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金子国務大臣 きのう、
国幹会議は様々な御
意見が出されました。今の
費用便益というのは
都会に有利になっているのではないか、今度
整備計画に上がった四
路線については、
都会集中、あるいは全国のバランスを欠いているのではないか、今度四
車線化するという
路線について、まだほかにもあるのではないか、もっと
地方の声を聞くべきではないかというような、さまざまな御
意見が出されました。
それについて、私は、そういう問題、それから
国幹会議の
あり方、一番の、これは
国幹会議ですから
議長がおられますが、
議長が取りまとめられたその中で強く感じたことでありますが、いろいろさまざまな御
意見が出る中で、全体として、きのう
決定されたものについては、
合格者、これこれの理由でこの人は
合格ですという
説明はあるんだけれども、まだほかにもあるだろうと。いわば、これからの
高速道路の
整備の
方法について広く全体
計画を示して
議論してくれよという御
意見が中心だったと思います。
そのほか、先ほど申し上げたように、
事業評価の
方法、
手法がこれでいいのか。中には
直轄負担金の話等々の御
意見もありましたけれども、そういう問題についても、きのうの
案件とは別に、
国幹会議の
あり方、それから数年に一遍きり開かないというのではなくて、いろいろな
やり方があります。
懇談会というようなこともあります。
そういう意味で、我が国全体の
高速道路のあるべき姿、あるいは今後の進め方ということについても幅広く
議論をしていくように、
国幹会議というものを位置づけて、そういう方向で進めたいというのが、きのう、私が
国幹会議で申し上げたことであります。