○泉
委員 続きまして、きょうは各省庁からもお越しをいただいております。
先ほどワンストップ
相談窓口の話がございましたけれども、一方で、
現状でもさまざまな
相談窓口がございます。
児童相談所も、
虐待の問題だけではなくて、非行問題から
育成の問題から、さまざまな問題を扱っております。そういった
意味では、これまでも一生懸命宣伝をし、
電話番号をお知らせし、窓口として機能してきたところでございます。また、警察の方も、先ほど少年サポートセンターのことを挙げましたが、少年補導職員という
方々が、さまざまな資格を有しながら、
子どもたちからの電話を受け付けたり、実際に面談をして悩みを解決したりということをやってきている。それぞれが窓口を宣伝してやってきておりまして、恐らく、そういった
意味では、
児童相談所やこの少年サポートセンターも、ああ、その問題であればこちらですよと、それぐらいのさばきはされてきたと思うんですね。
ですから、そういった
意味では、それだけするのであればそこだってワンストップだという話になってしまうわけで、先ほども言いましたが、ワンストップという
言葉を簡単に使っちゃいけないよと。
ワンストップというのであれば、もう少し後まで見る。あるいは、この
青少年総合
相談センターに来た人の
情報が、ある種ネットワークで、どんなケースであれ、構成をしている
地域協議会の例えばデータベースの中に入ってくる。その人が今度は
児童相談所に行ったときに、ああ、何々さんですね、ようこそ、データとして入っていますと、言うか言わないかは別の話ですが、
認識はやはり違いますよね、ああ、この人は一度そこに行っているんだと。
ただ、
地域協議会にはちゃんと守秘義務もございますので、その辺は、やはり、ワンストップというのであればワンストップなりのことをやっていただきたいし、ワンストップという機能を果たせないのであれば、ただ単に、総合窓口だからワンストップだという言い方はするべきではないというふうに私は思います。
話がずれましたが、先ほど来、きょう、やはり大きな
修正ポイントといたしましては、
ニート、
フリーターを大前提としていた、これは私は速度を落とす必要はないと思いますので、アウトリーチ、ぜひ進めていただきたいし、そういった
人材もどんどんしっかりと確保していく。しかし、
対象が広がるという
修正案が出される中で、その
趣旨を尊重するという
大臣の御答弁もあり、そういった
意味で、それぞれの
機関、
相談窓口を有する各省庁にきょうはお越しをいただいておりますが、やはり御決意をお
伺いしておかなくてはいけないというふうに思っております。
その、きょうの議論をしっかりと
認識した上で、それぞれの
相談窓口の
体制をしっかりとしていくんだということをしっかりと御答弁でいただきたいと思いますが、まず警察庁お願いをいたします。