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2009-03-04 第171回国会 衆議院 本会議 第12号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十一年三月四日(水曜日)
—————————————
平成
二十一年三月四日 午後一時 本
会議
—————————————
○本日の
会議
に付した案件
憲法
第五十九条第三項及び
国会法
第八十四条第一項の
規定
により
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
につき、
両院協議会
を求めるの
動議
(
山岡賢次
君外十九名
提出
)
憲法
第五十九条第二項に基づき、
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
の本
院議決案
を
議題
とし、直ちに再
議決
すべしとの
動議
(
大島理森
君外三十六名
提出
)
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
、本
院議決案
国会職員
の
育児休業等
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
議院運営委員長提出
) 午後一時二分
開議
河野洋平
1
○
議長
(
河野洋平
君) これより
会議
を開きます。
————◇—————
河野洋平
2
○
議長
(
河野洋平
君) 御報告することがあります。 永年
在職議員
として表彰された元
議員柿澤弘治
君は、去る一月二十七日逝去されました。まことに
哀悼痛惜
の至りにたえません。
柿澤弘治
君に対する
弔詞
は、
議長
において去る一日既に贈呈いたしております。これを朗読いたします。 〔
総員起立
〕
衆議院
は 多年
憲政
のために尽力し 特に院議をもってその功労を表彰され
さき
に
外務委員長
の要職につき また国務大臣の重任にあたられた
従三位旭日大綬章
柿澤弘治
君の長逝を哀悼し つつしんで
弔詞
をささげます
————◇—————
河野洋平
3
○
議長
(
河野洋平
君) 本日、
参議院
から、本
院送付
の
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
は否決した旨の通知を受領するとともに、返付を受けました。
————◇—————
憲法
第五十九条第三項及び
国会法
第八十四条第一項の
規定
により
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
につき、
両院協議会
を求めるの
動議
(
山岡賢次
君外十九名
提出
)
河野洋平
4
○
議長
(
河野洋平
君)
山岡賢次
君外十九名から、
憲法
第五十九条第三項及び
国会法
第八十四条第一項の
規定
により
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
につき、
両院協議会
を求めるの
動議
が
提出
されております。本
動議
を
議題
といたします。
提出者
の
趣旨弁明
を許します。
高山智司
君。 〔
高山智司
君
登壇
〕
高山智司
5
○
高山智司
君
民主党
の
高山智司
です。 私は、
民主党
・
無所属クラブ
を代表して、
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
につき、
両院協議会
を求めるの
動議
について、その
趣旨
を御説明いたします。(
拍手
) 現在、
国民
の七割以上が
支持
をしない
定額給付金
、本当に三分の二の多数を使って再
議決
をし、強行しなければなりませんか。
景気対策
はやってくれ、しかし
定額給付金
の
ばらまき
は中止してもらいたい、これが現在の
民意
ではありませんか。 私は、
定額給付金
を受け取りません。単なる
ばらまき
よりも、
雇用対策
や
医療
、
介護
、教育への投資、
税金
は一円の無駄もなく、もっと有効に使われるべきだからです。
事務処理経費
だけで八百二十五億円、こんな
税金
の
無駄遣い
の片棒を担ぐのは、
政治家
としての
矜持
の問題です。本日、再
議決
に
賛成
をする
自民党
、
公明党
の
国会議員
の
方々
は、
定額給付金
、受け取るんですね。 そもそも、本当に、何でもかんでも三分の二の再
議決
で強行することが
国民
の
支持
を得ているのでしょうか。 ことし
任期満了
を迎える
衆議院
の議席は、二〇〇五年の
郵政選挙
によるものです。当時の
小泉純一郎総理
は、今回の
解散
は
郵政選挙
ですと明言し、総
選挙
の争点を
国民
に示しました。その結果、
自民党
、
公明党
の
連立与党
が三分の二の多数を得たのではありませんか。 しかしながら、
麻生総理
は、二月五日の
予算委員会
で、
自分
は
郵政民営化
に
賛成
じゃなかったと述べ、三分の二の多数を得る
根拠
となった二〇〇五年の
選挙
結果を、
民意
を否定したのです。
発言
も、二転三転したあげく、当時その内容を知っていた
国民
はほとんどいなかったと、余りにも
国民
をばかにした暴言まで出てくる
始末
です。もう、怒るというより笑っちゃいます、もう、みんなただただあきれていますと言う人までいます。
自民党
の言うこの
改革
というのは、一体何だったんでしょうか。 人に対しては痛みを伴う
構造改革
を押しつけ、
自分
は世襲に逃げ込む
小泉改革
が、にせものの
改革
であったことは既に明らかです。さらに、ずるずると
解散
を引き延ばして
延命
を図っているだけの
麻生政権
はもっとひどいです。
国民
を欺き、本当は
郵政民営化賛成
じゃなかったと言い出す、
政治家
としての
良心
も
矜持
もない
麻生政権
には、
政権
の
正統性
はありません。したがって、
さき
の
郵政選挙
で得た三分の二の再
議決権
は、もう行使できないはずです。
憲法
上、三分の二の多数決の
規定
があるように、
衆議院
、
参議院
の
議決
が異なる場合には、
両院協議会
での建設的な話し合いをすることが
憲法
上求められています。この年度末の不況、
世界恐慌
を乗り切るには、
与党
も
野党
もありません。
二院制
という
我が国
の
議会制民主主義
の
原点
に立ち返り、
両院協議会
を開き、お互いに知恵を絞り、
国民
のために一緒に建設的な
議論
をしようではありませんか。それが、今回、本
動議
を
提出
した
最大
の
理由
です。 直近の
民意
を受けた
参議院
において、先ほど、
景気対策
は急ぐが
定額給付金
の
ばらまき
はやめようと、
国民
の
意思
が示されました。 また、最近では、
山形県知事選
に続き、山口県の柳井市でも、
市長選
、
県議補選
、
自民党候補
の敗北が続いています。
自民党
の総
支部長
までが
麻生内閣
への
国民
的な批判が重く影響したと報道されております。
麻生総理自身
も、
ばらまき政策
の失敗を自覚されているのか、
定額給付金
を受け取る、受け取らないで
発言
が迷走、
高額所得者
が受け取るのはさもしいとまでおっしゃいました。
麻生総理
、これが
定額給付金
を撤回する
最後
のチャンスです。また後になってから、本当は
賛成
じゃなかったんだけれども、
内閣
の
一員
として渋々なんて、もう言えませんよ、
総理大臣
をやっているんですから。
両院協議会
で
衆議院
、
参議院
の建設的な
議論
をして、その結果、
定額給付金
が撤回されるのであれば、
麻生総理
の胸のつかえもとれることでしょう。
両院協議会
の開催を求めます。 そして、
総理
に申し上げます。
民意
に反する
政策
を
民意
を経ていないあなたの
政権
が強行する、これでは、
日本
が一丸となって立ち向かわなければならないこの未曾有の
経済危機
を、思い切った
政策
で乗り切ることはできません。
政権
の投げ出し、そして
麻生
、福田、安倍、この
政権
の
たらい回し
では、
国民
の将来不安を払拭することも不可能です。
国民
が望むのは、
自民党
の
延命
でも、
総理大臣
のメンツを保つことでもありません。
国民
の信を問う、これに尽きているわけでございます。 まず、
両院協議会
を開いて建設的な
議論
をしようではありませんか。そして、それがだめなら、
解散
・総
選挙
で
国民
の
皆さん
と英知を結集いたしましょう。正々堂々と
解散
・総
選挙
をやろうじゃありませんか。それができないのであれば、
憲政
の常道に従い、我々
野党
に
政権
を明け渡すべきです。 半年前には三分の二の多数を持つ
自民党
、
公明党
の
議員
から万雷の
拍手
で選出された
麻生総理
、身内からの
麻生
おろしが起きる前に、みずから
解散
することが
最後
の花道であると申し上げて、私からの
趣旨
の説明といたします。 御清聴ありがとうございました。(
拍手
)
—————————————
河野洋平
6
○
議長
(
河野洋平
君) 採決いたします。
山岡賢次
君外十九名
提出
の
動議
に
賛成
の諸君の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野洋平
7
○
議長
(
河野洋平
君)
起立少数
。よって、本
動議
は否決されました。
————◇—————
憲法
第五十九条第二項に基づき、
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
の本
院議決案
を
議題
とし、直ちに再
議決
すべしとの
動議
(
大島理森
君外三十六名
提出
)
河野洋平
8
○
議長
(
河野洋平
君)
大島理森
君外三十六名から、
憲法
第五十九条第二項に基づき、
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
の本
院議決案
を
議題
とし、直ちに再
議決
すべしとの
動議
が
提出
されております。本
動議
を
議題
といたします。
討論
の通告があります。順次これを許します。
近藤洋介
君。 〔
近藤洋介
君
登壇
〕
近藤洋介
9
○
近藤洋介
君
民主党
の
近藤洋介
です。 私は、
民主党
・
無所属クラブ
を代表して、ただいま
議題
となりました
定額給付金
の
財源
を捻出するための
法案
、
財政投融資特別会計
からの
繰り入れ
の
特例
に関する
法律案
を
議題
とし、直ちに採決すべしとの
動議
に対し、断固
反対
の
立場
で
討論
を行います。(
拍手
)
総額
二兆円の
定額給付金
なるものは、そもそも、昨年の秋、総
選挙
を覚悟された
自民党執行部
が
公明党
に配慮して打ち出した究極の
選挙対策
でありました。動機が不純な、さもしい、見苦しい
政策
であるからこそ、当の
自民党内部
からも疑問視する声が相次いだことは周知の事実であります。
麻生総理
、
誇り
高き
麻生総理
は、実は、
定額給付金
の本質、さもしさを理解されているのではないですか。だからこそ、御
自身
はもとより、盟友である
閣僚
の中からも、
自分
が
定額給付金
を受け取るか受け取らないかという基本的な認識についての
発言
が
最後
まで揺れに揺れたのではないですか。
首相
や
閣僚
すら自信を持てない
天下
の大
愚策
、
国民
の七割以上が
反対
してきた
定額給付金
に二兆円を超える
国家資産
を使うのは、
国民
への
背信行為
であります。 以下、
反対
の具体的な
理由
を述べます。
最大
の
理由
は、
定額給付金
が、表向きにも何を
目的
にした
政策
なのか極めてあいまいで、不透明であることです。
政府
・
与党
は、当初、
生活
に困っている
方々
への
生活支援
であるとのお題目を掲げてまいりました。しかし、住まいを失った非
正規社員
の
方々
、いわゆる
ネットカフェ難民
の
方々
やホームレスの
方々
など、本当に困っている
生活困窮者
の
方々
への
配付方法
は不明確なままです。 旗色の悪くなった
政府
・
与党
は、途中から
政策目的
を
経済対策
に変更しました。 しかし、
定額給付金
が
消費
を
拡大
することはなく、
GDP
の
押し上げ効果
は限りなくゼロに近いと多くのエコノミストが指摘をしております。
政府
の
審議会
である
財政制度審議会
ですら、その
効果
はないと判断し、二兆円の使い方について再検討を求めているのであります。
麻生総理
、この大
愚策
が苦境に直面する
日本経済
を救う切り札というならば、その
根拠
をお示ししていただきたい。
目的
が二転三転した大義なき
定額給付金
は、砂漠に水をまくがごとくの
ばらまき
であり、到底
賛成
できません。 第二に、
定額給付金
には明確な法的な
根拠
がない点であります。
政府
は、要件及び手続について
根拠法
を制定することもなく、
自治体
に丸投げする
始末
であり、丸投げされた
自治体
は、多大な
事務負担
を負っております。第二次
補正予算
に計上された八百二十五億円の巨額な
事務費
は、
意味
のない
政策
のために支出された壮大な
無駄遣い予算
であります。 二兆円あれば、一兆円の
医療費削減
をもとに戻して、疲弊し切った
地方
の病院、
医療
の現場を救うことができるのであります。二兆円あれば、消えた
年金
を取り戻し、
年金制度
に信頼を回復することができるのであります。二兆円あれば、我が党が主張する、農家に対する
戸別所得補償制度
を実現し、
生産者
が希望を持って農業に取り組む環境をつくることができます。
食料自給率
を上げ、農村に活力を取り戻すことができるのであります。 株価は下がり、輸出は激減し、
雇用
は失われ、今、
日本
は、がけっ縁であります。すべての
経済指標
が悪化する中で、この国には現在と未来への不安があふれております。
政府
・
与党
は、今回の
経済危機
に際して、
米国発
だから大きな問題はないとうそぶいてきました。しかし、気がつけば、
我が国
の
経済
が
先進国
の中で最も傷んでいるじゃないですか。 こうした
状況
の中で、無
意味
な二兆円の
ばらまき政策
を、数を頼みに、がむしゃらに押し通そうとする
政府
・
与党
の
行為
は、何たる
危機感
の欠如でありましょうか。こっけいであると言うほかありません。
議場
内の
自由民主党
の
議員
の
皆さん
、
市場万能主義
を標榜し、
郵政民営化
すれば
日本
がよくなると
国民
を扇動した、
小泉劇場
と呼ばれた
さき
の総
選挙
から三年六カ月がたちました。今、立て役者の
小泉純一郎
元
首相
はこの
議場
におりません。
小泉改革
なるものは、結果として、
日本経済
を、
地域社会
をぼろぼろに壊してしまいました。御引退を前にした
小泉
元
首相
が、その失政を反省された上での、せめてもの罪滅ぼしなのか、それとも御
自身
の
政策
を否定された腹いせか、欠席の政治的な思惑ははかりかねますが、
自民党
の
総裁経験者
が再
議決
への
反対
の
意思
を表明したというこの事実は、
自民党
が
公党
としての
統治能力
すら失ったあかしであります。 また、この
法案
を提案された、時の
財務大臣
、
中川昭一議員
も、大失態の結果、
閣僚
の席から離れられました。
郵政民営化
に
反対
だったと告白をされた
麻生首相
が、多くの
国民
が
反対
する
定額給付金
について、
郵政民営化
で得た三分の二の多数を使い再
議決
を企てる。ちゃんちゃらおかしい、意識がもうろうとしているとしか言いようがない、
我が国憲政史上
に残る恥ずべき再
議決
であります。
小泉チルドレン
と呼ばれる
自民党
一回生
議員
の
皆さん
、代議士としての
矜持
、すなわち
誇り
があるのならば、そろそろ、世の中から与えられた蔑称である
チルドレン
との呼び名を返上すべきであります。
皆さん
が
チルドレン
から卒業する道は、ただ
一つ
であります。それは、
国民
の声に心から耳を傾けて、現実を見詰め、御
自身
の判断、
良心
に従って本
動議
に
反対票
を投ずることであります。 以上、党派を超えて、
国民本位
という
政治家
としての
原点
に立ち返り、本
動議
に
反対
されることを強く期待して、
反対討論
といたします。(
拍手
)
河野洋平
10
○
議長
(
河野洋平
君)
松島みどり
君。 〔
松島みどり
君
登壇
〕
松島みどり
11
○
松島みどり
君
自由民主党
の
松島みどり
でございます。 私は、
自由民主党
及び
公明党
、
連立与党
を代表いたしまして、ただいま
議題
となりました、
憲法
第五十九条第二項に基づき、本
院議決案
を
議題
とし、直ちに再
議決
すべしとの
動議
について、
賛成
の
立場
から
討論
を行います。(
拍手
) ことし一月十三日に
衆議院
本
会議
で可決し、
参議院
に送付されました
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
、これは、本日、
参議院
において否決され、
衆議院
に返付されてまいりました。 本
法律案
は、
平成
二十年度第二次
補正予算
の
財源
として、
財政投融資特別会計
から
一般会計
に
繰り入れ
を行う
特例措置
を定めるものであります。 この
補正予算
には、
定額給付金
のほか、
中小企業
の資金繰りを助けるための
緊急保証枠
及び
セーフティーネット貸付枠
の
拡大
、
介護報酬
の引き上げによるホームヘルパーさんなどの
人材確保
、
安心こども基金
による
保育所
の
緊急整備
、
子育て応援特別手当
の
支給
、妊婦健診を十四回まで無料にすること、
公立小中学校
約一万棟の
耐震化事業
、さらに再
就職支援対策
である
緊急雇用創出事業
の創設など、
国民
の安全、
安心
や
少子化対策
にかかわる実に多様な
政策
が含まれております。 しかしながら、
参議院
では、多数を占める
野党
の皆様に本
法律案
について御賛同いただけず、
民主党
などの提案により、
定額給付金
を実施してはならないとする対案が
提出
されました。まことに残念なことであります。
定額給付金
は、六十五歳以上の方と十八歳以下の方は二万円、その間の年齢の方は一万二千円、
総額
は約二兆円で、これは
GDP
、
国内
総
生産
の〇・四%に
相当
する大規模なものです。
我が国
の
就業者
六千三百八十二万人のうち、二割を超す一千三百万人の方が
所得税
を納めていない低
所得者
です。この方たちに対しては、
減税
という手法では全く
支援
ができません。
日本国民
一億二千七百万人のうち、
減税
なら九千九百万人しか恩恵が受けられず、二千八百万人が
対象外
となってしまいます。ですから、すべての家庭に
支援
が届く
定額給付金
でなければならないのです。
定額給付金
は、
生活支援策
とそして
消費刺激策
の二つの性格を兼ね備えております。また、
定額給付金
は、その他の
施策
と一体化することで、より一層
効果
を発揮することができます。 例えば、
子育て応援特別手当
は、二人目以降のお子さんがこの三月時点で
幼稚園
や
保育所
の年少さん、年中さん、年長さんに当たる年代の場合、幼児一人につき三万六千円の一時金をお渡しするものですが、御夫婦と小学校二年生のお姉ちゃん、
幼稚園
に通う四歳児の弟がいらっしゃる四人
家族
の場合、四人分の
定額給付金
と
子育て応援特別手当
を合計すると、
家族
で十万円になります。 買い物でも飲食でも結構です。しっかりと使っていただければ、
内需振興
の
景気対策
として役立ちます。 また、休日、特に
地方部
における
高速料金
の大幅な
引き下げ
が実施されます。 例えば、青森の方が乗用車で京都に観光に行かれる場合、北陸を通り、大津でおりるというルートを通りますと、現在……(
発言
する者あり)いろいろな
旅行
のケースがあると思います。現在二万二千円かかる
高速料金
が、
平成
二十三年三月までは一千円になります。アクアラインも、休日は現在の三千円かかるところが千円で済みます。 人が動けばお金が落ちます。
定額給付金
と
高速料金引き下げ
をきっかけに
旅行プラン
を考えていただければ、
定額給付金
が
内需拡大
の呼び水の
効果
をしっかりと果たすことになるでしょう。
全国各地
の
自治体
では、
定額給付金
に合わせて、
プレミアムつき商品券
を出すことを
支援
したり、あるいは
消費拡大セール
の
計画
を立てたり、寄附を募り他の
施策
に活用する取り組みを予定したり、それぞれ、
地域
の事情に合わせたさまざまな工夫が凝らされています。 こうした期待を実現させるためには、一刻も早く結論を出すことが重要です。 既に、この
法案
の
成立
を見越して、
給付金
の
申請書類
を
住民
に
発送済み
の
自治体
もございます。 去る二月二十日、
北海道日高
町が、
全国
の
自治体
のトップを切って
給付金
の
申請書類
を
住民
に送付し、そして、二月二十三日から
受け付け
を開始いたしました。
鳩山由紀夫民主党幹事長
のお
地元
でございます。 次いで、二番手といたしましては、福島県南会津町が、二月二十三日に
発送
を始め、三月二日に
受け付け
を開始いたしました。こちらは
民主党
の
渡部恒三最高顧問
のお
地元
でございます。いろいろといい
自治体
がいらっしゃいます。 なお、これは、私が一番、二番、三番はどこだろうかとたまたま調べていたら出てきたものでございます。 なお、
小沢一郎党首
のお
地元
である岩手県金ケ崎町は、二月末の県庁の調査に対し、三月中旬に
発送
を開始し、三月下旬には
受け付け
、
支給とも
に開始する予定と御回答されています。 さて、
給付金
などによります
緊急支援措置
は、
アメリカ
、
オーストラリア
、
台湾
など諸外国でも実施されております。
アメリカ
では昨年、
総額
十兆円弱、
GDP
の〇・八%
相当
の
給付
を行いました。
オーストラリア
でも〇・八%
相当
、
台湾
は〇・六%
相当
です。
日本
の場合は
GDP
の〇・四%ですから、他の三カ国の
支援額
の方が
国内経済
に対する比重が大きいことになります。 こういった
状況
にもかかわらず、
民主党
の
鳩山幹事長
は、
定額給付金
を
天下
の
愚策
と決めつけておられます。不思議でなりません。とても不思議です。
民主党
が昨年十二月に発表された
税制改革アクションプログラム
では、「「
給付付き税額控除
」の導入を進める。」としています。これは、納税の有無にかかわりなく、
課税最低限
以下の方も含めてメリットを受けるという点で、
定額給付金
と同様の
効果
を持つものでございます。
日本
に住むすべての方が、収入に関係なく
給付
を受けられ、使い道を
自分
で決めることができるという点からも、
定額給付金
の
支給
は、
緊急支援
として最もふさわしい、迅速かつ公平な
措置
なのであります。 本来、緊急、迅速であるはずのものを、そうでなくしているのは、
民主党
を中心とする
野党
の
方々
なのであります。
参議院
第一党であります
民主党
が、
景気対策
の
財源
を決めるこの
法案
を、
衆議院通過
から
参議院
での
審議入り
まで一カ月近くもたなざらしにしたことは、「
国民
の
生活
が第一。」と標榜なさっている
民主党
の看板が
うそ偽りだらけ
であり、
国民生活
よりも
政局優先
という
民主党
の実態を如実にあらわすものと言えましょう。 我々に一刻の猶予も与えられないことは明白であります。本
法律案成立
のこれ以上のおくれは、
緊急対策
の
意味
を薄めてしまうばかりでございます。
自治体
の
皆さん
のお手も煩わせて、一日も早く
支給
し、みんなで受け取り、みんなで一日も早く使い切りましょう。それこそが
景気回復
に役立つのであります。 以上の点から、
憲法
第五十九条第二項に基づき、粛々と本
法律案
の
成立
を図り、
国会
の
意思
を明らかにする必要があると考えます。
議員
の
皆さん
が良識に基づき、圧倒的多数をもって御賛同いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。(
発言
する者あり)
最後
に、お静かに願います。
最後
に、最近、
司法機関
が行った
事件捜査
に関し、
公党
の代表及びその幹部の方が、政治的にも
法律
的にも不公正な
国家権力
、
検察権力
の行使だとか、
国策捜査
のような雰囲気がするなどと
発言
した旨の報道がありました。
我が国
は
民主国家
、
法治国家
であり、
司法機関
による
捜査
が法と証拠に基づき厳正に行われるのは当然のことであります。このような
発言
を公の場でなさることは、
我が国
の
民主国家
としての
存在意義
を否定し、
我が国
の品位をおとしめるものと言わざるを得ません。
河野洋平
12
○
議長
(
河野洋平
君)
松島
君、申し合わせの時間が過ぎました。なるべく簡単に願います。
松島みどり
13
○
松島みどり
君(続) 言論府の
一員
として見過ごすことはできません。 以上で、
発言
を終わります。(
拍手
)
河野洋平
14
○
議長
(
河野洋平
君)
塩川鉄也
君。 〔
塩川鉄也
君
登壇
〕
塩川鉄也
15
○
塩川鉄也
君 私は、
日本共産党
を代表して、
定額給付金
の
財源
を確保するための
特例法案
の再
議決
を求める
動議
に
反対
の
討論
を行います。(
拍手
)
政府
・
与党
は、
参議院
で否決された
定額給付金
の
財源法案
を三分の二の再
議決
までして押し通そうとしています。しかし、
定額給付金
には、今なお
国民
の七割から八割が
反対
をしています。 なぜでしょうか。それは、昨年十月の発表から四カ月たっても、なお
定額給付金
の
目的
が定かでないからであります。
目的
が定かでないから、
麻生総理
、あなたの
発言
が迷走するのであります。初めは、
生活対策
だから受け取る
金持ち
はさもしいとまで言いました。ところが、どうでしょう。今度は一転して、
景気対策
だと言って、
金持ち
ももらって盛大に使ってほしいとまで言い出しました。 何のための
給付金
なのか。
目的
が定かでないのは、あなたの
発言
にはっきりとあらわれているではありませんか。しかも、みずから受け取るかどうかを明言しなかった
総理
は、
最後
には党の決定だから受け取ると言いました。
総理
、あなたがみずから決めた
政策
なのに、二転三転と迷走し、
最後
まではっきりできなかったのはなぜでしょうか。 結局、
定額給付金
の
目的
が、
生活対策
でもなく、
景気対策
でもない、公金を使った
選挙対策
だということではありませんか。
国民
は、このことをしっかりと見抜いています。だからこそ、多数が
反対
をしているのであります。
麻生内閣
が迷走する中でただ
一つ
はっきりしているのは、
消費税
を増税するということだけであります。
定額給付金
と同時に打ち出したのが、二〇一一年度に
消費税
を増税する
計画
でした。来年の
国会
にも
消費税増税法案
を
提出
すると明確に答弁したのであります。一回限りの
給付金
の
ばらまき
の後には何十倍もの
消費税増税
が待ち構えている、この点でも
国民
は断じて納得できません。
定額給付金
の
経済
効果
なるものも大いに疑問です。
政府
は、もともと〇・一%しかない
GDP
押し上げ効果
を、数字を操作して〇・二%に見せかけようとしました。全くこそくな水増しです。
経済
効果
が見込めないことを
政府
みずから認めているものであります。かつての
地域
振興券は、その六割が貯蓄に回り、
経済
効果
が少なく、
天下
の
愚策
と言われました。また同じ過ちを繰り返すだけではありませんか。
総理
、
定額給付金
は、
生活対策
と言いますが、ホームレスや
ネットカフェ難民
の方に
給付金
が届く保証はありません。
衆議院
予算委員会
に参考人として出席した派遣村名誉村長の宇都宮健児弁護士は、
定額給付金
に関して、派遣切り対策や
生活困窮者
、貧困者の
生活支援
、セーフティーネットの強化等に重点的に充てるなど、活用方法の再検討をしていただきたいと述べました。本当に
生活
に困っている人々のために二兆円の
財源
を使ってほしい、これが
国民
の率直な気持ちであります。
景気対策
にも
生活対策
にもならない
定額給付金
はやめるべきであります。
国民
が直面している
雇用
不安、
生活
の困窮、命と健康さえも維持できない深刻な実態を直視すべきであります。
国民
を塗炭の苦しみに追い込んだ
構造改革
路線をきっぱりとやめ、
雇用
確保、社会保障充実、
国民
の懐を暖める政治に根本的に転換すべきではありませんか。 今、
政府
・
与党
に求められているのは、こうした
国民
多数の声を反映し、
参議院
が否決したことを真摯に受けとめることであります。
衆議院
の三分の二の数の力で再
議決
することは、断じて容認できません。
最後
に、
国民
の八割が不
支持
を表明している
麻生内閣
に、これ以上
政権
を任せるわけにいきません。速やかに
解散
・総
選挙
で
国民
の信を問うことを要求し、
反対討論
を終わります。(
拍手
)
河野洋平
16
○
議長
(
河野洋平
君) 日森文尋君。 〔日森文尋君
登壇
〕
日森文尋
17
○日森文尋君 私は、社会
民主党
・市民連合を代表し、
憲法
第五十九条第二項に基づき、
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
を
議題
とし、直ちに再
議決
すべしとの
動議
に対し、
反対
の
討論
を行います。(
拍手
)
反対
の第一の
理由
は、直近の
民意
である
参議院
の
議決
の重みを否定している点です。 第二の
理由
は、
麻生
太郎
首相
自身
が、
国民生活
に直結するような
法律
、例えば予算関連
法案
などについては与
野党
で徹底的に
議論
をしていくべきで、三分の二条項を使うにはなじまないのではないかと夕刊紙に寄稿し、予算関連
法案
の衆院再
議決
に慎重な考えを示していた点です。
両院協議会
の開催すら行わないのは言語道断と言わなければなりません。 第三の
理由
は、
郵政民営化
には
反対
だったという
麻生首相
に、
郵政選挙
で得た三百議席を使う政治的資格はありません。 第四の
理由
は、
首相
は、みずから、さもしい
発言
について
国民
に陳謝し、明確に撤回されていない点です。
高額所得者
が
定額給付金
を受け取ることをさもしいと批判し、一たんはみずからの辞退も明言していながら、一転して受け取ると表明する等、
発言
のぶれは大きく、
国民
の政治不信を高めました。 第五の
理由
は、八割の
国民
が望んでいないものであること、
消費税増税
とセットであること、痛みを押しつけられてきた
国民
の不安解消にはつながらないこと、
減税
の恩恵を受け、
税金
で
支援
すべき必要のない
高額所得者
や資産家も対象になっていること、
事務費
に八百二十五億円もの費用がかかること、分権自治に反することなど、
定額給付金
自体に多くの問題点があることです。 第六の
理由
は、
財政投融資特別会計
からの
繰り入れ
に当たっては、現下の厳しい
経済
情勢に対処するため、
生活
・
経済
緊急対策
を確実かつ
効果
的に実施するためにこそ活用すべきという点です。学校の耐震化、
介護
の充実、
雇用対策
など、命や緑の分野に集中投下するヒューマン・ニューディールの推進を強く求めたいと思います。
最後
に、
憲法
第五十九条第二項による再
議決
の連発は問題であり、
与党
と
国民
とのねじれこそ解消すべきことを求め、
反対討論
を終わります。(
拍手
)
河野洋平
18
○
議長
(
河野洋平
君) これにて
討論
は終局いたしました。
—————————————
河野洋平
19
○
議長
(
河野洋平
君) 採決いたします。
大島理森
君外三十六名
提出
の
動議
に
賛成
の諸君の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野洋平
20
○
議長
(
河野洋平
君)
起立
多数。よって、本
動議
は可決されました。(
拍手
)
—————————————
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
、本
院議決案
河野洋平
21
○
議長
(
河野洋平
君)
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
の本
院議決案
を
議題
といたします。 直ちに採決いたします。 この採決は記名投票をもって行います。 本案は、
憲法
第五十九条第二項に基づき、
さき
に本院において
議決
のとおり再び可決するに
賛成
の諸君は白票、
反対
の諸君は青票を持参されることを望みます。——
議場
閉鎖。 氏名点呼を命じます。 〔参事氏名を点呼〕 〔各員投票〕
河野洋平
22
○
議長
(
河野洋平
君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。——
議場
開鎖。 投票を計算させます。 〔参事投票を計算〕
河野洋平
23
○
議長
(
河野洋平
君) 投票総数四百六十九。 本投票の三分の二は三百十三であります。 投票の結果を事務総長から報告させます。 〔事務総長報告〕 可とする者(白票) 三百三十三 否とする者(青票) 百三十六
河野洋平
24
○
議長
(
河野洋平
君) 右の結果、本案は、
憲法
第五十九条第二項に基づき、出席
議員
の三分の二以上の多数をもって、
さき
の
議決
のとおり再び可決いたしました。(
拍手
)
—————————————
平成
二十年度における
財政運営
のための
財政投融資特別会計
からの繰入れの
特例
に関する
法律案
、本
院議決案
を可とする
議員
の氏名 あかま 二郎君 安次富 修君 安倍 晋三君 阿部 俊子君 逢沢 一郎君 愛知 和男君 赤池 誠章君 赤城 徳彦君 赤澤 亮正君 秋葉 賢也君
麻生
太郎君 甘利 明君 新井 悦二君 井澤 京子君 井上 喜一君 井上 信治君 井脇 ノブ子君 伊藤 公介君 伊藤 信太郎君 伊藤 忠彦君 伊藤 達也君 伊吹 文明君 飯島 夕雁君 石崎 岳君 石田 真敏君 石破 茂君 石原 伸晃君 石原 宏高君 稲田 朋美君 稲葉 大和君 猪口 邦子君 今井 宏君 今津 寛君 今村 雅弘君 岩永 峯一君 岩屋 毅君 宇野 治君 上野 賢一郎君 浮島 敏男君 臼井 日出男君 江崎 鐵磨君 江崎 洋一郎君 江渡 聡徳君 江藤 拓君 衛藤 征士郎君 遠藤 武彦君 遠藤 利明君 遠藤 宣彦君 小川 友一君 小此木 八郎君 小里 泰弘君 小野 晋也君 小野寺 五典君 小渕 優子君 尾身 幸次君 越智 隆雄君 近江屋 信広君 大島 理森君 大塚 高司君 大塚 拓君 大野 松茂君 大野 功統君 大前 繁雄君 大村 秀章君 太田 誠一君 岡下 信子君 岡部 英明君 岡本 芳郎君 奥野 信亮君 加藤 勝信君 加藤 紘一君 嘉数 知賢君 海部 俊樹君 鍵田 忠兵衛君 梶山 弘志君 片山 さつき君 金子 一義君 金子 善次郎君 金子 恭之君 上川 陽子君 亀井 善太郎君 亀岡 偉民君 鴨下 一郎君 川崎 二郎君 川条 志嘉君 河井 克行君 河村 建夫君 瓦 力君 木原 誠二君 木原 稔君 木村 太郎君 木村 隆秀君 木村 勉君 木村 義雄君 岸田 文雄君 北川 知克君 北村 茂男君 北村 誠吾君 久間 章生君 倉田 雅年君 小池 百合子君 小坂 憲次君 小島 敏男君 小杉 隆君 木挽 司君 古賀 誠君 後藤 茂之君 後藤田 正純君 河野 太郎君 河本 三郎君 高村 正彦君 近藤 三津枝君 近藤 基彦君 佐田 玄一郎君 佐藤 剛男君 佐藤 勉君 佐藤 ゆかり君 佐藤 錬君 斉藤 斗志二君 坂井 学君 坂本 剛二君 坂本 哲志君 桜井 郁三君 櫻田 義孝君 笹川 堯君 清水 鴻一郎君 清水 清一朗君 塩崎 恭久君 塩谷 立君 七条 明君 実川 幸夫君 篠田 陽介君 柴山 昌彦君 島村 宜伸君 下村 博文君 新藤 義孝君 菅 義偉君 菅原 一秀君 杉浦 正健君 杉田 元司君 杉村 太蔵君 鈴木 馨祐君 鈴木 俊一君 鈴木 淳司君 鈴木 恒夫君 関 芳弘君 薗浦 健太郎君 園田 博之君 田中 和徳君 田中 良生君 田野瀬良太郎君 田村 憲久君 平 将明君 高市 早苗君 高木 毅君 高鳥 修一君 竹下 亘君 竹本 直一君 武田 良太君 武部 勤君 棚橋 泰文君 谷 公一君 谷垣 禎一君 谷川 弥一君 谷畑 孝君 谷本 龍哉君 玉沢 徳一郎君 中馬 弘毅君 津島 雄二君 土屋 品子君 土屋 正忠君 寺田 稔君 とかしきなおみ君 戸井田とおる君 渡海 紀三朗君 土井 亨君 土井 真樹君 徳田 毅君 冨岡 勉君 中川 昭一君 中川 秀直君 中川 泰宏君 中谷 元君 中根 一幸君 中野 清君 中野 正志君 中森 ふくよ君 中山 太郎君 中山 成彬君 中山 泰秀君 仲村 正治君 永岡 桂子君 長崎 幸太郎君 長島 忠美君 長勢 甚遠君 並木 正芳君 二階 俊博君 丹羽 秀樹君 丹羽 雄哉君 西川 京子君 西川 公也君 西野 あきら君 西村 明宏君 西村 康稔君 西銘 恒三郎君 西本 勝子君 額賀 福志郎君 根本 匠君 野田 聖子君 野田 毅君 葉梨 康弘君 萩生田 光一君 萩山 教嚴君 萩原 誠司君 橋本 岳君 馳 浩君 鳩山 邦夫君 浜田 靖一君 早川 忠孝君 林 潤君 林 幹雄君 林田 彪君 原田 憲治君 原田 令嗣君 原田 義昭君 平井 たくや君 平口 洋君 平沢 勝栄君 平田 耕一君 広津 素子君 深谷 隆司君 福井 照君 福岡 資麿君 福田 峰之君 福田 康夫君 藤井 勇治君 藤田 幹雄君 藤野 真紀子君 二田 孝治君 船田 元君 古川 禎久君 古屋 圭司君 保利 耕輔君 細田 博之君 堀内 光雄君 馬渡 龍治君 牧原 秀樹君 増原 義剛君 町村 信孝君
松島
みどり君 松浪 健四郎君 松浪 健太君 松野 博一君 松本 純君 松本 文明君 松本 洋平君 三ッ林 隆志君 三ッ矢 憲生君 三原 朝彦君 御法川 信英君 水野 賢一君 宮腰 光寛君 宮澤 洋一君 宮路 和明君 宮下 一郎君 武藤 容治君 村上 誠一郎君 村田 吉隆君 望月 義夫君 茂木 敏充君 盛山 正仁君 森 英介君 森 喜朗君 森山 裕君 森山 眞弓君 やまぎわ大志郎君 矢野 隆司君 谷津 義男君 安井 潤一郎君 保岡 興治君 柳澤 伯夫君 柳本 卓治君 山内 康一君 山口 俊一君 山口 泰明君 山崎 拓君 山中 あき子君 山本 明彦君 山本 公一君 山本 幸三君 山本 拓君 山本ともひろ君 山本 有二君 与謝野 馨君 吉川 貴盛君 吉田六左エ門君 吉野 正芳君 若宮 健嗣君 渡辺 具能君 渡辺 博道君 渡部 篤君 赤羽 一嘉君 赤松 正雄君 井上 義久君 伊藤 渉君 池坊 保子君 石井 啓一君 石田 祝稔君 上田 勇君 漆原 良夫君 江田 康幸君 遠藤 乙彦君 大口 善徳君 太田 昭宏君 神崎 武法君 北側 一雄君 佐藤 茂樹君 斉藤 鉄夫君 坂口 力君 田端 正広君 高木 美智代君 高木 陽介君 谷口 和史君 谷口 隆義君 富田 茂之君 西 博義君 東 順治君 福島 豊君 冬柴 鐵三君 古屋 範子君 桝屋 敬悟君 丸谷 佳織君 西村 真悟君 否とする
議員
の氏名 安住 淳君 赤松 広隆君 池田 元久君 石川 知裕君 石関 貴史君 泉 健太君 市村 浩一郎君 岩國 哲人君 内山 晃君 枝野 幸男君 小川 淳也君 小沢 一郎君 小沢 鋭仁君 大串 博志君 大島 敦君 大畠 章宏君 太田 和美君 逢坂 誠二君 岡田 克也君 岡本 充功君 奥村 展三君 加藤 公一君 金田 誠一君 川内 博史君 川端 達夫君 河村 たかし君 菅 直人君 吉良 州司君 黄川田 徹君 菊田 真紀子君 北神 圭朗君 楠田 大蔵君 玄葉 光一郎君 小平 忠正君 小宮山 泰子君 小宮山 洋子君 古賀 一成君 後藤 斎君 郡 和子君 近藤 昭一君 近藤 洋介君 佐々木 隆博君 笹木 竜三君 階 猛君 篠原 孝君 下条 みつ君 神風 英男君 末松 義規君 鈴木 克昌君 仙谷 由人君 園田 康博君 田島 一成君 田嶋 要君 田名部 匡代君 田村 謙治君 高井 美穂君 高木 義明君 高山 智司君 武正 公一君 津村 啓介君 筒井 信隆君 寺田 学君 土肥 隆一君 中井 洽君 中川 正春君 仲野 博子君 長島 昭久君 長妻 昭君 長安 豊君 西村 智奈美君 野田 佳彦君 羽田 孜君 鉢呂 吉雄君 鳩山 由紀夫君 原口 一博君 伴野 豊君 平岡 秀夫君 平野 博文君 福田 昭夫君 藤井 裕久君 藤村 修君 古川 元久君 古本 伸一郎君 細川 律夫君 細野 豪志君 馬淵 澄夫君 前原 誠司君 牧 義夫君 松木 謙公君 松野 頼久君 松原 仁君 松本 大輔君 松本 剛明君 松本 龍君 三日月 大造君 三谷 光男君 三井 辨雄君 村井 宗明君 山岡 賢次君 山口 壯君 山田 正彦君 山井 和則君 柚木 道義君 横光 克彦君 横山 北斗君 吉田 泉君 笠 浩史君 和田 隆志君 鷲尾 英一郎君 渡辺 周君 渡部 恒三君 赤嶺 政賢君 石井 郁子君 笠井 亮君 穀田 恵二君 佐々木 憲昭君 志位 和夫君 塩川 鉄也君 高橋 千鶴子君 吉井 英勝君 阿部 知子君 菅野 哲雄君 重野 安正君 辻元 清美君 照屋 寛徳君 日森 文尋君 保坂 展人君 糸川 正晃君 亀井 静香君 亀井 久興君 綿貫 民輔君 江田 憲司君 滝 実君 前田 雄吉君 横路 孝弘君 渡辺 喜美君
————◇—————
谷公一
25
○谷公一君 議案上程に関する緊急
動議
を
提出
いたします。
議院運営委員長提出
、
国会職員
の
育児休業等
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
河野洋平
26
○
議長
(
河野洋平
君) 谷公一君の
動議
に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
27
○
議長
(
河野洋平
君) 御異議なしと認めます。
—————————————
国会職員
の
育児休業等
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
議院運営委員長提出
)
河野洋平
28
○
議長
(
河野洋平
君)
国会職員
の
育児休業等
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。 委員長の
趣旨弁明
を許します。議院運営委員長小坂憲次君。
—————————————
国会職員
の
育児休業等
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
〔本号末尾に掲載〕
—————————————
〔小坂憲次君
登壇
〕
小坂憲次
29
○小坂憲次君 ただいま
議題
となりました
国会職員
の
育児休業等
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
につきまして、提案の
趣旨
を御説明申し上げます。 この
法律案
は、育児短時間勤務をしている一般職の国家公務員の勤務時間が改定されたことに伴い、
国会職員
についても、育児短時間勤務職員の勤務時間を改定するものであります。 本案は、本日議院運営委員会において起草し、
提出
したものであります。 何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げます。(
拍手
)
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河野洋平
30
○
議長
(
河野洋平
君) 採決いたします。 本案を可決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
31
○
議長
(
河野洋平
君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
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河野洋平
32
○
議長
(
河野洋平
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後二時八分散会
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出席国務大臣
財務大臣
与謝野 馨君