○藤田幸久君 時間の
関係で、もう一つ紹介したいのは、ニューヨークの事例でございますけれ
ども、このパネルをやはりごらんをいただきたいと思います。(資料提示)
一枚目が、よく出てくる写真でございますけれ
ども、この二つのタワーがハイジャックされた飛行機に突っ込まれたと。突っ込まれた直後なら分かるんですけれ
ども、時間がたってから、これは、相当の距離に建物の物体が飛来しています。百五十メートルとか。爆発したかのようにいろんなものが、残骸が飛んでいるこの映像でございます。
その次の写真、これはたまたま本から持ってきたんですが、つまりこの二つのタワーからこれだけ遠いところまで飛んでいるんです。すごい距離飛んでいるんです、このいろんな残骸が。
それから、これ三つ目の写真ですけれ
ども、実は実際の救助
活動に当たった消防士がビデオ上で実際に生に
発言をしている部分、今日は映像が使えないんで写真でございますけれ
ども、これは翻訳したものですけれ
ども、まるでだれかがこのビルを解体するために計画的に爆発させたようだと、これは消防士が言っているんです。
それからその次の、これ同じ消防士の方々ですが、ボン、ボン、ボンと次々と爆発していったという証言をしております。
それから、実は
日本政府も
関係をして、国土交通省と消防庁の方々が
参加をした調査団が実は行っております。調査団に
参加をした方々が
日本人の女性にインタビューをいたしまして、そうしましたらその
日本の女性の方が、実は自分が逃げていく段階において爆発があったということをおっしゃっておられるんですね。これが消防庁及び国土交通省が
参加をした
報告書にも出ているんです。
それからもう一つ、この次の写真、これ見ていただきたいと思います。
これは、実はよくツインタワーと言われていますように南のタワーと北のタワーのみが飛行機が突っ込んで崩壊したと言われておりますが、その第一、第二のタワーからワンブロック離れたところに第七ビルというのがございます。これは先ほどお見せした地図、この地図に出ていますけれ
ども、第七ビルというのがブロック離れたところに出ています。あるんです。
この第七ビルが、飛行機が突っ込んでから、朝ですね、現地時間で、七時間たった夕方、この今の第七ビルというものが崩壊しているんですね。崩壊したというのはこれ映像見ていただければ非常にはっきりするんですが、この写真ですけれ
ども、この写真の、ビルが四十数階ですけれ
ども、ごらんください、こういう形で落ちているんです。五・何秒かで落ちているんです。五、六秒で。つまり、真空において自然落下したぐらいのスピードでこの写真の建物がすとんと、歌舞伎のせり舞台を、せりが落ちるようにすとんと落ちているんです。しかも、この原形のまま崩れずに対称性を持ったまますとんとこれ落ちているんです。飛行機は突っ込んでないんですよ。火災によって七時間後にこんなビルがすとんと落ちているということがあり得るかと。
実は、これは九・一一コミッションレポートという
アメリカ政府、議会が作ったレポートですけれ
ども、これは二〇〇四年七月にできたレポートです。このレポートに何と今私が申しました第七ビルの崩壊のことは触れられてないんです。触れられてないんです、この中に、一切。
それから、FEMAという危機管理の専門の団体がありますが、FEMAも調査をしましたが、そのFEMAの調査のレポートにおいてもこの第七ビルについて説明がされてないんです。
これは、実は、もういろいろな方々が、この
政府のあるいは議会のレポートも含めまして、この第七ビルというのが一番典型的でございます、これはおかしいだろうと、これはやはり多くの犠牲も出たことでございますから、調査をすべきだというふうに言われておるわけでございます。
それからもう一つ、時間の
関係で、プットオプションについて申し上げたいと思います。
実は、この九・一一の直前に、つまり九月の六、七、八、九のウイークデーでございますけれ
ども、このハイジャックされたUAという
航空機の会社とそれから
アメリカン
航空それからこのツインタワーの大きなテナントでありますメリルリンチそれからもう一つの会社に対してプットオプションが掛けられている。プットオプションというのは、後で浅尾さんにお聞きしたいと思いますけれ
ども、要するにインサイダー情報を得て、このUAの株それからAAの株が下がることによってぼろもうけをしているんです。
しかも、ぼろもうけをして、そういうことがあったということについて当時のドイツの連銀総裁、日銀総裁に当たる方ですが、エルンスト・ヴェルテケという方が、ニューヨークとワシントンの攻撃にかかわった人々が欧州の証券市場のテロ・インサイダー取引にかかわって利益を得ようとした多くの事実が明らかになっていると。直前に
航空会社、保険会社、商社や金や石油市場の不可解な売買が行われていると連邦銀行の総裁がここまでおっしゃっているんです。
そこで、
財務大臣、済みません、お待たせをしました。こういうプットオプションが、こういうことが行われたということはこれ大変重大な事実でございまして、こういったことが行われたということについて、当時担当でなかったかもしれませんけれ
ども、
政府として情報をお持ちであったのか、あるいはこういったことが起こったということに対してどういうふうにお
考えかということを額賀
財務大臣にお聞きしたいと思います。