○
中川(正)
委員 これは何でこんなところまで聞いているかというと、しっかりとはっきりさせておく方がいいと思うんですよ。
中途半端にうやむやになってしまうと、これまで
大臣の実績がありますから、三年前にも同じような話で、酒で酩酊していたじゃないかというような
質疑が、たしかこの
委員会で出ていたと思うんですね。この間の本
会議も、漢字の読み違え、いろいろ指摘されましたけれども、それじゃなくて、我々が
感じたのは、
アルコールが入っているんじゃないかというような印象も受けたりして、それは何でそんな話になっていくかというと、ふだんからそういう話があちこちで印象づけられているということ、これは残念な話なんですが、そういうことがあるだけに、今回の話も、即それは
アルコールなんだろうということに結びつけられている
わけですよ。
客観情勢から見ると、さっきの説明から見ると、薬と言われるけれども、薬だけでそんな急に急変するような
状況というのは考えられない。また、時間的にももう少しそれははっきりさせていかなきゃいけないということ。そういう客観情勢の中で、なかなか
大臣の
言葉が真実味を帯びてこないということもありますから、これはでき得る限りはっきりとさせていくということが大切なんだろうというふうに思います。
それで、時間も来ていますので要求をしておきたいと思うんですが、さっきからこの議論にさまざま出ている中で、薬という話なので、その薬、どの薬をどれだけの量、いつの時間、何時にどれだけ飲んだかというようなことをしっかり出してもらうということと、それから、四六時中そばについているのは秘書官でしょうから、秘書官についても、次の
質疑の機会に出てきてもらって、本当は後ろに座っていられるんだろうけれども、しっかり
国民の前で、どういう
状況であったかというのを
証言してもらうということ。
それからもう
一つは、それぞれそばについていってもらう
人たち、この
人たちがあれをどのように判断して
大臣に
アドバイスをしたかということ。これは、将来こういうことが起こる可能性もある。これは、
アルコールということでなくても、体の変調を起こしたり、さまざまな
状況で
危機管理をしなきゃいけない、そういうことでありますから、その
危機管理がどのように行われていたのかということをしっかり文書で出してもらう。だれが何を
大臣に
アドバイスしたか。
最終的には、こういうときにだれが指揮権をとって、本当は
大臣みずからがやっていかなきゃいけないことだけれども、その
大臣自身が変調を来した
わけですから、そのときに
周辺がどのような形で責任を負って、だれが何を言わなきゃいけなかったのか、そういう仕組みといいますか管理体制と、それから実質行われたこと、その管理体制どおりにいったのかどうか、そのことについて回答をいただきたいというふうに思います。
委員長、そこについて、次の
委員会までに政府の方から回答がしっかり出てくるということ、このことを
確認していただきたいというふうに思います。