○額賀国務
大臣 発言の機会をいただきまして、感謝を申し上げます。
十一月二十二日の
委員会におきまして、これは参議院の
委員会でありますけれども、民主党の辻
委員から、私が
平成十八年十二月四日に濱田家で行われたジム・アワー氏の宴席に
出席していたはずだとする御質問がありましたけれども、これは全くの事実無根でございます。
当日
出席をした八名の方については、逮捕された二名を除いて、私が
出席していないことをすべて確認いたしております。
まず、十二月四日はジェームス・アワー氏を慰労する会合であったと聞いておりますけれども、その主賓のジェームス・アワー氏自身が十一月三十日に記者会見をされまして、私が宴席に
出席した事実はないと明言をしております。その上、私とは、面識はあるけれども、朝食も昼食も夕食も、一回もとったことがないと断言をしております。と同時に、主催者である国際研修交流センターの
理事長も、
出席していないと断言をいたしておるわけであります。
さらに、十二月四日の私の日程について、客観的な証拠を明らかにした上で大島理森
国会対策
委員長に御
説明をし、同
委員長から、報道機関を通じて
国民の皆様方に
説明をさせていただきました。
私が大島国対
委員長を通じて御
説明申し上げましたのは、第三者的な客観的な検証を経た上で
国民の皆様方に御
説明することが適当であろうと判断をし、客観的な資料を国対
委員長に示し、御納得いただいたものを報道関係各位に公表したものであります。
大島国対
委員長の記者会見の後、民主党の山岡国対
委員長から、デジカメのデータは偽造であるかのような発言がありましたけれども、公党の責任ある立場の発言とは思えない、残念な思いがいたします。
その私の日程については、さらに詳しく申し上げれば、プライベートなことも申し上げて私は真実を明らかにしたつもりでございます。
十二月四日の日程については、当日午後五時半ごろ、私は、家族と家族の友人らと、知人も含めて銀座のホテルで夕食をとりました。会食は午後六時過ぎに始まりまして、一時間ぐらいの後に記念の撮影をしました。これはちゃんと時刻が表明されております。
午後八時ごろに、会食した皆さん方と写真撮影を終了した後、永田町で行われていた勉強会に向かいました。その勉強会は七時から始まっておりまして、私が行ったときは既に始まっておりました。録音テープをとっておりまして、いろいろな
議論がなされているわけであります。勉強会は午後十時過ぎまで行っており、最後まで参加者の皆さんと一緒にいました。
この勉強会は、安全保障の問題で、元防衛施設庁の長官をしていた宝珠山さんが講師を務めておりました。そして、既に本人の了解をとって、例えば学習院女子大学の畠山先生とか、何人かのお名前は明らかにしております。私のところに手紙をくれております。事実関係を明らかにしてしっかりと頑張ってください。我々は、日米同盟とか安全保障の問題を真剣に
議論してきた、そういう話でございます。
これに対しまして、民主党の発表された調査結果は、客観的な事実とそごがあると思います。
すなわち、十一月二十七日に発表した民主党の聞き取り結果によれば、守屋前次官は、エネルギー庁の日下氏に誘われて行った、日下氏とは一緒に米国に行ったので親交もあると電話で述べたと
説明しております。しかし、守屋前次官が逮捕された日に放送されたTBSのニュース特番でのインタビューでは、額賀氏の先輩の、財団の金子さんから、電話で、アワーが来るから来ないかと誘われてお受けしたと記憶していると述べております。
それから、先日のテレビ番組で、山岡国対
委員長が守屋前次官から聞き取ったと言われる十二月四日の席次を表にしましたけれども、これは新聞にも出ておったと記憶しておりますけれども、その
出席者は十一名以上というふうに聞いております。私どもの確認したところでは八人でございます。
さらに、守屋前次官の証人喚問における証言については、不確定な事実に基づくような印象の中で守屋次官が話をされて、不確定なことでもいいから、だれだれであるというふうに思いますという形でしゃべってくださいということから始まっております。
十一月二十九日付の読売新聞記事においては、証人喚問で、宮崎容疑者との宴席に同席した政治家として額賀
財務相、久間章生元防衛相の名前を出した
理由は。その答えは、記憶が間違っていることもある、御迷惑をかけたくないと言ってきたんだ、でも、言えって話だから。額賀
財務相らが行っていないって言うから、今は、間違っていたんじゃないかと今度は不安になった、そういうインタビュー記事が載っております。
私は、自分で、十二月四日については真剣に、自分の日程、長官時代の運行表、ジム・アワーさんとのかかわり、すべてのことを調査した結果、これまで、どの
委員会においても、今述べたようなことを申し上げてきたわけであります。
きょうあたりの雑誌では、額賀は宴席に出ていなかった、そういう報道がちまたの雑誌でも見られるようになりました。
国民の皆さん方は、きっと私の潔白を信じてくれると思っております。
ありがとうございました。