○伊達忠一君 これはその
会社の体質、私もよく、ナンバーツー、ナンバースリーの方が来られておわびをしていたことがございましたが、そんなことから何となく分かるんですが、しかし、これはもう人の安全の最大のこれは
立場にある
会社の人たちがそういうことでいいのかなということと、もう
一つは、やっぱりそういう対応というのが国内的に私は遅れているんじゃないかなという気がするんですね。
先般の観光庁の設置のときもお話をさせていただいたんですが、やっぱりフランス、イギリスなんかですと、観光大学だとか観光学部というのがもう何十もあって、そこを出ることが誇りというか、やっぱり国のエリートになっていくんだというようなことで、大変もうみんな一生懸命やっておられる。日本はやっと観光学部というようなのをつくってそういう道を開き、ビジット・ジャパンの
目的、目標に対してやっていこうという、今やっと始まったような
状況だと、私はこう思うんです。
これだけアジアの先頭を切って日本がやっぱりリードして今いる
状況の中で、私はこのパイロットですとかスチュワーデスなんという職業というのは決して悪くない職業だと思いますし、なりたい方が相当いるんですよ、正直言って。我々はパイロット頼まれたことはありませんけれ
ども、スチュワーデスなんかだと随分頼まれます。しかし、もちろんそれは体も健康でなきゃ駄目でしょうし、英語でやるからやっぱり学力も相当なきゃ駄目なんでしょうけれ
ども、やっぱり何というか企業任せではなくて、航空学部だとか、大学にもそういうような養成をするような大学ぐらいあってでも、私はアジア・ゲートウェイをやっぱり
目的を達成していく上においてはそのぐらいのことをやっぱり国を挙げてやっていくという私は姿勢はもちろん大事じゃないかなと、こういう気がするんですが。
そんなことから、今国際的にもやっぱりパイロットが足りないというようなことをよく言われておりますが、外国人のあれを今盛んにあれしているんだなんということを言うと、外国人のパイロットを使うんだったら、これだけ日本が就職も改善されてない、雇用も改善されてない中で、私はそういうことをやっぱり時代のニーズに合った、これは今日文部省来てないんですが、僕はやっていく必要が、先取りしてやっていく必要があると思うんですよ。
私は厚生労働
委員会によく言ったんですが、六年前に、このまま行ったら歯医者さんが余っちゃって、歯医者さんのこじきが出ますよと、お医者さんが少ないんだから、私立大学は切り替えられないけれ
ども、国立は何で余っているのを一生懸命金掛けて教育するんだということを言ったことがあるんですが、漫然としてそれを改善しようとしないんです。そのときも、いやいやいや、お医者さんはもう都会では余っているから、もう二、三年したら
地方も充足されますよという厚生省のいつもの
答弁でしたよ。ところが、今社会問題になるぐらい足りないでしょう。ところが、歯医者さんはとにかくもう今、日曜やります、夜九時までやりますじゃなかったら開業もできないぐらい余っちゃって、我々一般の就職者を頼まれることも大変ですけれ
ども、歯医者さんの就職頼まれるのが一番困るんです。いやいや、使ってくれなくて。いや、そのぐらい正直言って余っちゃっている。だから、どうしてそういう余るようなやつを一生懸命
税金を無駄遣いして私はやるのかよく分からないので、今日は文部省の方呼んでないんですが、そういうような方向にやっぱりもう少し力を入れていくべく私は国も努力をしていただきたい。
ちょっと短く、時間ないものですから、済みません。