○吉井
委員 なぜかというのは、いまいちよくわからないんですね、今の話じゃ。
私は、やみ金
関係の方は、かつて財金でやみ金
規制法をやったときに貸金業法
関係は取り上げたこともありますから、あとの二つの大きな、風営法
関係とそれから建設業法
関係でふえておりますから、そこに絞ってきょうは質問したいと思うんですが、いずれも、やはり
関係する
行政機関と
警察とがよく緊密に連携をとって取り組んでいくということが大事な分野だと思うんです。
風営法
関係でいいますと、これまでも取り上げてまいりましたけれ
ども、兵庫県警、大阪府警にかかわるところで、ビジネスホテルを装った偽装ビジネスホテル、
実態ラブホテルという問題ですね。
警察と
関係する
行政機関と連携して、あらゆる方法を駆使して悪徳業者の取り締まりをやらぬものですから、小学校の真ん前に三カ所も偽装ラブホテルができてしまう。
暴力団を含む業者が風営法とか旅館業法のすき間を縫って、そしてビジネスホテルを偽装して
実態ラブホテルというのをやっていく、こういうやり方が許されてくると、結局、
暴力団が風営法
関係を
資金源とするおそれがまた出てくるわけです。さらに、そこでのネット売春の問題なんかも出てきますから、幾ら何でも小学校の真ん前にこういうものを放置しておいていいわけはありません。
この間、実は私は、兵庫県の方から、地元の方からお話を聞いたので、リゾートホテルというのを建てるというんですね。しかし、現場を見て、昔、大臣な
どもかかわられたと思うんですけれ
ども、リゾート法、三点セットがありますね、スキー場とテニスコートとリゾートホテルないしマンション。海の方へ行けばマリンスポーツがあり、テニスコートがあり、そしてリゾートホテル、マンション。ここに私は行ってあきれたんですが、これは住宅街と工場街の接したところの空き地なんですね。幾ら神戸といっても海ははるかに遠いところですから、マリンスポーツなんかは
関係ないんですね。リゾートホテル建設だなどと言って、要するにラブホテルをつくろうとしているんですね。だから、これは東灘区の魚崎にありますが、まだまだ手ぬるいと思うんです。
大阪では、この前取り上げましたように、小学校の真ん前にこういうものが三軒もできているんですが、大阪府警と大阪府なり市の
関係機関と協力してやはり本来やっていかなきゃいけないはずなのに、十分じゃないんじゃないか。あらゆる知恵を使い、
法律や
関係行政機関との協力で、風俗営業
関係についても、
暴力団対策のためにもこういう異常なあり方というものについてはやはり徹底して取り組むということが必要ではないかと思うんです。
その点について、大阪の方はこの間取り上げましたから、その後、
警察庁として一体どうやっておられるかを伺っておきたいと思います。