○吉川沙織君 今、ふれあいミーティングや電話やメール、ファクスというお話、そして
訪問集金をなくしたとしてもちゃんと
視聴者との接点は確保される、そういう努力をされるという御回答だったと
思います。
ただ、今、受付で、電話、メールとかで大体九〇%というふうに御答弁をいただきましたが、
平成十八
年度の
視聴者の意向件数の受付方法別内訳を拝見をいたしました。そうしましたところ、一番が電話、二番がメール、そして三番目が、割合としては当然違いますけれ
ども、一番目電話、二番目メール、三番目が集金時等という統計が出ています。少なくともふれあいミーティングよりは圧倒的に意向を把握している受付別の方法としては高いというような状況にもあります。
さらに、少し話を踏み込んで、受付方法別から受け付けた
意見の中でどんな
内容だったかというところに目を転じますと、実はこれは
受信料関係が約五〇%というような形にもなっています。ということは、受付方法別で電話、メールに次いで集金時等が多いということ、そしてその
内容は
受信料関係が五〇%、約五〇%を占めるということは、この二つの相関
関係は結構高いのではないかとも考えられます。
さらに言えば、ふれあいミーティングもかなりたくさん開催をされて、積極的に
NHKさん変わっていこうというような取組は物すごく強く感じたんですけれ
ども、ふれあいミーティングで
意見を申し述べている人の割合がすごく少ないということ、そして積極的にそこの場に出かけていって
意見を言うということは比較的
NHKさんに対して好意を持っている、関心を持っている
視聴者の
皆様であるということ、そして、電話、メール、ファクスにしても、こちらが能動的にどうしても
意見を言いたい、やむを得ないから
意見を言いたいという場合はそのアクセスを通じて
視聴者の方は
意見を伝えるでしょうけれ
ども、本当にごくごく
一般の
視聴者の方で二か月に一遍、半年に一遍足を運んで来てくれる担当者の方に本当の
意見、不祥事が起こって残念だけれ
ども是非頑張ってくださいというようなそういう
意見、聞いていると思うんですね。
だから、難しいんですけれ
ども、
訪問集金廃止というところは致し方ない結論だったのかもしれませんけれ
ども、今後、代替手段としてもっと
一般の
視聴者のこと、声を聞くような仕組みというものを是非つくっていただきたいと思っています。
そこで、
会長に
質問です。
平成十九年の十一月十五日から
平成十九年十二月六日にかけて
訪問集金の廃止、事業所割引の導入、そして家族割引の拡大についてパブリックコメントを
NHKさん出されています。
会長、御就任前ですので、もしかしたら御存じないかもしれませんが、「「
訪問集金の廃止」に対するご
意見と
NHKの考え方」というのが、こういうパブリックコメントの結果が今
NHKさんのウエブページからダウンロードできるような形になっていまして、私自身これすべて拝読をさせていただきました。
会長は御覧になりましたでしょうか。御覧になったか、なってないかだけの回答で結構でございます。