化槽等の
整備も含めて、
下水道対策、そして
上流に至るまで、また、奈良県等に及ぶわけですが、そういったことも含めて
浄化対策をお願いしたいと
思います。
その上で、かねてからお願いしてきたことですが、
大和川の、私は
河口部分に当たるわけですけれ
ども、この河口のしゅんせつといいますか、土砂を掘削していただいて、そして、天井川のような形に今なっているわけでありますが、万々一集中豪雨等によって被害が起こらないように、そういった
意味でも、掘削していただいて川底を深くする、それによって川が川らしくなっていくんではないかということで、今、
平成二十年、二十一年度で、二十六号線沿いの橋のところ、潮どめ堰というところまでほぼ
計画を進めていただいておりますが、これはぜひ続けていただいて、川をきれいにするという
意味でも、川を川らしくするという
意味でも、ぜひお願いしたいと
思います。
今後、この掘削作業がどういうふうに進んでいくのか、どういうお考えなのかということを
一つはお尋ねしたいと
思います。
これは、防災
対策、水防
対策になると同時に、今までのように中州ばかりで水が少ないという形であれば、せっかく川に来ても、川という感じにならない。今ようやく、水がたまる、そういう川らしくなってまいります。そうすると、ここで釣りを楽しむという
一つのこともまた起こってくるわけでありまして、ぜひ、このことについてはさらにまた進めていただきたいと
思います。
それから、私は十三年ほど前に、当時、関谷さんが
建設大臣のときに
質問をさせていただいて、そして、
大和川に桜並木をつくったらどうかということを提案しました。そして、その結果、十本ほどですけれ
ども植えていただきまして、今その木がもうこの天井ぐらいの高さまで、六、七メートルまで育ちまして、去年の四月に私も花見に
市民の
皆さんと一緒に、私は勝手に
田端桜とそれを呼んでいるわけですが、楽しませていただきました。ようやく、ところどころではありますが、桜もそういう形でつながっていくような形に今なってきておりますので、そういった自然
環境を整えるということもぜひ一層
推進していただきたいな、こう
思います。
私の方は右岸ですけれ
ども、左岸の方では八月一日に、
大和川水辺の楽校、ガッコウというのは音楽の楽ですね、楽しいという字ですが、楽校を八月一日に、これは
国土交通省の
推進で
建設、開校されるということになっておりますが、右岸の方にもぜひそういうものをいろいろとお考えいただきたい、こう
思います。
例えばゲートボール場とか、散歩する遊歩道とか、あるいはテニスコートとか、多摩川の両岸にはそういったものがたくさんありますけれ
ども、ぜひそういう
整備をお願いしたい。例えば、私の方の右岸の方にはずっと土手がありますけれ
ども、サイクリングロードをつくっていただくとか、そうすればジョギングもできるし、散歩もできるし、サイクリングもできる、こういうこともうまくつながれば大体いけるようになると
思いますので、十キロぐらいは可能かと
思いますけれ
ども、ぜひそういったこともお考えをお願いしたいと
思います。
まず、これらについて総合的に御答弁をお願いしたいと
思います。