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大島九州男君 今御答弁をいただきましたけれ
ども、やはり競技用の
空気銃といえ
ども、やはり使い方を誤れば大変なことになると。それだけやはりこの
空気銃といえ
ども銃というものは大変なものなんだという
認識をさせていただきました。
実際、今私が高校の
先生やクラブの現状をお伺いしたところを御紹介しながら
質問をさせていただきたいと思いますが、ある高校では三十二名の生徒にすべて銃を持つ
許可を取らせて、実際に保持をさせている学校があります。この生徒に保持をさせることの意義というのは、やはり自覚を持たせる、そしてまた、銃の取扱い等についても責任をしっかり持たせるという
意味では大変教育効果としてはすばらしいという御
意見でございました。
ただ、その値段が中古でも三十万弱とか、そしてそれにガンロッカー、ケース等をそろえていくと三十五、六万になるんだと。それを子供たちが自分たちでアルバイトをしながら、また親にそういったことで負担をしていただきながら
購入をしているという現状があると。まあこれは個人の責任においてやることなんですが、学校でやはり
先生方が
指導をする、教習銃というような形で今まで生徒に練習をさせるのに
先生が
購入をして、それで子供たちにそれを練習のために使わせるというので、一人で五丁も買って百万円ぐらいはもう支出をしているんで、これ大変なんだという現場の声を聞きまして、なるほど
先生たちもそういうことを苦労しながら子供たちのためにやっているんだなと。
今回、
法律の中で、そういう
指導員というようなことで、この年少資格者を
指導する射撃
指導員という制度で子供たちに広く銃を撃たせるというか、そういう練習がさせられるというところの
法案については評価するという声はいただきました。
ただ、一方において、国際大会に出るようなそういう選手でなければ銃を保持する
許可が取れないように
規制が強化してあるんだと。ここについていろんな議論がありまして、中で私がそうなのかと思ったのは、本来いろんな競技というのはだんだんだんだんレベルが上がっていって、国際大会に出れるような人たちは大体このグループだななんというのは半年や一年ぐらい前に分かっていると思うんですが、話を聞きますと、この
空気銃での競技はあっという間に普通の人が二、三週間で国際レベルに到達するようなレベルに行くようなことが大いにあるそうなんです。
そうしますと、国際大会出場権を、えっ、この子が取ったのというときに、じゃ自分の銃を保持するために資格
申請をして、そして国際大会に自分の銃を持っていくということが不可能なんだというふうにおっしゃっていただいたんですね。
なるほど、それはやはり人の銃を借りて撃つというよりも、やはりそういった微妙な違いがあるでしょうから、競技場においてはやはりそういう国際大会に出るような生徒が自分の使い慣れた銃を使って、そういう保持する銃で大会に参加させたいというのは
指導者ならまさしく至極もっともだなと思ったんですが、特にそういう国際大会に出るような子というふうに絞った以上は、そういうように突然いい成績で急に国際大会に出場する権利を得たような子供に対してそういった保持をさせるということに対する運用で
対応できるようなことがあるのか、この一点ちょっとお伺いしたいんですが。