○丸谷
委員 六者
会合の早期再開に向けては、やはり議長国である
中国と連携を密にしていくことと、また、ロシア側、これも
報道でございますが、ラブロフ
外務大臣が平壌に行って協議をされたようでございます。その中で六者
会合への復帰ということを呼びかけたけれども、なかなか進展はないといった
報道もございました。
一方で、これは制裁と直接リンクするところではございませんけれども、
北朝鮮における鉄道に対する
協力というのは滞りなく行われるといった事実もあり、いろいろな意味でしっかりと制裁を確実なものにしていくために、どのような交渉、枠組みを使っていくか、六者協議やその枠組みでございますけれども、中ロとも力を合わせて交渉をしていただきたいと
思います。
では、時間がございませんので、最後に一つだけ質問させていただきたいわけでございますけれども、
外務省が今
日本のポップカルチャーを
世界に向けて発信していこうと頑張っているところでございまして、昨年はドラえもんが大使になっていろいろな国を回られました。ことしは、ポップカルチャー発信使という、通称カワイイ大使という、カワイイアンバサダーの皆さんがパリですとかバンコクに行かれるということでございます。
これは老婆心からの質問だと受けとめていただいていいわけでございますけれども、議員立法で児童ポルノを禁止する法律というのに取り組んでおりまして、それは議員立法であるから
政府は関係ないということではなく、
外務省の人権人道課も含めて児童の商業的性的搾取に反対する
世界会議というのを
日本国がホスト国になって行ったり、いろいろな取り組みを一生懸命している中で、
国際社会の中での児童ポルノの定義というものが、
日本で言うところの定義以上に、児童に見えるものとか成り済ましとかアニメも含めていろいろな議論がなされていく中で、カワイイ大使が非常に短いスカートをはいて
各国を回るということに対して、要らぬ批判を受けないように細心の注意を払って
活動していただきたいという
思いで私はおります。
決して、ポップカルチャーを否定するための発言ではございませんし、
日本が誇るポップカルチャーというのはあり、かわいいという概念が
日本独自のものとして
各国で今取り上げられておりますけれども、いろいろな意味も含めて、
外務省、
日本国として、日の丸を背負って
外務省が送り出す大使でございますので、本当にいろいろな目線から見て、要らない批判を受けないような、細心の注意を払って、このカワイイ大使の皆様に活躍をしていただきたいと思う次第でございますけれども、この点に対して
外務省担当としてどのように
考えて取り組んでいかれようとするのか、この点をお伺いさせていただきます。