運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login

2008-05-22 第169回国会 参議院 文教科学委員会 第5号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成二十年五月二十二日(木曜日)    午前十時四分開会     ─────────────    委員異動  四月九日     辞任         補欠選任      植松恵美子君     武内 則男君      谷岡 郁子君     山下洲夫君  四月十日     辞任         補欠選任      武内 則男君     植松恵美子君      友近 聡朗君     芝  博一君      山下洲夫君     谷岡 郁子君      西田 昌司君     丸川 珠代君  四月十一日     辞任         補欠選任      芝  博一君     友近 聡朗君      丸川 珠代君     西田 昌司君  四月十四日     辞任         補欠選任      西田 昌司君     尾辻 秀久君  四月十六日     辞任         補欠選任      大島九州男君     柳澤 光美君      尾辻 秀久君     西田 昌司君  四月十七日     辞任         補欠選任      柳澤 光美君     大島九州男君  四月二十二日     辞任         補欠選任      植松恵美子君     大塚 耕平君  四月二十三日     辞任         補欠選任      大島九州男君     風間 直樹君      大塚 耕平君     植松恵美子君      友近 聡朗君     梅村  聡君      西田 昌司君     世耕 弘成君      山谷えり子君     中山 恭子君  四月二十四日     辞任         補欠選任      植松恵美子君     徳永 久志君      梅村  聡君     友近 聡朗君      風間 直樹君     大島九州男君      水岡 俊一君     田名部匡省君      世耕 弘成君     西田 昌司君      中山 恭子君     山谷えり子君  四月二十五日     辞任         補欠選任      田名部匡省君     水岡 俊一君      徳永 久志君     植松恵美子君  五月七日     辞任         補欠選任      大島九州男君     鈴木  寛君      谷岡 郁子君     喜納 昌吉君  五月八日     辞任         補欠選任      喜納 昌吉君     谷岡 郁子君      鈴木  寛君     大島九州男君  五月十二日     辞任         補欠選任      谷岡 郁子君     柳田  稔君      水岡 俊一君     神本美恵子君  五月十三日     辞任         補欠選任      神本美恵子君     水岡 俊一君      柳田  稔君     谷岡 郁子君  五月十九日     辞任         補欠選任      亀井 郁夫君     亀井亜紀子君      谷岡 郁子君     簗瀬  進君      藤谷 光信君     石井  一君      水岡 俊一君     今野  東君      西田 昌司君     木村  仁君  五月二十日     辞任         補欠選任      石井  一君     藤谷 光信君      亀井亜紀子君     亀井 郁夫君      今野  東君     白  眞勲君      簗瀬  進君     谷岡 郁子君      木村  仁君     西田 昌司君      義家 弘介君     島尻安伊子君  五月二十一日     辞任         補欠選任      木俣 佳丈君     高橋 千秋君      白  眞勲君     水岡 俊一君      藤谷 光信君     大河原雅子君      島尻安伊子君     義家 弘介君     ─────────────   出席者は左のとおり。     委員長         関口 昌一君     理 事                 佐藤 泰介君                 林 久美子君                 坂本由紀子君     委 員                 植松恵美子君                 大河原雅子君                 大島九州男君                 高橋 千秋君                 谷岡 郁子君                 友近 聡朗君                 西岡 武夫君                 水岡 俊一君                 西田 昌司君                 山谷えり子君                 義家 弘介君                 浮島とも子君                 浜四津敏子君        発議者      佐藤 泰介君        発議者      水岡 俊一君    委員以外の議員        発議者      蓮   舫君    国務大臣        文部科学大臣   渡海紀三朗君    副大臣        文部科学大臣  松浪健四郎君    事務局側        常任委員会専門        員        渡井 敏雄君     ─────────────   本日の会議に付した案件 ○独立行政法人日本原子力研究開発機構法の一部  を改正する法律案内閣提出衆議院送付) ○財政破綻状態にある市町村義務教育関係事  務の国への移管制度創設に関する法律案(佐  藤泰介君外六名発議)     ─────────────
  2. 関口昌一

    委員長関口昌一君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。  委員異動について御報告いたします。  昨日、木俣佳丈君及び藤谷光信君が委員辞任され、その補欠として高橋千秋君及び大河原雅子君が選任されました。     ─────────────
  3. 関口昌一

    委員長関口昌一君) この際、渡海文部科学大臣より発言を求められておりますので、これを許します。渡海文部科学大臣
  4. 渡海紀三朗

    国務大臣渡海紀三朗君) おはようございます。  法案の趣旨説明の前に一言おわびを申し上げたいと思います。  去る四月二十四日及び五月十五日に、大島文部科学省大臣官房文教施設企画部長収賄容疑で起訴されました。国家公務員に対する国民の厳しい目が注がれている中、行政に対する国民信頼を損なうこのような事態に立ち至ったことは誠に遺憾であり、皆様に多大な御迷惑をお掛けしたことをおわび申し上げる次第でございます。  文部科学省といたしましては、事実関係の確認と再発防止策の検討のための調査を進めるなどして適切な対処に努めております。文部科学省として、この事態を深刻に受け止め、再びこのような事態が生じないよう綱紀の粛正に一層努めるとともに、行政に対する国民信頼回復に向けて全力を挙げて努力してまいります。     ─────────────
  5. 関口昌一

    委員長関口昌一君) 独立行政法人日本原子力研究開発機構法の一部を改正する法律案議題といたします。  政府から趣旨説明聴取いたします。渡海文部科学大臣
  6. 渡海紀三朗

    国務大臣渡海紀三朗君) この度、政府から提出をいたしました独立行政法人日本原子力研究開発機構法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容概要を御説明申し上げます。  原子力は、発電以外にも、研究開発、医療、産業等の幅広い分野で利用されておりますが、これらの活動に伴い発生する低レベル放射性廃棄物につきましては、処分場が存在しないため、現在に至るまで、各事業所で累積、貯蔵されたままとなっております。  このため、一部の事業所では、放射性廃棄物の量が貯蔵能力の限界に近づいているほか、終了した事業において過去に発生した廃棄物保管管理のみの継続を余儀なくされている、老朽化した施設設備の解体ができない等の問題を生じており、放射性廃棄物埋設処分計画的かつ確実な実施を図る必要があります。  この法律案は、廃棄物の大半を発生させている独立行政法人日本原子力研究開発機構について、低レベル放射性廃棄物埋設処分に果たすべき役割と責任を明確にする観点から、その処分実施主体として位置付けるものであります。  次に、この法律案内容概要について御説明申し上げます。  第一に、同機構は、その業務に伴い発生した放射性廃棄物及び機構以外の者からの処分の委託を受けた放射性廃棄物埋設処分を行うとともに、埋設処分を行うための施設の建設及び管理等を行うこととするものであります。  第二に、同機構は、埋設処分業務を行おうとするときは、主務大臣の定める基本方針に即して、埋設処分業務実施に関する計画を作成し、主務大臣の認可を受けなければならないこととするものであります。  第三に、同機構は、埋設処分業務に係る経理について、他の業務に係る経理と区分した勘定を設けて整理しなければならないこととするなど所要の改正を行うものであります。  以上がこの法律案提案理由及びその内容概要であります。  何とぞ、十分御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。
  7. 関口昌一

    委員長関口昌一君) 以上で趣旨説明聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。  ここで、大臣及び副大臣は御退席いただいて結構でございます。     ─────────────
  8. 関口昌一

    委員長関口昌一君) 次に、財政破綻状態にある市町村義務教育関係事務の国への移管制度創設に関する法律案議題といたします。  発議者佐藤泰介君から趣旨説明聴取いたします。佐藤泰介君。
  9. 佐藤泰介

    佐藤泰介君 ただいま議題となりました財政破綻状態にある市町村義務教育関係事務の国への移管制度創設に関する法律案につきまして、その提案趣旨及び内容概要について御説明申し上げます。  昨年三月に財政再建団体となった夕張市は、今後十六年間にわたり厳しい財政再建に取り組むこととなりました。予算編成は困難を極め、夕張市の教育に係る歳出額は、平成二十年度予算において、再建団体への移行前と比べ五五%の大幅な削減となり、市内の公立小学校及び中学校を、今後、それぞれ一校ずつに統合することが計画されております。  また、全国には、財政が悪化し、財政再生団体指定要件を満たしそうな市町村がまだ幾つか存在しており、今後も第二の夕張が出現する可能性も考えられます。  地方公共団体財政再生は、一刻の猶予も待たない喫緊の課題であります。しかし、義務教育に係る国の責任は、財政破綻状態にある市町村児童生徒に対しても、当然果たしていかなければなりません。そこで、新たに義務教育関係事務緊急移管制度創設することにより、財政破綻状態にある市町村義務教育を国の責任において確実に保障していく必要があることから、本法律案提出いたしました。  以下、主な内容について御説明申し上げます。  第一に、財政破綻状態にある市町村における教育に関する事務のうち、小学校及び中学校に係るものを緊急の措置として一定期間国に移管する制度創設し、平成二十一年度から実施することとしております。  第二に、この義務教育関係事務緊急移管制度は、地方公共団体財政健全化に関する法律に基づき、総務大臣の同意を得た財政再生計画を定めている市町村について、総務大臣及び文部科学大臣が指定する期間、適用されるものとし、当該事務は、文部科学大臣が処理することとしております。また、その期間中、当該市町村が設置している小学校及び中学校は、国が設置する学校となるとともに、その教職員も、国家公務員の身分を有することとしております。  第三に、国に移管された義務教育関係事務の処理は、適用市町村財政再生団体となる前の小学校及び中学校に係る教育環境を確保することを基本としつつ、適用市町村の住民の意向に配慮し、かつ、適用市町村をめぐる社会情勢の変化に的確に対応することを旨として行われることとしております。  以上が本法律案提案趣旨及び内容概要でございます。  何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようにお願い申し上げます。
  10. 関口昌一

    委員長関口昌一君) 以上で趣旨説明聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十四分散会