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2008-06-03 第169回国会 衆議院 本会議 第35号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十年六月三日(火曜日)
—————————————
議事日程
第二十三号
平成
二十年六月三日 午後一時
開議
第一
特定船舶
の
入港
の
禁止
に関する
特別措置法
第五条第一項の
規定
に基づき、
特定船舶
の
入港禁止
の
実施
につき
承認
を求めるの件 第二
外国為替
及び
外国貿易法
第十条第二項の
規定
に基づき、
北朝鮮
からの
貨物
につき
輸入承認義務
を課する等の
措置
を講じたことについて
承認
を求めるの件 第三
学校保健法等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
) 第四
少年法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
—————————————
○本日の
会議
に付した案件 永年
在職
の
議員谷垣禎一
君及び
横路孝弘
君に対し、
院議
をもって
功労
を
表彰
することとし、
表彰文
は
議長
に一任するの件(
議長発議
)
日程
第一
特定船舶
の
入港
の
禁止
に関する
特別措置法
第五条第一項の
規定
に基づき、
特定船舶
の
入港禁止
の
実施
につき
承認
を求めるの件
日程
第二
外国為替
及び
外国貿易法
第十条第二項の
規定
に基づき、
北朝鮮
からの
貨物
につき
輸入承認義務
を課する等の
措置
を講じたことについて
承認
を求めるの件
日程
第三
学校保健法等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
日程
第四
少年法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
) 午後一時二分
開議
河野洋平
1
○
議長
(
河野洋平
君) これより
会議
を開きます。
————◇—————
永年
在職議員
の
表彰
の件
河野洋平
2
○
議長
(
河野洋平
君) お諮りいたします。 本
院議員
として
在職
二十五年に達せられました
谷垣禎一
君及び
横路孝弘
君に対し、先例により、
院議
をもってその
功労
を
表彰
いたしたいと存じます。
表彰文
は
議長
に一任されたいと存じます。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
3
○
議長
(
河野洋平
君) 御
異議
なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。 これより
表彰文
を順次朗読いたします。
議員谷垣禎一
君は
衆議院議員
に当選すること九回
在職
二十五年に及び常に
憲政
のために尽くし
民意
の
伸張
に努められた よって
衆議院
は君が永年の
功労
を多とし特に
院議
をもってこれを
表彰
する 〔
拍手
〕 …………………………………
議員横路孝弘
君は
衆議院議員
に当選すること九回
在職
二十五年に及び常に
憲政
のために尽くし
民意
の
伸張
に努められた よって
衆議院
は君が永年の
功労
を多とし特に
院議
をもってこれを
表彰
する 〔
拍手
〕 この
贈呈方
は
議長
において取り計らいます。
—————————————
河野洋平
4
○
議長
(
河野洋平
君) この際、
谷垣禎一
君から発言を求められております。これを許します。
谷垣禎一
君。 〔
谷垣禎一
君
登壇
〕
谷垣禎一
5
○
谷垣禎一
君 ただいま、
院議
をもちまして
横路孝弘
副
議長
とともに本院永年
勤続議員
として
表彰
をいただきましたことは、
議会人
としてこの上ない栄誉でございます。 私は、
前尾繁三郎先生
と
父谷垣専一
の逝去に伴って施行されました昭和五十八年八月の
補欠選挙
で、今は引退されております
野中広務先生ともども
、初当選をさせていただきました。 以来、二十五年の長きにわたり、不肖の私が本
院議員
の重責を担うことができましたのは、
国会
の
先輩
または同僚の
皆様
の御
指導
はもとよりのこと、中
選挙
区時代の旧
京都
二区、並びに現
京都
五区の
支持者
の
方々
を初めとする多くの
方々
の変わらぬ御
指導
、御
支援
のおかげでございます。心から厚く御礼を申し上げます。また、この間、私を支えてくれた事務所のスタッフと家族にも心から感謝いたします。(
拍手
) この二十五年間の前半は、
国会対策
や
議院運営委員会
の仕事に携わる
機会
が多かったのでありますが、そこで
先輩
から学んだことは、院の
伝統
がいかに重いかということでございました。 まことに、本院は、
国民
の安心と安全をつくっていくための
日本国
の中核となるべき組織であります。現在、衆参両
議院
のいわゆるねじれと言われる
状況
の中で、
政治
が
国民生活
の発展をさせるために、私どもはさらに精進を積み重ね、院の新しい
伝統
をつくっていかなければならないと強く感じております。 また、最近の十数年は、
経済財政政策
に関与する
機会
を多く与えていただきました。 この経験を通じて感じますことは、
政治
は、現在の
国民
に
責任
を負わなければならないのはもちろんのことでありますが、同時に、将来の
国民
にも
責任
を負っているということであります。この
観点
から見れば、
財政
の再建は焦眉の急であり、次世代の
国民
に夢と
希望
を与える
政策
の確立に邁進すべき責務を改めて痛感する次第であります。
表彰
をお受けするに当たり、所信の一端を申し述べて、お礼の言葉といたします。 どうもありがとうございました。(
拍手
)
河野洋平
6
○
議長
(
河野洋平
君) なお、
横路孝弘
君の
あいさつ
につきましては、これを
会議録
に
掲載
することといたします。
—————————————
横路
孝弘
君の
あいさつ
このたび、
院議
をもって永年
勤続議員
の
表彰
を受けましたことは、まことに光栄の至りであり、深く感謝申し上げます。 思えば、一九六九年十二月末の総
選挙
で、当時の
北海道
一区で札幌や石狩・
後志地方
の
皆様
の御
支援
で
国会
に送っていただいて以来、一九八三年から一九九五年の十二年間、
北海道知事
の任を担い
国会
を離れましたが、その後
国会
に復帰させていただき、今日の日を迎えました。 これまで支えていただきました多くの
方々
に心から御礼申し上げます。本当に長い間、有難うございました。 身の引き締まる
思い
で
国会
に初登庁した日から今日まで、
ロッキード事件
や沖縄・北方領土返還問題をはじめ、さまざまな課題に夢中で取り組んできました。とりわけ、困難と不安を抱えるたくさんの
方々
と直接間接に接し、助言や提言・情報などをいただきながら鍛えられ育てられて、
国会活動
ができましたことを感謝しております。 同時に、この間、何をなし得たのか、
内心忸怩
たる
思い
があります。 今日、
日本
の
社会
はかつてなく貧富の差が拡大し、理解のできない、信じられない
事件
が続く
世の中
になってしまいました。
子供たち
は未来への
希望
や期待をなかなか持つことができず、若い世代が安心して
子供
を生み育てる環境は十分整備されず、
人々
は介護や
医療
や老後に不安を持って毎日を送っています。 これらの現在の
日本
の
状況
は、私
たち政治家
の
責任
と言わなければなりません。 戦後、
平和憲法
の制定と共に
議会制民主主義
がスタートしたことをあらためて
思い
、原点に帰って国のあり方、
国民
の
生活
の
状況
を虚心坦懐にみつめていけば、自ら道が開かれていくと
思い
ます。 「金」がすべて、「金」さえあれば何でもできる、「自分」さえ良ければ他人はどうでもよい、「今」さえ良ければ将来のことは知ったことではないという風潮や
世の中
を変えていかなければなりません。公平・勤勉・誠実・
努力
という
日本
の
社会
と
日本
人の
社会正義
を取り戻していかなければなりません。 同時に、今なお戦災に苦しみ、貧困や飢餓、災害と闘う世界の
人々
と連帯できる
日本
でありたいと
思い
ます。 その
努力
を一人の
政治家
として続けていくことを、この日、新たにお誓いを申し上げまして、謝辞といたします。
————◇—————
日程
第一
特定船舶
の
入港
の
禁止
に関する
特別措置法
第五条第一項の
規定
に基づき、
特定船舶
の
入港禁止
の
実施
につき
承認
を求めるの件
河野洋平
7
○
議長
(
河野洋平
君)
日程
第一、
特定船舶
の
入港
の
禁止
に関する
特別措置法
第五条第一項の
規定
に基づき、
特定船舶
の
入港禁止
の
実施
につき
承認
を求めるの件を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
国土交通委員長竹本直一
君。
—————————————
特定船舶
の
入港
の
禁止
に関する
特別措置法
第五条第一項の
規定
に基づき、
特定船舶
の
入港禁止
の
実施
につき
承認
を求めるの件及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
竹本直一
君
登壇
〕
竹本直一
8
○
竹本直一
君 ただいま
議題
となりました
承認
を求めるの件につきまして、
国土交通委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本件
は、
平成
十八年十月十四日より本年四月十三日まで
北朝鮮船籍
のすべての
船舶
の
入港
を
禁止
することとする
閣議決定
について、その後の
我が国
を取り巻く
国際情勢
にかんがみ、
平成
二十年四月十一日、
入港禁止
の期間を本年十月十三日まで延長する変更をしたため、
特定船舶
の
入港
の
禁止
に関する
特別措置法
第五条第一項の
規定
に基づき、
国会
の
承認
を求めるものであります。
本件
は、五月二十七
日本委員会
に付託され、二十八日
冬柴国土交通大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、三十日
質疑
を行い、
採決
いたしました結果、
本件
は
賛成
多数をもって
承認
すべきものと議決した次第であります。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
河野洋平
9
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
本件
を
委員長報告
のとおり
承認
するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野洋平
10
○
議長
(
河野洋平
君)
起立
多数。よって、
本件
は
委員長報告
のとおり
承認
することに決まりました。
————◇—————
日程
第二
外国為替
及び
外国貿易法
第十条第二項の
規定
に基づき、
北朝鮮
からの
貨物
につき
輸入承認義務
を課する等の
措置
を講じたことについて
承認
を求めるの件
河野洋平
11
○
議長
(
河野洋平
君)
日程
第二、
外国為替
及び
外国貿易法
第十条第二項の
規定
に基づき、
北朝鮮
からの
貨物
につき
輸入承認義務
を課する等の
措置
を講じたことについて
承認
を求めるの件を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
経済産業委員長東順治
君。
—————————————
外国為替
及び
外国貿易法
第十条第二項の
規定
に基づき、
北朝鮮
からの
貨物
につき
輸入承認義務
を課する等の
措置
を講じたことについて
承認
を求めるの件及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
東順治
君
登壇
〕
東順治
12
○
東順治
君 ただいま
議題
となりました
承認
を求めるの件につきまして、
経済産業委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
平成
十八年十月九日の
北朝鮮
による
核実験
を
実施
した旨の発表を契機として、
外国為替
及び
外国貿易法
第十条第一項に基づき、同年十月十四日以降、
北朝鮮
からのすべての
貨物
の
輸入
を
禁止
する等の
措置
が継続して
実施
されております。政府は、その後の
我が国
を取り巻く
国際情勢
にかんがみ、本年四月十一日の
閣議
において、これを継続することを決定いたしました。
本件
は、半年を期限として、四月十四日以降も継続して
当該措置
を講じたことについて、同法第十条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
承認
を求めるものであります。
本件
につきましては、去る五月二十三
日本委員会
に付託され、五月二十八日
甘利経済産業大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、五月三十日
質疑
を行った後、
討論
、
採決
の結果、
賛成
多数をもって
承認
すべきものと議決いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
河野洋平
13
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
本件
を
委員長報告
のとおり
承認
するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野洋平
14
○
議長
(
河野洋平
君)
起立
多数。よって、
本件
は
委員長報告
のとおり
承認
することに決まりました。
————◇—————
日程
第三
学校保健法等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
河野洋平
15
○
議長
(
河野洋平
君)
日程
第三、
学校保健法等
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
文部科学委員長佐藤茂樹
君。
—————————————
学校保健法等
の一部を改正する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
佐藤茂樹
君
登壇
〕
佐藤茂樹
16
○
佐藤茂樹
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
文部科学委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
学校保健
及び
学校
安全の
充実
を図るとともに、
学校給食
を活用した食に関する
指導
の
充実等
を図るため、
所要
の
措置
を講じようとするものであり、その主な
内容
は、次のとおりであります。 第一に、
学校
において、
養護教諭
その他の教職員が
相互
に連携し、
地域
の
医療機関等
と連携した組織的な
保健指導
の
充実
を図ること、 第二に、
学校
において、
学校安全計画
及び
危険等発生
時
対処要領
を作成するものとし、
地域
の
関係機関等
と連携して
児童生徒等
の安全の確保を図るよう努めること、 第三に、
学校保健
及び
学校
安全に関して、国及び
地方公共団体
は
相互
に連携して、必要な施策を講ずるよう努めなければならないものとすること、 第四に、
学校
における
食育
の推進を図る
観点
から、
学校給食
の目標を見直し、
栄養教諭
による
学校給食
を活用した食に関する
指導
を推進すること などであります。
本案
は、五月二十六
日本委員会
に付託され、去る二十八日
渡海文部科学大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取した後、
質疑
に入り、三十日
質疑
を終局いたしました。
質疑終局
後、
自由民主党
、
民主党
・
無所属クラブ
、
公明党
、
日本共産党
及び
社会
民主党
・
市民連合
の五派
共同提案
により、
学校
安全及び
学校保健
に関する国及び
地方公共団体
による
財政
上の
措置
を明記するなどの
修正案
が提出され、
趣旨
の
説明
を聴取いたしました。次いで、
採決
の結果、
修正案
及び
修正部分
を除く
原案
は
全会一致
をもって可決され、
本案
は
修正
議決すべきものと議決した次第であります。 なお、
本案
に対し
附帯決議
が付されたことを申し添えます。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
河野洋平
17
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
修正
であります。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
18
○
議長
(
河野洋平
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり
修正
議決いたしました。
————◇—————
日程
第四
少年法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
河野洋平
19
○
議長
(
河野洋平
君)
日程
第四、
少年法
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
法務委員長下村博文
君。
—————————————
少年法
の一部を改正する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
下村博文
君
登壇
〕
下村博文
20
○
下村博文
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
法務委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
少年審判
における
犯罪被害者等
の
権利利益
の一層の
保護等
を図るため、
所要
の
法整備
を行おうとするもので、その主な
内容
は、次のとおりであります。 まず第一に、
殺人事件等一定
の
重大事件
の
被害者等
が
少年審判
を傍聴することができる制度を創設することとしております。 第二に、
被害者等
による記録の閲覧及び謄写の範囲を拡大することとしております。 第三に、
被害者
の心身に重大な故障がある場合における
被害者
の
配偶者等
についても、
被害者等
の申し出による
意見
の聴取の
対象者
とすることとしております。 第四に、成人の
刑事事件
に関し、
児童福祉法違反
の
罪等
に係る第一審の
裁判権
を、
家庭裁判所
から
地方裁判所等
に移管することとしております。
本案
は、去る五月二十二
日本会議
において
趣旨説明
及び
質疑
が行われた後、本
委員会
に付託され、翌二十三日
鳩山法務大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、二十七日
質疑
に入り、三十日
参考人
から
意見
を聴取しました。 同日、
本案
に対し、
自由民主党
、
民主党
・
無所属クラブ
及び
公明党
の
共同提案
により、十二歳未満の
触法少年
に係る
事件
の
審判
を傍聴の
対象
から除外すること等を
内容
とする
修正案
が提出され、
提出者
から
趣旨
の
説明
を聴取し、
原案
及び同
修正案
に対する
質疑
を行い、
質疑
を終局いたしました。次いで、
討論
を行い、
採決
の結果、
賛成
多数をもって
修正
議決すべきものと決しました。 なお、
本案
に対し
附帯決議
が付されたことを申し添えます。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
河野洋平
21
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
修正
であります。
本案
を
委員長報告
のとおり決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野洋平
22
○
議長
(
河野洋平
君)
起立
多数。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり
修正
議決いたしました。
————◇—————
河野洋平
23
○
議長
(
河野洋平
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後一時二十分散会
————◇—————
出席国務大臣
法務大臣
鳩山
邦夫君
文部科学大臣
渡海紀三朗
君
経済産業大臣
甘利
明君
国土交通大臣
冬柴
鐵三君