○
近藤正道君 うみは早期に徹底的に出していただきたい、強く申し上げておきたいというふうに思っています。
外務大臣に最後でございますが、本日冒頭に二十二日の宮崎さんの
証人喚問の実施が
決定したわけでありますが、今年の一月の初めに当
委員会で、平和・文化交流協会の秋山直紀さんを参考人として招致をいたしました。その際にも、秋山さんが理事をやっております平和・文化交流協会、いろんな問題があるんで立入
調査等もやっぱり
外務省としてするべきではないかという、こういう話も出たやに思っておりますが、その後、秋山さんは破産ということで、今、東京地裁で破産の手続に入っております。しかし、私が承知している限りにおいては、まだこの方は平和・文化交流協会の理事の職にあるということであります。
今年の一月に
外務省が立入
調査をやられたようでありますが、
資料が十分整わなかったと。文化協会の、何というか、
協力は得られなかったんだろうと思うんですけれども、ごく一部の
調査しかできなくて、またもう一度やらなければならないと、こういう
調査結果が出ている。
しかも、秋山さんは、破産
決定を受けながら依然としてこの平和・文化交流協会の理事の職にとどまって、仄聞するところによれば、従来の
活動、つまり、
アメリカへ行って
防衛関係者と
日本の国
会議員を会わせる、そういう仕事にも従来どおりやっておられるような、そういう報道もなされております。
まさに、
外務省の立入りにも
協力をしない、理事も辞めない、ある
意味では
外務省随分なめられているなと、秋山さん、やりたい放題のことをやっているなと、こんなことでいいのかなと。
外務省はもっと所管法人の運営の在り方、これだけ大きな問題になっているわけでありますんで、もっときちっとやっぱり監視をしてチェックをしてしかるべきやっぱり措置をとると、こういう毅然たる態度を取っていかないと、まだまだ
防衛利権、
防衛省の利権の問題についてはいろんな議論があって、もしかするとまた再燃するかもしれないと、こういう動きもある中で、やっぱりこれはまずいのではないかと私は思えてならないんですが、どうなっているんですか、これは。