○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎でございます。
この七月の
参議院選挙によりまして、新潟の方から国政に参画をさせていただくことになりました。
渡辺委員長は我がふるさと新潟県の政治家の大先輩でございまして、同じこの
委員会にこうやって
質問の機会を得ることを感謝をしております。
質問を始める前に、中越沖地震のお話を少し差し上げたいと思います。
七月十六日の日は、実は
参議院選挙のさなかでございまして、よもやこうした選挙のさなかに地震が襲ってくるということは、私も予想もしませんでした。その意味で、本当にこの被災地の声を国政に届ける重要性というのを痛感をした次第であります。
今ちょっとお席にいらっしゃらないので残念でありますが、
甘利大臣におかれましても被災地に早速駆け付けていただいて、いろんな形で御支援のお願いをし、今実践をしていただいているわけですが、もう正にこれから、地震の被災地の復旧復興これからでありますので、引き続き
政府の方、一丸となってこの点についても御尽力をいただきたいというふうに思います。
そんな被災地にとりまして大変にうれしい
法律案が先週の金曜日に可決をいたしました。被災者生活再建支援法であります。ねじれ国会と言われる中で、与野党が真に
国民の生活、それを考えてお互いに歩み寄ったということによる成果の私は大きな象徴だと思っております。是非これからも、民主党の
皆様にも今後の国会においてまたこうした歩み寄りをしていただいて、
国民の生活のために役立つ
法律案の可決に御協力をいただければというふうに思う次第であります。
それでは、時間も限られておりますので、
質問に入らせていただきたいというふうに思います。
まず、
消費者生活
製品安全法に関連をして御
質問をいたします。
先ほども民主党の
委員の方から、経年劣化についての定義ですとか、そうしたことを御
質問がありました。私、正直、この
委員会に来るまで経年劣化という言葉を知りませんでした。大変にお恥ずかしいことでありますが、なかなかなじみのない言葉ではないかなというふうに思います。やはり
消費者にとって、
日本の
製品というのは安全だというような理解が通常あって、長期の使用に伴う事故が本当に起きるということは余り予想してなかったのかな、それが実際いろんな形でこうした事故が起きてきたことを今
認識をしてこうした
法改正に臨まれるわけでありますけれども、そもそも、今回この時期に、この経年劣化を含めた新しい
制度を見直されるということを今なぜやるのか、もっと言えば、前回の
法律改正の時点にでも既に経年劣化という問題は起きていたわけですから、前回の
法律改正の時点でこうしたことも踏まえて、今回の
法改正を考えてもよかったのではないかというふうに思うところであります。
その点について、なぜ今回この時期にこの
法律改正をやることの意義があるのか、これを政
務官からお話しいただければと思います。