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松本大輔君(松本大輔)
○
松本大輔
君
民主党
の
松本大輔
です。 私は、
民主党
・
無所属クラブ
を
代表
し、ただいま
議題
となりました五十五日間の
会期延長
につきまして、断固
反対
の
立場
から
討論
いたします。(
拍手
) 初めに、五月二十七日の
党首討論
における
総理
の
発言
について、強く抗議いたします。
総理
は、
小沢
前
代表
の
秘書
の事案について、
現行法
ですら守られていない、それを犯された方がそこにいらっしゃるなどと、
小沢
前
代表
の
秘書
が
違法行為
を行ったと決めつけるような
発言
を繰り返しました。 ぶれてないという
日本
語が、その意味がおわかりにならない方に三権分立を理解してくれと願うのは、せん方ないことなのでしょうか。本当に情けない限りです。猛省を求めます。
総理
、あなたは、同じ
党首討論
の場で、
言葉
というものは極めて大事にしなくちゃいかぬとおっしゃいました。ほかならぬ
総理
の御
発言
であったため、これは、そら耳か、はたまた
物まね風
の新手のやじなのか、一瞬、我が耳を疑いました。もちろん、
内容そのもの
に異論はありません。
政治家
にとって、
言葉
は命ともいうべきものであります。 覚えていらっしゃるでしょうか。「私は決断した。」「
国会
の冒頭、堂々と私とわが
自民党
の
政策
を
小沢代表
にぶつけ、その賛否をただしたうえで
国民
に信を問おうと思う。」
総理
の命とは、人文字も
びっくり
の一発芸だったのでしょうか。 威勢のいい
決意表明
から八カ月。
選挙
の
先送り
、
郵政民営化
には
賛成
ではなかったといった
発言
、
定額給付金
を
高額所得者
が受け取るのはさもしいといった
発言
、今回の
厚生労働省分割
をめぐる迷走、何度も繰り返されるどたばた劇に
国民
は辟易しています。
最後
はいつもなんちゃってという落ちも、もうたくさんです。漫画は、せめて読むだけにしておいていただきたい。 御自身が
党首討論
でおっしゃっていたように、我が党の
鳩山代表
とあなたと一体どちらが
内閣総理大臣
としてふさわしいのか、
民主党
と
自民党
とどちらの
政党
が
政権
を担う力があるのか、
国民
に信を問おうではありませんか。 私
たち
は、いたずらな
審議
の引き延ばしはしないと申し上げています。大幅な
会期延長
は不要であり、さらに言えば、百害あって一利なしです。
定額給付金
に今回の
補正予算
、そのいずれからも明らかなとおり、今の
政権
が続くことこそが
最大
の
税金
の
無駄遣い
であり、
景気回復
にとっての
最大
の足かせだからです。
政権
の
延命
が第一という今の
政権
でいいのか、それとも、
国民
の
生活
が第一という私
たち
の
政権
がいいのか、
国民
に信を問おうじゃありませんか。
景気
も雇用も家計も日に日に厳しさを増す中で、十二兆一千億円、
消費税
五%分にも匹敵する
税金
を
天下り先
に垂れ流し続ける今の
政権
でいいのか、それとも、
天下り
のあっせんを根絶し、同じ
消費税
五%分の
税金
があるなら、それを
最低保障年金
の創設、
年金空洞化
の
解消
、
年金制度
の
抜本改革
に充てる、つまりは、将来不安の
解消
、暮らしの不安の
解消
に充てる、GDPの六割を占める個人の
消費
を刺激して一日も早い
景気回復
を目指す、そういう私
たち民主党
の
政権
がいいのか、
国民
に信を問おうじゃありませんか。
官民人材交流センター
という
政府公認
の
天下り仲介機関
を通じて
天下り
が公然と行われ続けていくことに象徴されるように、今の
政権
は、
国民不在
の
官僚政治そのもの
です。
生活保護
の
母子加算
が廃止される一方で、
官僚
のお手盛り、悪乗り、焼け太り、そういった
予算
が満載の
補正
がまかり通っています。
役所
の
新築
や建てかえに八百四十九億円、
天下り官僚
の巣窟である
独立行政法人
の建物の
新築
や建てかえに二千九十二億円、
役所
の
デジタルテレビ
七万台に七十一億円など、
役所
や
独立行政法人
の
施設整備費
に投入される
金額
は、何と二兆九千億円にも上ります。それなら私もということでしょうか、私の
アニメ館
ともいうべき
箱物
に百十七億の
予算
までついています。 しかも、それらの
財源
は、税収を上回りかねない
借金
で賄おうとしています。要するに、
次世代
への安易な
負担
の
ツケ回し
です。
経営者
を自称されている
総理
ですが、本来
財務リストラ
の定石として
真っ先
に手をつけるべき
無駄遣い
、
経営陣
の特権は温存する一方で、
弱者
を切り捨て、安易な
借金
を重ね、今はまだ
発言権
、
投票権
を持たない次の世代に平然と
負担
を
ツケ
回す、そういうあなたに
国家経営者
たる資格はありません。
弱者
の
痛み
への無
関心
、
次世代
の
痛み
への無
関心
。かつて、マザー・テレサは、愛の
反対
は、憎しみではなく、無
関心
だと述べました。
麻生政権
の
政治
は、
民主党鳩山政権
が目指す友愛の
政治
とは、まさに対極にあると言わざるを得ません。 不
支持
六割という現実を
麻生内閣
は謙虚に受けとめるべきです。惰性の
延長
に希望はないということを
国民
は見抜いています。一抹の矜持が残っているなら、一刻も早く
国民
の
審判
を仰ぐべきです。 私
たち
は、来るべき
選挙
で必ずや
国民
の信を得て、
国民
の
生活
が第一の
政治
を実現することをお誓い申し上げます。 以上、
会期延長
に
反対
する
理由
を申し述べ、
討論
を終わります。(
拍手
)
kokalog - 国会議事録検索
2009-06-02 第171回国会 衆議院 本会議 第35号
公式Web版
本日の会議に付した案件 (会議録情報)
0
平成
二十一年六月二日(火曜日)
—————————————
議事日程
第二十三号
平成
二十一年六月二日 午後一時
開議
第一
独立行政法人日本学術振興会法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
—————————————
○本日の
会議
に付した案件
会期延長
の件
議員請暇
の件
日程
第一
独立行政法人日本学術振興会法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
) 午後一時二分
開議
議長(河野洋平君)(河野洋平)
1
○
議長
(
河野洋平
君) これより
会議
を開きます。
————◇—————
会期延長
の件
議長(河野洋平君)(河野洋平)
2
○
議長
(
河野洋平
君)
会期延長
の件につきお諮りいたします。 本
国会
の
会期
を六月四日から七月二十八日まで五十五日間
延長
いたしたいと存じ、これを発議いたします。 本件につき
討論
の通告があります。順次これを許します。
松本大輔
君。 〔
松本大輔
君
登壇
〕
松本大輔君(松本大輔)
3
○
松本大輔
君
民主党
の
松本大輔
です。 私は、
民主党
・
無所属クラブ
を
代表
し、ただいま
議題
となりました五十五日間の
会期延長
につきまして、断固
反対
の
立場
から
討論
いたします。(
拍手
) 初めに、五月二十七日の
党首討論
における
総理
の
発言
について、強く抗議いたします。
総理
は、
小沢
前
代表
の
秘書
の事案について、
現行法
ですら守られていない、それを犯された方がそこにいらっしゃるなどと、
小沢
前
代表
の
秘書
が
違法行為
を行ったと決めつけるような
発言
を繰り返しました。 ぶれてないという
日本
語が、その意味がおわかりにならない方に三権分立を理解してくれと願うのは、せん方ないことなのでしょうか。本当に情けない限りです。猛省を求めます。
総理
、あなたは、同じ
党首討論
の場で、
言葉
というものは極めて大事にしなくちゃいかぬとおっしゃいました。ほかならぬ
総理
の御
発言
であったため、これは、そら耳か、はたまた
物まね風
の新手のやじなのか、一瞬、我が耳を疑いました。もちろん、
内容そのもの
に異論はありません。
政治家
にとって、
言葉
は命ともいうべきものであります。 覚えていらっしゃるでしょうか。「私は決断した。」「
国会
の冒頭、堂々と私とわが
自民党
の
政策
を
小沢代表
にぶつけ、その賛否をただしたうえで
国民
に信を問おうと思う。」
総理
の命とは、人文字も
びっくり
の一発芸だったのでしょうか。 威勢のいい
決意表明
から八カ月。
選挙
の
先送り
、
郵政民営化
には
賛成
ではなかったといった
発言
、
定額給付金
を
高額所得者
が受け取るのはさもしいといった
発言
、今回の
厚生労働省分割
をめぐる迷走、何度も繰り返されるどたばた劇に
国民
は辟易しています。
最後
はいつもなんちゃってという落ちも、もうたくさんです。漫画は、せめて読むだけにしておいていただきたい。 御自身が
党首討論
でおっしゃっていたように、我が党の
鳩山代表
とあなたと一体どちらが
内閣総理大臣
としてふさわしいのか、
民主党
と
自民党
とどちらの
政党
が
政権
を担う力があるのか、
国民
に信を問おうではありませんか。 私
たち
は、いたずらな
審議
の引き延ばしはしないと申し上げています。大幅な
会期延長
は不要であり、さらに言えば、百害あって一利なしです。
定額給付金
に今回の
補正予算
、そのいずれからも明らかなとおり、今の
政権
が続くことこそが
最大
の
税金
の
無駄遣い
であり、
景気回復
にとっての
最大
の足かせだからです。
政権
の
延命
が第一という今の
政権
でいいのか、それとも、
国民
の
生活
が第一という私
たち
の
政権
がいいのか、
国民
に信を問おうじゃありませんか。
景気
も雇用も家計も日に日に厳しさを増す中で、十二兆一千億円、
消費税
五%分にも匹敵する
税金
を
天下り先
に垂れ流し続ける今の
政権
でいいのか、それとも、
天下り
のあっせんを根絶し、同じ
消費税
五%分の
税金
があるなら、それを
最低保障年金
の創設、
年金空洞化
の
解消
、
年金制度
の
抜本改革
に充てる、つまりは、将来不安の
解消
、暮らしの不安の
解消
に充てる、GDPの六割を占める個人の
消費
を刺激して一日も早い
景気回復
を目指す、そういう私
たち民主党
の
政権
がいいのか、
国民
に信を問おうじゃありませんか。
官民人材交流センター
という
政府公認
の
天下り仲介機関
を通じて
天下り
が公然と行われ続けていくことに象徴されるように、今の
政権
は、
国民不在
の
官僚政治そのもの
です。
生活保護
の
母子加算
が廃止される一方で、
官僚
のお手盛り、悪乗り、焼け太り、そういった
予算
が満載の
補正
がまかり通っています。
役所
の
新築
や建てかえに八百四十九億円、
天下り官僚
の巣窟である
独立行政法人
の建物の
新築
や建てかえに二千九十二億円、
役所
の
デジタルテレビ
七万台に七十一億円など、
役所
や
独立行政法人
の
施設整備費
に投入される
金額
は、何と二兆九千億円にも上ります。それなら私もということでしょうか、私の
アニメ館
ともいうべき
箱物
に百十七億の
予算
までついています。 しかも、それらの
財源
は、税収を上回りかねない
借金
で賄おうとしています。要するに、
次世代
への安易な
負担
の
ツケ回し
です。
経営者
を自称されている
総理
ですが、本来
財務リストラ
の定石として
真っ先
に手をつけるべき
無駄遣い
、
経営陣
の特権は温存する一方で、
弱者
を切り捨て、安易な
借金
を重ね、今はまだ
発言権
、
投票権
を持たない次の世代に平然と
負担
を
ツケ
回す、そういうあなたに
国家経営者
たる資格はありません。
弱者
の
痛み
への無
関心
、
次世代
の
痛み
への無
関心
。かつて、マザー・テレサは、愛の
反対
は、憎しみではなく、無
関心
だと述べました。
麻生政権
の
政治
は、
民主党鳩山政権
が目指す友愛の
政治
とは、まさに対極にあると言わざるを得ません。 不
支持
六割という現実を
麻生内閣
は謙虚に受けとめるべきです。惰性の
延長
に希望はないということを
国民
は見抜いています。一抹の矜持が残っているなら、一刻も早く
国民
の
審判
を仰ぐべきです。 私
たち
は、来るべき
選挙
で必ずや
国民
の信を得て、
国民
の
生活
が第一の
政治
を実現することをお誓い申し上げます。 以上、
会期延長
に
反対
する
理由
を申し述べ、
討論
を終わります。(
拍手
)
議長(河野洋平君)(河野洋平)
4
○
議長
(
河野洋平
君)
小此木八郎
君。 〔
小此木八郎
君
登壇
〕
小此木八郎君(小此木八郎)
5
○
小此木八郎
君
自由民主党
の
小此木八郎
でございます。 私は、
自由民主党
及び
公明党
を
代表
して、ただいま
議題
となりました今
国会
の
会期
を七月二十八日まで五十五日間
延長
する件につきまして、
賛成
の
立場
から
討論
を行うものであります。(
拍手
) いわゆる
ねじれ国会
となって以来、
結論
を出すのに従来以上に時間がかかる
国会
が続いております。一昨年から昨年にかけては、十四年ぶりに年をまたいで
会期
を
延長
した
国会
がありました。本年は、一月五日から召集された
通常国会
が、残すところあと一日であります。
立法府
に与えられた
使命
は、
国民生活
に密接に関係する
予算案
や
関連法案
を
審議
し、その
成立
を期することであります。すなわち、
国民
を
代表
するすべての
国会議員
に対しては、
国益
や
国民生活
にかかわる問題に
全力
を挙げて取り組み、しっかりと
結論
を出していくべき姿勢が強く求められており、それを果たそうとする我々の
使命感
の中にこそ議会の
健全性
が宿るものだと私は確信をいたしております。 この
通常国会
には、
政府
から新規に六十七件の閣法が提出されておりますが、現在、
成立
しているのは、わずかに三十八件であります。条約も
議員立法
も、いまだ多くの
議案
が
審議
中、あるいは
審議
を待っている状態であります。
衆参両院
における
与野党議員
の真摯な
議論
により、本
年度
の
補正予算
はようやく
さき
の五月二十九日に
成立
いたしましたが、残る
補正予算関連法案
や
重要法案
の
成立
を図ることなくして、このまま無
責任
に
国会
を閉じるわけにはまいりません。
補正予算
の
関連法案
六件は、新たな
追加経済対策
として四月二十七日に提出されましたが、
補正予算
が
成立
したにもかかわらず、一件も
成立
していません。このうち、
租税特別措置法
は五月十三日に
衆議院
を通過いたしましたが、
参議院
では
付託
すらいたされておりません。
日本学術振興会法
は間もなく
衆議院
を通過いたしますが、
政策投資銀行法
や
商工中金法
などは、所管する
財務金融委員会
や
経済産業委員会
において
採決
にすら至っておりません。
国民年金法
は四月十七日に、
海賊行為対処法
は四月二十三日に
衆議院
を通過していながら、これから
参議院
でようやく
審議
が始まるところであります。 未曾有の
経済危機
に果断に対処するもの、
国民生活
に密接に関連するもの、
国家
の安心、安全にかかわるものに対して
国会
が何ら
結論
を出さず、また、
法案
が一院を通過してから一カ月半もの
間審議
が進まずにいる
事態
は、看過できません。 さらには、
国民
の重大な
関心事
であります
臓器移植法
、そして二年間も放置されてきた
憲法審査会規程
、この制定についても、一日も早く
国会
の
意思
を決定し、
立法府
の不作為を
解消
していかなければなりません。 また、
重要広範議案
として位置づけられている
国家公務員法
や、世界的な
経済金融危機
を克服するために
麻生総理
が
金融サミット等
で
主導的提言
をしてきたIMF、
国際通貨基金
や
国際復興開発銀行
に関する協定も未
付託
のままなのであります。
会期
末の
前々日
に当たる昨日、
民主党
から、
企業
・
団体献金禁止
などを柱とする
政治資金規正法
が提出されました。
さき
の
党首討論
において、
鳩山由紀夫民主党代表
は、
与党
の皆さんも
協力
をして
法案
の
成立
を図ろうじゃありませんかと呼びかけておられます。そうであれば、
民主党
は、みずからが提出した
法案
に対する
議論
を重ねるためにも、
会期延長
に
賛成
されてしかるべきではありませんか。 私
たち
も、
政治資金
のあり方についてしっかりと論じていかなければならないと思っております。あわせて、
与党
から提出している
政党解散
後の
寄附制限
に関する
政党助成法
や
供託金引き下げ
に関する
公職選挙法
についても、その
審査
を強くお願いするものであります。 もとより、
国会
は言論の府であります。残る
重要法案審議
のための
会期延長
は、何の不思議もありません。
国民
の前に、開かれた
与野党
の真剣な論戦を展開して、
結論
を導き出していこうではありませんか。
党首討論
についても、ぜひ積極的に開催してまいりましょう。
民主党
が
提案
している
政策
について、その
財源
、
日本国憲法
や
安全保障
上の基本的な考え方など、私
たち
から確認したいことも多々ございます。
理念
や手法は違っても、
国民生活
の不安や将来に対する懸念を
解消
していくことこそが、我々
国会議員
に課せられた重大な責務であります。
国会
は唯一の
立法機関
として、あらゆる問題に一定の
結論
を出していかなければなりません。我が国の
国益
や
国民生活
、また
国際社会
との協調を考えれば、この際、
重要法案
の
成立
を確実にするための
会期
を確保すべきことは当然であります。そして、私
たち自由民主党
と
公明党
は、
責任与党
として
国民
の負託にこたえるべく、
懸案事項
の処理に
全力
を尽くしてまいる覚悟であります。 以上、申し述べましたように、私は、ただいまの
議長
の発議に賛意を表し、五十五日間の
会期延長
が速やかに議決されるべきであると強く主張いたしまして、
賛成
の
討論
を終わります。 ありがとうございました。(
拍手
)
議長(河野洋平君)(河野洋平)
6
○
議長
(
河野洋平
君)
佐々木憲昭
君。 〔
佐々木憲昭
君
登壇
〕
佐々木憲昭君(佐々木憲昭)
7
○
佐々木憲昭
君 私は、
日本共産党
を
代表
し、
会期
を五十五日間
延長
する
提案
に
反対
の
討論
を行います。(
拍手
)
麻生総理
は、
安倍総理
、
福田総理
と二代続いて
政権
を投げ出す前代未聞の
異常事態
を受け、昨年秋に
政権
の座に着きました。
日本共産党
は、貧困と格差を広げた
構造改革路線
をどうするのか、
アメリカ言いなり
の
自衛隊海外派兵
を続けるのか、これら国政の基本問題を徹底
審議
した上で
解散
し、
国民
の
審判
を仰ぐことを要求してきました。
総理
に就任して
真っ先
にやるべきは、
解散
・総
選挙
で
国民
に信を問うことだったのであります。ところが、
麻生総理
は、
世論調査
の
支持率
が芳しくないと見るや、一転して、
解散
を
先送り
し、政局より
政策
だと言い出したのであります。 そのため、本
予算
だけでなく、三回も
補正予算
を組みました。しかし、
金額
だけは
最大規模
に膨らんだものの、
財界奉仕
、
アメリカ追随
という
政治
の基本は全く変わらなかったのであります。そのため、
国民
は耐えがたい
痛み
を押しつけられることになりました。 一時的な
ばらまき
の陰で、
麻生内閣
は、
母子家庭
の
児童扶養手当
のカットを無慈悲に続け、
生活保護
の
母子加算
、
老齢加算
も容赦なく廃止してしまったのであります。余りにも冷たいではありませんか。 また、
高齢者
の怨嗟の的となっている
後期高齢者医療制度
を続け、
応益負担
の名で
自立
を破壊する
障害者自立支援法
もそのままであります。その上、
社会保障
を毎年二千二百億円削減する方針も撤回しようとしておりません。
国民
の不安は拡大するばかりであります。 「
給付金
後で回収
消費税
」、この川柳が
国民
の共感を呼んでいるのを御存じでしょうか。
理念
なき
ばらまき予算
のすべての
ツケ
が
消費税
大増税で庶民に回されることを、多くの
国民
が気づいております。
麻生内閣
のねらいは、物の見事に見抜かれているのであります。 許しがたいのは、
会期延長
で
成立
を図ろうとしているのが、
海賊対処法案
であり、
憲法審査会規程
だということであります。
海賊対処法案
は、
海賊
を口実に
自衛隊
の
海外派兵
を拡大するものであります。
法案
では、抵抗、逃亡する
海賊
への
危害射撃
、
海賊行為
を制止するための
船体射撃
を
規定
しています。
日本
から遠く離れた
ソマリア沖
で、
自衛隊
が戦後初めて人を殺傷しかねないのであります。しかも、
法律
ができる前に、
海上警備行動
の名で
護衛艦
、P3Cまで
派遣
しているのであります。これは、
派兵恒久法
につながる動きであり、絶対に容認できません。
ソマリア海賊
の取り締まりは、本来、
周辺国
の
海上警察力
によるべきものであり、
日本
は、そのための財政的、技術的な援助を行うべきであります。さらに、問題の
根本解決
のためには、
ソマリア
の
内戦終結
を初め、崩壊した
ソマリア
の
国家
とこの地域を
政治
的、経済的に安定させることであります。そのための
国際的協力
と
外交努力
こそ、
憲法
九条を持つ
日本
がやるべきことであります。 何が何でも
自衛隊
派兵ありきという
発想
は、撤回すべきであります。
憲法審査会規程案
について言えば、
審査会
を始動させて、
改憲原案づくり
に着手し、
国民投票法施行
後に
改憲原案
の
国会提出
をいつでもできるようにすることをねらったものであり、断じて容認できません。
国民
は
憲法改正
を求めておらず、
改憲手続
を
整備
する必要は全くないのであります。
与党
は、
改憲手続法
が
成立
して二年たつのに
憲法審査会
が発足していないことが問題だと言いますが、そもそも、
改憲手続法
は、当時の
安倍内閣
のもとで
自民党
が目指す九条
改憲
の
政治スケジュール
に沿って強行
成立
させられ、
憲政史上
に重大な汚点を残したものであります。
審査会規程
が未
整備
であることを問題にするのなら、むしろ、
改憲手続法そのもの
を廃止すべきであります。 これらの
法案
を通すための
会期延長
など、到底認めるわけにはまいりません。速やかに
解散
・総
選挙
で
国民
に信を問うことを求め、
会期延長
への
反対討論
といたします。(
拍手
)
議長(河野洋平君)(河野洋平)
8
○
議長
(
河野洋平
君)
保坂展人君
。 〔
保坂展人君登壇
〕
保坂展人君(保坂展人)
9
○
保坂展人君
社会
民主党
・
市民連合
を
代表
して、ただいま
議題
になりました
会期延長
の件について、
党利党略
の余りものひどさにあきれる思いで
反対
の
討論
を行います。(
拍手
) 本
通常国会
は、
派遣切り
の悲鳴が
全国各地
でこだまする中で召集されました。しかし、
麻生政権
は、
経済危機
と雇用不安に苦しむ
国民
を横目に総
選挙対策
の
ばらまき
に次ぐ
ばらまき
を続けた上で、その
ツケ
を
消費税アップ
の形で
国民
に押しつけようとしています。
通常国会
は、真にやむを得ないケース以外は
延長
しないというのが
会期制
の原則です。
労働者
が人間として扱われていない現状を打破するための
労働者派遣法
の
抜本改正
や、
企業
・
団体献金
の
禁止
を
内容
とする
政治資金規正法改正案
、また、
裁判員制度
の中で、生涯にわたっての
守秘義務
、過剰な
刑事罰
、懲役六カ月、罰金五十万、こういう
内容
を見直す
裁判員法改正案
など、
国民
のための
法案審議
、
成立
のためなら理解もいたしますが、今回の
延長
は全く
国民
のためではありません。
反対
の第一の
理由
は、
麻生政権
のだらだらした
延命
のための
延長
だからです。 もはや、究極の
ばらまき
と呼ばれる
さき
の
補正予算
が
成立
した以上は、
解散先送り
の
理由
はありません。
ばらまき
の種が芽を出し、葉を広げるころに
内閣支持率
の上昇を見るだろう、こんな観測はむなしい限りでございます。
総額
四兆三千億円、四十六種類もの
基金
は、
天下り官僚たち
が待ちに待った
そのもの
であり、二兆九千億円を超える
施設費
は、
地デジテレビ
や
エコカー
、
ソーラーパネル
を
役所
が買いまくるというものであり、
官需そのもの
であって、
役所
が一番、
国民
が二番
そのもの
の
発想
です。 また、
さき
の
補正予算
の多くが
総額
十兆八千百九十億円の
赤字国債
で賄われ、
一般会計
も合わせると百二兆円となる
予算
の歳入のうち、何と四三%が
国債
となり、戦後最悪の数字となります。十年前、世界一の
借金王
と自嘲した故
小渕総理
も
びっくり
の
事態
ではありませんか。 第二に、
国民投票法
の
成立
により設置をされた
憲法審査会
の始動や、
ソマリア沖海賊対策
を名目に事実上の
自衛隊
の恒久的な
海外派遣
に道を開く
海賊対処法案
の
成立
など、
憲法破壊
のための
延長
だからであります。 第三に、
予算関連法案
の
衆議院
における再議決あるいはみなし
否決規定
の活用のための
延長
であり、
参議院
の
意思
、
審議権
を剥奪することになるからです。
最後
に、
政府
・
与党
の気ままな都合で自在に土俵を広げるように
国会
を私物化する
会期延長
は、断じて認められません。今こそ
政治
が
責任
を果たすときであり、私は逃げませんというのであれば、逃げずに、
解散
・総
選挙
で
国民
の信を問うべきです。 私は、
麻生政権
と
与党
の理不尽な対応を激しく弾劾し、
会期延長
に断固
反対
、この
立場
で
反対討論
を終わります。(
拍手
)
議長(河野洋平君)(河野洋平)
10
○
議長
(
河野洋平
君) これにて
討論
は終局いたしました。
—————————————
議長(河野洋平君)(河野洋平)
11
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
会期
を六月四日から七月二十八日まで五十五日間
延長
するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
議長(河野洋平君)(河野洋平)
12
○
議長
(
河野洋平
君)
起立
多数。よって、
会期
は五十五日間
延長
することに決まりました。
————◇—————
議員請暇
の件
議長(河野洋平君)(河野洋平)
13
○
議長
(
河野洋平
君)
議員請暇
の件につきお諮りいたします。
小泉純一郎
君から、六月三日から十一日まで九日間、
請暇
の申し出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
議長(河野洋平君)(河野洋平)
14
○
議長
(
河野洋平
君) 御
異議
なしと認めます。よって、許可することに決まりました。
————◇—————
日程
第一
独立行政法人日本学術振興会法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
議長(河野洋平君)(河野洋平)
15
○
議長
(
河野洋平
君)
日程
第一、
独立行政法人日本学術振興会法
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
文部科学委員長岩屋毅
君。
—————————————
独立行政法人日本学術振興会法
の一部を改正する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に掲載〕
—————————————
〔
岩屋毅
君
登壇
〕
岩屋毅君(岩屋毅)
16
○
岩屋毅
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
文部科学委員会
における
審査
の経過及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
独立行政法人日本学術振興会
に、先端的な
研究
の総合的かつ計画的な
振興
のための
助成
及び有為な
研究者
の
海外
への
派遣
に係る
業務等
に要する費用に充てるための
基金
を設けるものであり、その主な
内容
は、次のとおりであります。 第一に、
独立行政法人日本学術振興会
は、
平成
二十一
年度
一般会計補正予算
により交付される
補助金
により、
平成
二十六年三月三十一日までの間に限り、
先端研究助成基金
及び
研究者海外派遣基金
を設けること、 第二に、
先端研究助成基金
及び
研究者海外派遣基金
の運用に関し、
独立行政法人通則法
の
規定
を準用すること、 第三に、
独立行政法人日本学術振興会
は、毎
事業年度
、
先端研究助成業務
及び
研究者海外派遣業務
に関する
報告書
を作成し、
当該事業年度
の終了後三月以内に
文部科学大臣
に提出するとともに、
文部科学大臣
は意見をつけて
当該報告書
を
国会
に
報告
しなければならないものとすること などであります。
本案
は、五月七
日本委員会
に
付託
され、翌八日
塩谷文部科学大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、二十二日
質疑
を行い、
質疑
を終局いたしました。 二十九日、
本案
に対し、
自由民主党
、
民主党
・
無所属クラブ
及び
公明党
の三
会派共同提案
により、現下の厳しい
経済情勢
に対処するための臨時の
措置
とすることを削除する
修正案
が提出され、趣旨の
説明
を聴取いたしました。次いで、
討論
、
採決
の結果、
修正案
及び
修正部分
を除く
原案
はいずれも
賛成
多数をもって可決され、
本案
は
修正
議決すべきものと議決した次第であります。 なお、
本案
に対し
附帯決議
が付されたことを申し添えます。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
議長(河野洋平君)(河野洋平)
17
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
修正
であります。
本案
を
委員長報告
のとおり決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
議長(河野洋平君)(河野洋平)
18
○
議長
(
河野洋平
君)
起立
多数。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり
修正
議決いたしました。
————◇—————
議長(河野洋平君)(河野洋平)
19
○
議長
(
河野洋平
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後一時三十四分散会
————◇—————
出席国務大臣
文部科学大臣
塩谷
立君